Core i7-14700K、前世代から性能向上するも消費電力も増加。Core i7-13700Kよりコア数が増えたため仕方なしか
Intel第14世代Raptor Lake RefreshとなるCore i7-14700Kですが、前世代から性能が向上している一方で消費電力も増加している模様です。海外メディアのWCCF TECHが報じました。
中国bilibiliの動画投稿者、T小白氏によりCore i7-14700Kのベンチマーク結果がリークされた。T小白氏はNDAの問題を避けるためCore i7-14700Kとは明言しておらず、「Core i7-13700KS」とぼかして言っている。しかし、CPU-ZのスクリーンショットにはCore i7-14700K特有のコア構成『8P + 12E』(8P-Core / 12E-Core)と記されており、Core i7-14700Kであることを示している。 前世代のCore i7-13700KとCore i7-14700Kのスペックを比較すると以下のような具合だ。
Core i7-14700Kは、前世代から4基のE-Coreが増えているほか、最大ターボクロックも200MHz向上している。 Core i7-14700Kのベンチマーク結果は以下だ。
Core i7-14700Kは、Core i7-13700Kと比較してCPU-Zベンチマークでシングル4.2%、マルチ20.6%、Cinebenhc R23でシングル4.4%、マルチ14.2%高いスコアを示した。 AIDA64でストレステストを行ったところ、Core i7-13700Kの消費電力は231.29Wなのに対し、Core i7-14700Kは260.54Wと、約30W、12.6%高くなった。 [Source: WCCF TECH] |
Core i7-14700Kは、前世代から最大20%の性能向上があるものの、その分、消費電力も高くなっています。E-Coreが4基増えて動作クロックも高くなったため、消費電力の増加は仕方なしと言ったところでしょう。