Core Ultra 7 270K Plus、新たなベンチマーク結果が掲載。Core Ultra 7 265Kとの差は

Intel Arrow Lake RefreshとなるCore Ultra 7 270K Plusの新たなベンチマーク結果がGeekbenchに掲載されました。
2025年12月8日付けで掲載されたベンチマーク結果がこちら。

Geekbench: Core Ultra 7 270K Plus
シングル3235 マルチ21368
Core Ultra 7 270K Plusのスペックは、8P-Core / 16E-Core、P-Coreベースクロック3.7GHz。リザルトには最大動作クロックが5400MHzと記されていますが、Geekbenchの内部データでは5.5GHzを示しています。(これまでのリークでも最大ターボクロックは5.5GHzになるといわれています)
Core Ultra 7 270K Plusのベンチマーク結果は、シングルが3235ポイント、マルチが21368ポイント。既存のCore Ultra 7 265Kと比較すると以下。
| Geekbench 6 | シングル | マルチ |
| Core Ultra 7 270K Plus 8P+16E Pベース3.7GHz ターボ5.5GHz | 3235 | 21368 |
| Core Ultra 7 265K 8P+12E Pベース3.9GHz ターボ5.5GHz | 3065 | 20611 |
Core Ultra 7 270K PlusはCore Ultra 7 265Kからシングルで5.54%、マルチで3.67%高いスコアを示しています。
Core Ultra 7 270K Plusは、Core Ultra 7 265KよりE-Coreが4コア増えているため、もう少しマルチ性能が伸びても良さそうなものですが、上記のリザルトではそこまで大きな伸びは見られません。
なお、Core Ultra 7 270K PlusがGeekbenchに掲載されるのは今回が初めてではありません。記事冒頭でも「新たなベンチマーク結果」と述べているように、過去、2025年10月末にも掲載されました。そのときのリザルトでは約7%高いマルチスコア(22206ポイント)を見せていました。
おそらくは測定環境の違いによる差だと思われますが、何にしてもどちらのスコアも参考程度に見ておいてください。
Arrow Lake Refreshは2026年の発売が予定されており、もうまもなくすればIntelから正式発表されるでしょう。
























