【Windows10】 WindowsUpdate 2024年1月 不具合情報 - プレビューリリース KB5034203 [Update 2]

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2024年1月24日にWindowsUpdateに配信されたWindows10用更新プログラムKB5034203の不具合情報です。

月例の翌々週以降に公開・配信される更新プログラムは『プレビューリリース』と呼ばれており、新たなセキュリティアップデートを含んでおらず、不具合の修正や機能改善のみの更新プログラムとなっています。特に問題がなければ次の月例に同梱されます。

『プレビューリリース』は文字通りに早期公開のプレビュー版なため、すぐにでも適用したい不具合の修正がない場合や、人柱になりたくない場合はスルーを推奨いたします。不具合の修正内容の詳細については各更新プログラムのリンク先よりご確認くださいませ。

以下、2024年1月24日に公開された更新プログラムの不具合およびその回避策・解決策になります。

更新履歴 [記事初公開日: 2024/1/24]
① システム準備ツールに影響する既知の不具合を加筆。 [2024/1/24]
② Windows11へのアップグレードに失敗する既知の不具合を加筆。 [2024/2/5] [New]

Windows10 22H2用プレビューリリース: KB5034203

基本情報

KB5034203はWindows10 バージョン22H2用のプレビューリリースと呼ばれる累積更新プログラムです。この更新プログラムを適用することで、機能の改善や不具合の修正などが施されます。ただし、あくまでもプレビュー版であることには注意が必要です。

この更新プログラムに新たな脆弱性の修正は含まれておらず、インストールしなくてもセキュリティ上の問題はありません。

▼機能改善や修正された不具合・更新プログラムのハイライト

  • 一部のプリンターにおいて、プリンターではなくスキャナとしてインストールされる不具合を修正
  • 今後数週間で、ロック画面にリッチな天気予報画面が表示されるようになります
  • 欧州経済領域(EAA)のデジタル市場法(DMA)に取り組んでいます。詳細は『Previewing changes in Windows to comply with the Digital Markets Act in the European Economic Area』のページをご覧ください
  • ポリシーを使用してInternet Explorerのショートカットを削除すると、再びショートカットが表示される不具合を修正
  • Windows Management Instrumentation (WMI)に影響する不具合を修正。この不具合により、CurrentTimeZoneが誤った値に変更されていました
  • FileHashとその他のバイナリフィールドのXPathクエリに影響する不具合を修正。この不具合により、イベントレコードの値が一致しなくなっていました
  • BitLockerのデータのみの暗号化に影響する不具合を修正。この不具合により、Microsoft Intuneなどのモバイルデバイス管理(Mobile Device Management / MDM)サービスが正しいデータを取得できないことがありました
  • Code Integrity Module (ci.dll)の不具合により、PCが応答しなくなる不具合を修正
  • Windows Kernel Vulnerable Driver Blocklistファイル(DriverSiPolicy.p7b)を更新。この更新により、Bring Your Own Vulnerable Driver (BYOVD)攻撃の危険にさらされる恐れがあるドライバをリストに追加しました
  • この更新プログラムにより、更新された署名証明書をセキュアブートDB変数に追加します
  • 既存のRemote Desktopセッションに再接続できなくなる不具合を修正
  • キーボードの言語を変更すると、RemoteAppsに適用されない不具合を修正
  • Windows Local Administrator Password Solution (LAPS) Post Authentication Actions (PAA)に影響する不具合を修正。この不具合により、アクションは猶予期間の終わりではなく、再起動時に発生していました
  • Active Directoryの不具合を修正。この不具合により、IPv6アドレスへのバインド要求に失敗する場合がありました
  • LocalUsersAndGroups CSPに影響する不具合を修正。この不具合により、グループが見つからない場合、グループメンバーシップがの処理が停止しました
  • クラウドプロバイダーが削除要求を拒否してもファイルが削除されることがあった不具合を修正
  • MSIXアプリケーションが開かず、ホストが応答不能になる不具合を修正
  • ターゲットドメインからグループアカウントを選択できない不具合を修正
  • 『Active Directory ユーザーとコンピューター』の設定を変更しました。デフォルトでX509IssuerSerialNumberを使用するようになりました。x509IssuerSubjectは使用しなくなりました

不具合情報

KB5034203には以下の既知の不具合があります。

既知の不具合
不具合概要回避策

[New]

KB5034203をインストールすると、Windows11へのアップグレードに失敗する場合があります。その際、0xd0000034エラーが表示されます。

詳細は以下の記事参照。
Windows10からWindow11へとアップグレードできない不具合。KB5034203インストール環境にて発生

Microsoftによると『Windows 11 インストール アシスタント』経由だとアップグレードに成功するはずとのことです。

Microsoftは不具合の解決に取り組んでおり、今後のアップデートで修正を予定しています。

2023年12月1日に公開されたプレビューリリースKB5032278以降の更新プログラムをインストールすると、Microsoft Edgeパッケージのステータスの問題により、一部のPCでシステム準備ツール(System Preparation Tool / Sysprep.exe)を使用すると、以下のエラーが表示される場合があります。

エラーダイアログ

上記エラーメッセージに記されているsetupact.logには、0x80073cf2エラーが記されます。

この不具合の詳細と回避策は『KB5034912: Sysprep error 0x80073cf2 after installing the November 30, 2023 updates or later for Windows 10, version 22H2』のページをご覧ください。

Microsoftは不具合の解決に取り組んでおり、今後のアップデートで修正を予定しています。

マルチモニター環境において、Copilot in Windows (プレビュー)を使用すると、アイコンの位置が移動したりズレる場合があります。

Microsoftによると、この不具合が発生する恐れのある環境ではCopilot in Windowsを使用できない(有効にならない)場合があるとのこと。

すでにCopilotが有効になっている環境での具体的な回避策は案内されていません。

Microsoftは不具合の解決に取り組んでおり、今後のアップデートで修正を予定しています。

タスクバーが左右のいずれかに配置されている場合、Copilotを使用できません。

一時的な対処方法として、タスクバーを上下のいずれかに配置してください。

Microsoftは不具合の解決に取り組んでおり、今後のアップデートで修正を予定しています。