【ゲーム】 ゲームエンジンのUnityが5.6 Betaを公開、Vulkanをサポート | VulkanといえばLinuxではどうなったのか、Windowsとの差は
(Source:Unity 5.6 beta is now available)
＜ザックリ意訳＞
私たちはUnity 5.6 Betaを公開しました。このバージョンではVulkan APIをサポートしており、Vulkanによってレンダリングパフォーマンスが最大60％向上しました。Betaの取れた正式なバージョンは2017年3月に公開を予定しています。
Windows / Linux / Androidなど、マルチプラットフォームへの対応を売りの一つにしているUnityがVulkanをサポートしだしたそうです。ゲームデベロッパの方々は是非ともVulkanを採用して、OS縛りの無いゲームを作っていただきいところです。
ところで、2016年2月にVulkanが公開されて以降、Linux対応のVulkanゲームがどれだけあるのか気になりませんか。気になります。
教えてWikipeia先生！Vulkanゲームリストがこちら！はいドン！！
(Source:https://en.wikipedia.org/wiki/List_of_games_with_Vulkan_support)
Linux対応は2タイトル…………。ま、まぁ、まだVulkanが正式に公開されて1年も経っていませんしね、うん、はい……タイトルの増加は今後に期待しましょう！
あと、もう一点気になるのがパフォーマンス。Vulkanを使ったとき、WindowsとLinuxでパフォーマンスにどういった差異が生じるのか。Dota 2でのベンチマーク結果がこちら。
Avg FPSは最高画質設定ではWindowsの勝ち、最低画質設定ではLinuxの勝ちというおもしろい結果になっています。
しかし、動画内では 「WindowsのVulkanはスタッターが発生したりハングしたりと散々だった。一方、Linuxの方は安定していた」 と語っているため(字幕の読み間違い、発音の聞き間違いでなければ……)、Windows側はまだまだ最適化の余地と伸び代があるのかもしれません。
Vulkan対決は完全とは言いがたいものがありますが、Linux + VulkanでWindowsのDX9 / DX11をぶっちぎっている結果は、Linux好きには朗報と言えるでしょう。
がんばれVulkan！
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