Threadripper PRO 7995WXのベンチマーク結果公開。最強のマルチコアキング爆誕。Cinebench R23で十万超え

CPU

Ryzen Threadripper PRO 7000 WX Series

先日、AMDから発表された最大96C192TのRyzen Threadripper PRO 7000 WXシリーズですが、海外メディアのPCMagによりさっそくベンチマークが行われました。

ベンチマークに使用されたのは96C192TのRyzen Threadripper PRO 7995WXを搭載したDell Precision 7875、56C112TのIntel Xeon w9-3495Xを搭載したHP Z8Fury G5、64C128TのRyzen Threadripper PRO 5995WXを搭載したLenovo ThinkStation P620。

ベンチマークテストセットアップ
ベンチマークテストセットアップ

これら3台のワークステーションPCでのベンチマーク結果が以下になります。

Cinebench R23: 7995WX 100,291ポイント
Cinebench R23: 7995WX 100,291ポイント

Blender: 7995WX 22秒
Blender: 7995WX 22秒

Cinebench R23の結果は、Threadripper PRO 7995WXが100,291ポイント、Xeon w9-3495Xが55,309ポイント、Threadripper PRO 5995WXが64,405ポイントと、Threadripper PRO 7995WXがぶっちぎりの10万超えのスコアを見せています。

Blenderでのレンダリング速度は、Threadripper PRO 7995WXが22秒、Xeon w9-3495Xが50秒、Threadripper PRO 5995WXが43秒と、アプリケーションの動作においてもThreadripper PRO 7995WXが約2倍差という圧倒的な速さを見せました。

これらの結果から、PCMagはThreadripper PRO 7995WXを「ワークステーション性能における新たなマルチコアキング」と呼んでいます。

Threadripper,Zen4

Posted by にっち