【GPU】 ライザーケーブルの違いによるGPUベンチマーク

GPU

海外メディアのVideoCardzライザーケーブルの違いによるGPUベンチマークを公開しました。安物と高級品でどれくらいスコアに影響が出てくるのか。

まずは検証に使用するケーブルがこちら。

・Bitcoin USB

・Cheap #1 ~ #4

・TT Premium

・Lian-Li 30cm / Lian-Li 38cm

下二つのTT PremiumとLian-Li 30cm / 38cmが高級品で他は安物です。Cheap #4には 「300mm 65-80USD」 「380mm 65-80USD」 と書かれていますが、これはおそらくLian-Liのお値段で、誤記かと思われます。

これらのライザーケーブルを使って取ったベンチマーク結果が下記になります。


(Daisyはケーブル同士を連結したときのスコア。詳細は書かれていませんでしたが、TT+Lian-Liに限っては計128cm)

補助電源が必要なGTX 1080 Tiでのスコアは、PCIe x16のライザーケーブルではどれも大きな差は出ませんでした。しかし、補助電源が不要で電力はマザー供給のみのGTX 1050だと、

Cheap #1 ~ #4のチャチいケーブルはガッツリとスコアが下がりました。一方で、TT PremiumとLian-Liの高級ケーブルはしっかりとスコアを保てました。TT PremiumとLian-Liは自社のケーブル同士で珠繋ぎにしてもスコアが変わらない部分にその品質があらわれています。

お値段は張りますが、TT Premium(AC-045-CN1OTN-C1)やLian-Li Premium(PW-PCIE3x-1)といった高級ケーブルは、どんなカードでも最大級のパフォーマンスを追及したい人にはベストな選択肢と言えるでしょう。

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Lian Li PC-O/DKシリーズ専用PCI-Expressライザーケーブル GEN.3対応 38cm PW-PCIE38-1

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