Windows,WindowsUpdate

前回のあらすじ。FlashパッチがあるとWindows8.1でもWU確認に時間が掛かる場合がある?

これまでWin8.1のアップデートは結構すんなりいっていたそうですが、2016/10月のFlashアップデート以降、えらく時間が掛かるようになったとの報告が出ております。

この問題はKB3172614に含まれる最新のWUクラを使うことで打開出来たとの報告が2chで出ております。Win7でいうところのWin32k.sys的な挙動が、Win8.1だとFlashパッチで起こっている感じでしょうか…

KB3172614にはテレメトリ/Win10関連が含まれているため、それらを気にしない方でしたらKB3172614を適用することで、今後、確認に時間が掛かる問題は打開可能かと思われます。

Win8.1で古いWUクラを使いたい場合、憶測で恐縮ですが、WU確認前にFlashパッチの先入れで打開可能かもしれません。打開できなかったらごめんなさい…

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【アプデ】 Windows UpdateにFlashの更新(KB3201860)が配信、Win8.1環境だと確認に時間が掛かる場合がある
【アプデ】 2016/07/22、ロールアップパッチKB3172605(Win7用)/KB3172614(Win8.1用)配信。Win10関連入り [Update:1、テレメトリもあるよ!]
【Win8.1】 Win10へのアプグレ用ファイルが無いと思われるWUクライアント
【Win7】 WindowsUpdateにWin10へのアプグレ項目はいつ追加されたのか

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2016/11/09に配信されたKBザックリまとめです。大きな注意事項として、2016年10月度からWin7/8.1もセキュリティパッチが1本化されるという劣化仕様になりました。

その月のOSのセキュリティアップデートのみを当てたい方はMicrosoft Update Catalogに配信分の「セキュリティのみの品質更新プログラム」をダウンロードしてきて手動で適用してください。(記事内に直リンク有)

この記事は不具合等が見つかった場合、随時更新いたします。

以下、2016/11/09配信分のザックリ説明(Win7/8.1向け)&ファイルの直リンクになります。OfficeやらSkypeやらは割愛(何か致命的な問題等があれば追記or別途記事にします)。

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更新履歴
① KB890830の直リンク先が間違っていたので修正
② KB3197867/KB3197868にIEの不具合と対処方法を記載
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WindowsUpdate,雑記

2016/11月度のパッチにもWin32k.sysが含まれております。確認時間問題が修正されていないWUクラ(Win7@KB2887535)だと、2016/11月度はどれくらい時間が掛かるのか。はいやってみました。

i5 3570K@4.2GHzで9時間掛かりました。草生える。

2016/10月度は4時間26分でした。ほぼ倍になっていますね!このまま倍々ゲームが続くなら、次もWin32k.sysが含まれていると18時間になる可能性が…オラワクワクしてきたぞ!

時間が掛かる問題の打開策は

・諦めて2016/6月度のオプションロールアップKB3161608や、2016/7月度のオプションロールアップパッチKB3172605に含まれる確認時間問題が修正されたWindowsUpdateクライアントを使う。ただしWin10関連、テレメトリ入り(KB3161608/3172605のインスコが上手くいかない場合、KB3177467を入れるとインスコできるようになるそうです。KB3177467の直リンクはこちら⇒ Win7用 64bit / 32bit)
・バイバイWUクラ!必要なパッチはMicrosoft Update Catalogから手動で全部拾ってくるわ!
・気合で確認を待つ

のいずれかになります。
(他にもKB3172605からWUクラだけを抽出したものなんてものが海外で出回っておりますが、自分はノータッチなので詳しくはわかりません。ご利用の際は自己責任でどうぞ。Win10関連と思われる「Wu.upgrade.ps.dll」「Winsetupui.dll」は残ったままになっているそうですが、KB3172605に付随するテレメトリは回避できるそうです)

あと、2016/11月度はWin8.1でも確認に数時間掛かる場合があるそうです。すんなり行っている報告もあり、詳しい原因はわかりません。が、2016/10月末にFLASHパッチが単品で配信されたときにも同じことが起こっていたので、FLASHパッチだけ先入れすれば打開できるかもしれません。できなかったらごめんなさい。 (2016/11/12追記:Win8.1でWU確認に時間が掛かる問題について書きました)

パッチの各直リンクは2016/11月度のWU記事をご参照くださいませ。

2017/4/12追記
テレメトリ無しのWUクラ(KB4015546(Win7) / KB4015547(Win8.1))も出てきました。詳細は下記の記事をご参照くださいませ。
【アプデ】 Windows Update 2017年4月度 注意事項と各KBメモと直リンク

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【アプデ】 WindowsUpdateの確認時間を短縮する方法 [終了のお知らせ]
【Win】 WindowsUpdateで入れなくても良いKBリスト

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2016/11/02にWin10関連パッチのKB2976978(Win8.1用)が配信されました。今回はKB2952664(Win7用)の配信は無く、Win8.1のみのようです。

前回の配信は2016/10/05だったので約1ヶ月ぶりっすね。Win10アプグレキャンペーン再開の前触れなのか、互換診断情報を送信するテレメトリ的なものとして引き続き活動しているだけなのか。

何にしてもこのパッチを入れたところで何も良いことはありません。所謂ただのテレメトリで、このパッチでシステムの互換診断なんてしても、CPUの無駄遣いで電力を消費されるだけです。「MSに協力したい!」って人はご自由にどうぞ。

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2016/10/28、WUにFlashの更新(KB3201860)が配信されました。が、Win8.1だと確認に時間が掛かる場合があるとの報告がチラホラ。環境によっては1分で終わる場合もあれば、1時間以上掛かる場合もあるようで、原因は不明です。

Win8.1へのWU配信はFlash1個だそうですが、何故確認に時間が掛かるのか…謎い…

直接MSカタログからダウンロードしたい人は↓の64bit or 32bitをクリックしてどうぞ。

KB3201860ファイル直リンク: 8.1用 64bit / 32bit | その他のエディション
Win8.1/10にのみ配信。FLASHのセキュリティアップデート。

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Win7/Linuxのデュアルブート環境で、2016/10月度配信のKB3185330を適用しようとすると、失敗するとの情報をを頂きましたのでご紹介。

今回一番サイズの大きいKB3185330は、パッチ適用の際に起動パーティションへ一時ファイルを書き込もうとする暴挙をなさるようで、通常なら問題ありませんがデュアルブート環境だとBIOSでの設定変更やブートローダー(GRUB等)を一旦削除するなどしてWindowsパーティションを直接ブートしない限り、WUクライアント経由でもカタログからの個別ダウンロードでもパッチ適用に失敗してしまいます。

http://answers.microsoft.com/en-us/windows/forum/windows_7-update/updates-kb3185278-and-kb3185330-fail-to-install/38a27060-460f-48b8-a37f-7e28fadefcc2?page=2

デュアル/マルチブート勢はお気をつけくださいませ。この問題の発生条件と解決方法は

https://support.microsoft.com/ja-jp/kb/3033929

↑のページの「このセキュリティ更新プログラムに関する既知の問題」をご参照くださいませ。

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【アプデ】 Windows Update 2016年10月度 注意事項と各KBメモと直リンク

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2016/10/19、WindowsUpdateにオプションのロールアップパッチKB3192403(Win7用)/KB3192404(Win8.1用)が配信されました。以下、両パッチのザックリ説明になります。

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2016/10/12に配信されたKBザックリまとめです。大きな注意事項として、2016年10月度からWin7/8.1もセキュリティパッチが1本化されるという劣化仕様になりました。

その月のOSのセキュリティアップデートのみを当てたい方はMicrosoft Update Catalogに配信分の「セキュリティのみの品質更新プログラム」をダウンロードしてきて手動で適用してください。(記事内に直リンク有)

WindowsUpdateクライアントに配信される「セキュリティマンスリー品質ロールアップ」は、その月のセキュリティアップデートだけでなく過去の非セキュリティアップデートも付加されます。(2016年10月分は9月の非セキュリティアップデートがくっついてくるそうです。今後、過去どこまで遡ってくっついてくるようになるかは不明)

つまり、適用したくない非セキュリティアップデート(例:テレメトリ等)が出てきた場合、WindowsUpdateクライアントに配信分のOSのセキュリティアップデート(セキュリティマンスリー品質ロールアップ)は糞パッチの抱き合わせ確率が高くなります。

Microsoft Update CatalogとWindowsUpdateクライアントに配信される分の違いに関しての詳細は、下記の記事をご一読くださいませ。

Windows 7 および Windows 8.1 のサービス モデル変更についての追加情報
https://blogs.technet.microsoft.com/jpsecurity/2016/10/11/more-on-windows-7-and-windows-8-1-servicing-changes/

糞パッチを回避するための暫定的な提案は

・OSのセキュリティアップデートはMicrosoft Update Catalogから落としてきて適用(WindowsUpdateクライアントに配信される「セキュリティマンスリー品質ロールアップ」は非表示)
・.NETやOfficeやFlash等、その他のパッチはこれまで通りWindowsUpdateクライアントから適用

ってのが楽ちんでしょうか…。何が必要か判断できる人はWUクラを投げ捨てて、全てMicrosoft Update Catalogから拾ってくるのでも良いと思います。

以下、2016/10/12配信分のザックリ説明(Win7/8.1向け)&ファイルの直リンクになります。OfficeやらSkypeやらは割愛(何か致命的な問題等があれば追記or別途記事にします)。

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更新履歴
① Win32k.sysの有無の記載を削除
② MS16-118(いつものIEの修正)に備考を追記
③ MS16-118(いつものIEの修正)に不具合情報を追記
④ KB3192391をインストールの際の注意事項を記載。古いWUクラをお使いの方は先入れ手順の方法でないと上手くいかない場合があるかもしれません
⑤ .NET、Silverlight、FLASH、悪意のあるうんたらの直リンクを追加。一応KB3185330/3185331の直リンクも
⑥ デュアルブート環境だとKB3185330の適用が失敗する場合がある模様。詳細はこちらの記事をご参照くださいませ
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Windows,WindowsUpdate

毎度ご利用ありがとうございます。WindowsUpdateの確認時間を短縮するための先入れ記事でございます。2016/10月度から先入れ方法が実質死亡いたしました。

以下、KB3192391(MSカタログ産セキュリティパッチ)とKB3185330(WUクラ産セキュリティパッチ)についてご存知という前提での内容になります。詳細は2016/10月度のWU記事をご参照くださいませ。

で、いつも通り、Win32k.sysが含まれているパッチKB3192391(MSカタログ産)を入れてWU確認をすれば良いと思っていたのですがダメでした。ダメだった理由はおそらくWUクラに配信されるKB3185330の存在だと思います。

KB3192391はセキュリティのみのアップデートでMSカタログでのみ配信されています。KB3185330はセキュリティマンスリー品質ロールアップと呼ばれており、セキュリティアップデート+9月度のオプションロールアップパッチを含む一本糞パッチでWUクラで配信されています。どちらにも同じWin32k.sysが含まれております。

KB3192391を先入れしても、WUクラにKB3185330を配信しようとして、KB3185330に含まれるWin32k.sysが悪さをしているのだと思います。

WUクラにWin32k.sysを含むパッチが配信されなければ良いと思うので、KB3185330を先入れすれば確認時間の短縮は可能かと思われます。が、わざわざテレメトリやらWin10関連やらを避けてKB2887535のWUクラを使っていた人がKB3185330を入れるかと問われれば疑問です。

ざっと見た限り、2016年10月度のKB3185330にはテレメトリ関連等は無さそうですが、今後どこかの月でWUクラ上に配信されるセキュリティマンスリー品質ロールアップにテレメトリやらが含まれるようになるのはほぼ確実かと思われます。

今後、WindowsUpdateの確認時間の打開策は

・諦めて2016/6月度のオプションロールアップKB3161608や、2016/7月度のオプションロールアップパッチKB3172605に含まれる確認時間問題が修正されたWindowsUpdateクライアントを使う。ただしWin10関連、テレメトリ入り(KB3161608/3172605のインスコが上手くいかない場合、KB3177467を入れるとインスコできるようになるそうです。KB3177467の直リンクはこちら⇒ Win7用 64bit / 32bit)
・バイバイWUクラ!必要なパッチはMicrosoft Update Catalogから手動で全部拾ってくるわ!
・気合で確認を待つ(2016年10月度はi5 3570K@4.2GHzで4時間26分掛かりました(白目))

のいずれかでしょうか…。割とどうしようもありません/(^o^)\

(他にもKB3172605からWUクラだけを抽出したものなんてものが海外で出回っておりますが、自分はノータッチなので詳しくはわかりません。ご利用の際は自己責任でどうぞ。Win10関連と思われる「Wu.upgrade.ps.dll」「Winsetupui.dll」は残ったままになっているそうですが、KB3172605に付随するテレメトリは回避できるそうです)

2017/4/12追記
テレメトリ無しのWUクラ(KB4015546(Win7) / KB4015547(Win8.1))も出てきました。詳細は下記の記事をご参照くださいませ。
【アプデ】 Windows Update 2017年4月度 注意事項と各KBメモと直リンク

備考
下記の手順は2016/9月度まで通用した短縮方法です。一応書き残しておきます。win32k.sysに関係なく、Microsoft Update Catalogから拾ってきたパッチの手動インスコが上手くいかなかったときは、この方法で打開できるかもしれません。

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2016/10/6にKB3197356が配信されました。中身はKB3194496とほぼ同じで、KB3197356ではEdgeの不具合修正が追加されております。

で、こちらのパッチ、環境によってはインストールが完了するまでにものすごく時間が掛かる問題が出ております。具体的な解決策はなく、ただ待つのみとなります。

また、環境によってはインストール自体が失敗する場合もある模様。インストールが上手くいかない場合、ぼくんちのTV別館さんの記事を参考にスクリプトを使ってインストールするか、スルーしてMSの修正待ちとなります。

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【アプデ】 Windows10用パッチKB3189866のアップデートが進まなくなる不具合が出ているらしい。と、手動インストール用パッチの直リンク

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2016/10/05にWin10関連パッチのKB2952664(Win7用)/KB2976978(Win8.1用)が配信されました。なんといいますかお久しぶりっすね。

具体的に何がどう変更されたのかはわかりません。また何かしらのWin10アプグレキャンペーンでも始まるのか、互換診断情報を送信するだけのただのテレメトリ的なものになったのか。

いずれにしてもこのパッチを入れたところで何も良いことはありません。このパッチでシステムの互換診断なんてしても、CPUの無駄遣いで電力を消費されるだけです。

以下、この2パッチについての既報になります。もし、インストールしてしまって、削除したい人は参考にどうぞ。

KB2952664(Win7用)は何回アンインストールしても消えない場合があります。この症状に陥ってしまった場合、数回から多くて数十回、繰り返しアンインストールしないと消えません。アンインストールするには

アンインストール ⇒ 再起動せずにリストを確認 ⇒ あったらまたアンインストール、無くなるまでやる、無くなったら再起動

この手順でお試しくださいませ。あるいはBATファイルで処理するのも手です。

KB2976978(Win8.1用)はアンインストールをしても最終的に残る場合があります。これはMSのサイトで公開されている『最初からKB2976978入りのWindows8.1 ISO』を使ってWindows8.1をインストールした場合に起こります。

関連記事
【Win】 WindowsUpdateで入れなくても良いKBリスト

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(ソース:http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/win/1474054199/584-)

上記の不具合だけでなく、2週間前にもあった環境によってアップデートが進まなくなる病持ちの模様。すんなり行く場合もあって、具体的に何が悪さをしているのかは判明しておりません。

既にインストールしてしまって、何かしらの不具合が出てしまっている方はぼくんちのTV別館さんの記事が解決の糸口になるかと思いますので是非ご一読をば。

まだ未インストールの方は、修正版が出るのを待つもよし、挑戦するもよし、判断はお任せいたします。

しっかし、こうも連続して糞パッチが配信されると、如何に10Homeの強制自動アプデ仕様が欠陥であるかMS自ら証明してしまっている件。

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