悲報。NANDウェハー契約価格が大幅に値上がり。60％超えも。SSD価格に大きな影響
SSD等に使用されるNANDフラッシュメモリ向けのウェハー価格が大幅に値上がりしています。TrendForceが報じました。
2025年11月のNANDフラッシュメモリの需要は依然として堅調で、AI用途やエンタープライズ向けSSDの受注が大きく牽引した。NANDメーカーは収益性の高いハイエンドおよびエンタープライズ向け製品を優先して生産し、旧世代プロセスの生産を縮小させた。 2025年11月は、前月比でウェハーの契約価格が大幅に上昇し、製品によっては20～60％以上も値上げされた。この値上げは、すべてのNANDチップに波及した。また、ウェハーの供給不足も深刻化している。 短期間でウェハーの供給不足が改善される見込みはないことから、2025年12月の契約価格も引き続き上昇するとみられる。 ― TrendForce |
多くの人がご存知かと思いますが、昨今のAI需要により、SSD / NANDフラッシュメモリ、メモリ / DRAM、HDDなどが値上がりしていっています。
TrendForceによるとNANDフラッシュメモリの製造に使用されるウェハーの契約価格が2025年11月に20～60％以上も値上げされたとのこと。そしてこの値上げ傾向は2025年12月も続くとみられています。
ウェハーの契約価格上昇はそのままSSD製品の価格上昇にも繋がります。すでに市場ではSSD価格が上昇していっており、今後もさらに値上がりしていくでしょう。
もし、SSDを少しでも安く入手したい場合は、1日でも早く購入することです。この価格上昇傾向は、当分の間、改善される見通しが立っていません。
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