【Windows11】 WindowsUpdate 2023年12月 不具合情報 - セキュリティ更新プログラム KB5033375 [Update 5]

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2023年12月13日にWindowsUpdateに配信されたWindows11 22H2 / 23H2用セキュリティ更新プログラムKB5033375の不具合情報です。

『悪意のソフトウェア削除ツール』『.NET Framework』などの更新プログラムは割愛しています。以下、2023年12月13日に公開されたセキュリティ更新プログラムの不具合およびその回避策・解決策になります。

更新履歴 [記事初公開日: 2023/12/13]
① ゲームに関連した不具合(ユーザー報告)を加筆。 [2023/12/18]
② Wi-Fiに接続できない不具合(ユーザー報告)を加筆。 [2023/12/19]
③ Wi-Fiに接続できない不具合をMicrosoftが認めたため既知の不具合へ移動・内容を加筆。 [2023/12/20]
④ MicrosoftがWi-Fiに接続できない不具合を修正。回避策の内容を改訂。 [2023/12/20]
⑤ 『ナレーター』アプリが正常に動作しない不具合が修正されたため、回避策の内容を改訂。 [2023/12/22] [New]

Windows11 22H2 / 23H2用セキュリティ更新プログラム: KB5033375

基本情報

KB5033375はWindows11 バージョン22H2 / 23H2用のセキュリティアップデートを含む累積更新プログラムです。この更新プログラムを適用することで脆弱性が修正されます。

▼更新プログラムのハイライト・修正された脆弱性や不具合

  • Windowsの脆弱性を修正
  • KB5033375には、2023年12月5日に配信されたプレビューリリースKB5032288の内容が含まれています

不具合情報

KB5033375には以下の既知の不具合があります。

既知の不具合
不具合概要回避策

Mobile Device Management (MDM)アプリの BitLocker 構成サービスプロバイダー(CSP)ノードで『FixedDrivesEncryptionType』または『SystemDrivesEncryptionType』ポリシー設定を使用すると、一部環境において『Require Device Encryption』設定に65000エラーが誤って表示されることがあります。

このエラーは表示上のエラーで、実際には影響はありません。この不具合はMicrosoft Intuneで発生します。また、サードパーティ製MDMでも影響を受ける可能性があります。

この不具合は、以下のOSに影響します。

  • Client: Windows11 23H2 / 22H2 / 21H2、Windows10 22H2 / 21H2、Windows10 Enterprise LTSC 2019
  • Server: なし

Microsoft Intuneでこの不具合を緩和するには、『Enforce drive encryption type on operating system drives』または『Enforce drive encryption on fixed drives』ポリシーを未構成に設定してください。

Microsoftは不具合の解決に取り組んでおり、今後のアップデートで修正を予定しています。

マルチモニター環境において、Copilot in Windows (プレビュー)を使用すると、アイコンの位置が移動したりズレる場合があります。

Microsoftによると、この不具合が発生する恐れのある環境ではCopilot in Windowsを使用できない(有効にならない)場合があるとのこと。

すでにCopilotが有効になっている環境での具体的な回避策は案内されていません。

Microsoftは不具合の解決に取り組んでおり、今後のアップデートで修正を予定しています。

COLRv1カラーフォントフォーマットが正常にレンダリングされません。

Microsoftから回避策は案内されていません。

Microsoftは不具合の解決に取り組んでおり、今後のアップデートで修正を予定しています。

インストールメディア(ISO)を使用してWindows11 バージョン23H2のインストール時に『ナレーター』アプリが起動しない・応答しない場合があります。

この不具合はインストールメディアからWindows11 23H2をインストールするとき(インストールプロセスの実行中)にのみ発生します。Windows Update経由でWindows11 23H2をインストールする場合には発生しません。

Microsoftによると、Windows11 23H2のインストールが完了すると、再び『ナレーター』が正常に動作するようになるはずとのことです。

詳細は以下の記事参照。
『ナレーター』アプリが動作しない不具合。Windows11 23H2のインストール時に発生

[New]

Microsoftは、2023年12月19日付け(現地時間)で本不具合を修正し、『ナレーター』が正常に動作するようになったWindows11 23H2のISOファイルへと差し替えられました。

詳細は以下の記事参照。
Microsoft、『ナレーター』アプリが動作しない不具合を修正。Windows11 23H2インストール時に発生していた不具合

2023年12月5日のKB5032288以降の更新プログラムをインストールすると、一部環境においてWi-Fiに接続できなくなる場合があります。

この不具合は802.1x認証を使用して企業や教育機関、公共のWi-Fiネットワークに接続しようとした際に発生する場合があります。(ホームネットワークでは発生しません)

詳細は以下の記事参照。
Microsoft、Wi-Fiに接続できない不具合を修正。Windows11にKIRを展開

この不具合はKnown Issue Rollback (KIR / 更新プログラムをアンインストールしなくても問題の部分だけを自動的にロールバックする機能)を使用して修正されます。一般的なPC環境や、企業や組織に管理されていないPC環境の場合、放っておいても最大で24時間以内に自動的に修正されます。PCを再起動すると、早く修正される場合があります。

企業や組織等で管理されているPCでは、以下の特別なグループポリシーをインストールして設定することで解決できます。

インストールするとグループポリシーに『コンピューターの構成』 → 『管理用テンプレート』に『KB5032288 231029_032011 Known Issue Rollback』という項目が追加されます。詳細は『グループ ポリシーを使用して既知の問題ロールバックを展開する方法』(日本語ページは機械翻訳で意味不明な箇所あり。英語ページはこちら)をご覧ください。

ユーザー報告
不具合概要回避策

KB5033375をインストールした一部環境において、ゲームに関連した以下の不具合報告が出ています。

  • ゲーム中にブラウザでYouTube動画を再生できなくなってゲームの音も消える
  • ゲームのフレームレート(fps)が低下する
  • ゲームがカクつく
  • ゲームがランダムにフリーズする

これらの現象はあくまでも一部環境のみで発生しているものであり、すべての環境で発生するものではありません。報告数は今のところ3件のみと非常に少なく、環境依存の可能性が高いものと思われます。

詳細は以下の記事参照。
ゲームがカクつく、fpsが低下するなどの不具合報告。Windows11用KB5033375をインストールしてから

YouTube動画を再生できない不具合は、GeForce 546.33ドライバをインストールすると直ったと報告されています。

カクつきやフリーズはKB5033375をアンインストールすると直ったと報告されています。詳細なアンインストール手順は左記の記事をご覧ください。