KB5071546などに不具合。MSMQが正常に動作しない。2025年12月のWindows Updateが原因。Windows10、Windows Server 2019 / 2016に影響 [Update 2: MSが修正更新プログラムをリリース]

MicrosoftはWindows10、Windows Server 2016 / 2019環境において、2025年12月のセキュリティ更新プログラムに起因してMSMQが正常に動作しなくなる不具合が発生していることを発表しました。
| 更新履歴 [記事初公開日: 2025/12/16] ① ② 記事の最下部に『Microsoftが修正更新プログラムをリリース』項目を加筆。 [2025/12/19] [New] |
不具合概要
日本時間で2025年12月10日にリリースされたセキュリティ更新プログラムをインストールしたWindows10、Windows Server 2019、Windows Server 2016環境において、Message Queuing (MSMQ)に不具合・障害が発生する恐れがあります。
この不具合は高負荷がかかった状態のクラスター化されたMSMQ環境に影響します。具体的には以下のような不具合などが発生します。
- MSMQキューが非アクティブになる
- IISサイトが「Insufficient resources to perform operation」(「操作を実行するためのリソースが不足しています」的なニュアンス)エラーにより失敗する
- メッセージファイル作成時に「The message file 'C:\Windows\System32\msmq\storage*.mq' cannot be created」(「メッセージファイル○○を作成できません」的なニュアンス)などのエラーが発生する
- 使用可能な十分なストレージ、メモリ領域があるにもかかわらず「There is insufficient disk space or memory」(「ディスク容量またはメモリが不足しています」的なニュアンス)などのログが記録される
Microsoftによると、この不具合はMSMQのセキュリティモデルと、『C:\Windows\System32\MSMQ\storage』フォルダのNTFS権限に導入された変更が原因とのこと。
この不具合が発生するOSおよび不具合を内包する更新プログラムは以下。
- Windows10 22H2
KB5071546 (2025年12月10日 セキュリティ更新プログラム) - Windows Server 2019
KB5071544 (2025年12月10日 セキュリティ更新プログラム) - Windows Server 2016
KB5071543 (2025年12月10日 セキュリティ更新プログラム)
なお、この不具合は、一般的な個人PC / 個人ユーザーが影響を受ける可能性は低く、主に企業・法人・組織といったエンタープライズ環境が影響を受けます。
Microsoftの対応
現在、Microsoftは本不具合の調査を行っているとのことです。
Microsoftが修正更新プログラムをリリース [2025/12/19] [New]
Microsoftが本不具合を修正した更新プログラムをリリースしました。詳細は以下の記事をご覧ください。






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