GeForce RTX 5000シリーズ、中国で売れ行きが鈍化。値下がり傾向。日本は
中国でGeForce RTX 5000シリーズの売れ行きが鈍化している模様です。
中国語圏フォーラム博板堂のリーカー、低手一号氏は以下のようの述べています。
中国市場において、2025年7月のGeForce RTX 5000シリーズグラボ製品の売れ行きは好調とは言いがたい。売れ行きは鈍化しており、供給量も増加しているため、市場では供給過多の状態が生じやすくなっている。 GeForce RTX 5000シリーズの需給バランスはやや崩れており、供給過多のモデルに関してはある程度値下げして販売されている。特にGeForce RTX 5060 TiとGeForce RTX 5060の2モデルが今月に入ってから値下がり傾向にある。その他のモデルについては今のところある程度安定した価格を維持している。 ― 博板堂, 低手一号 |
中国市場においてGeForce RTX 5000シリーズは、一部モデルで供給過多が生じており、特にGeForce RTX 5060 TiとGeForce RTX 5060が値下がりしている模様です。
日本国内においても、上記2モデルだけに限らず、すべてのモデルにおいて価格がこなれてきており、NVIDIA希望小売価格(MSRP)を下回ってきています。
例えば、GeForce RTX 5090なんかはMSRP税込393,800円とされていますが、発売日当日にこの価格で発売された製品は1つもありませんでした。筆者の知る限りでは少なくとも2025年7月上旬までこの価格以下で販売されているのを見たことがありません。
それが今となっては、Inno3Dの『GeForce RTX 5090 X3』が税込379,990円(+ポイント還元)で買えるようになっています。
発売日初日のようなプレミア価格はもうなくなっているため、消費者としては大分買いやすい状況になっていると言えます。