Windows,WindowsUpdate

KB3139929(IE用セキュリティパッチ+Win10アプグレ関連のKB3146449が含まれたハイブリッド)に関する続報にもならない続報です。結論だけ言えば、挙動は未だに不明となります。

当初、海外の報告では「新しいタブを開いたときにWin10の案内が表示される場合がある」との報告がありましたが、これは恐らくガセといいますか、勘違いかと思われます。

IEのデフォルトのスタートページにはMSNが設定されているらしく、MSNを見た人(新しいタブにMSNが表示)による勘違い説が濃厚だと思います。

MSNのサイトにはWindows10の広告が2種類あります。一つ目は

TOPにドベーンと表示されるこちら。二つ目は


(画像クリックで拡大)

MSNのサイト上部に表示されるこちら。どちらが表示されるか、条件は不明です。

これらの広告はKB3139929(KB3146449)を適用していようとしていまいと、IEだろうとIEじゃなかろうと、MSNを開くと表示されます。もし、表示されない場合はクッキーの削除をお試しください。どちらかが表示されます。(JavaScriptが無効だと表示されません)

ということで、冒頭にも書きましたが、現時点ではKB3139929(KB3146449)の挙動は未だ不明となります。続報にもならない続報でした。

以下、余談。

4/13に4月度のWindowsUpdateが配信されますが、気になるのが今後のIE用パッチ。MS公式に書かれている各種KBの情報で、過去に一度組み込んだものに関しては、再度「なにそれが組み込まれています」とは案内されません。特定の機能を削除した場合は「○○の機能を削除」と記載されるため、こういった一文が無い限り、4/13に配信されるIE用パッチにもWin10関連が含まれたままでしょう。

一体どういう挙動で、いつ発症するのか、どんな時限爆弾が仕込まれているのか、今からとても楽しみですね!(白目)

(早くWin10無料アプグレ期間終わってほしい…)

関連記事
【アプデ】 Windows Update 2016年3月度 注意事項と各KBメモ

参考
AskWoody
IE patch KB 3139929: When a security update is not a security update
MSN Japan
http://www.msn.com/ja-jp

Windows


(ソース:https://www.netmarketshare.com/)

2016年3月のOSシェアはWindows7 51.89%、Windows10 14.15%。まだまだWin7の壁は厚いようです。そして、3月といえば未対策勢にWin10強制アップグレード事件で世間を賑わせましたが、あのゴミってるゴリ押しの効果はどれほどあったのかと申しますと、

これまで大体1%ずつシェアを伸ばしていたのが、3月は0.3%ほど多めのようです。これは3割増しで大成功と捉えるべきか、あんな糞みたいなことまでしておいてたったの0.3%アップとか完全に無能と捉えるべきか。

いずれにしてもMSさんは、多くの人から反感を買って、信用とか信頼とかブランドイメージとかをどん底以下に落としたことは間違いないと思います。

一方、Steamでは


(ソース:http://store.steampowered.com/hwsurvey/directx/)

DirectX12対応ゲームの効果もあってか7と10の64bit版が逆転。32bit版も合算したら7が少し上。10を使いたい人は使うんですから、今のままで良い勢のことはそっとしておいてほしいですね。

最後に、何の参考にもならないこのサイトへの2016年3月のアクセスは

こんな感じ。livedoorがWin10の表示に対応しておらず、Win98がWin10になります。

Windows,WindowsUpdate

2016/04/01、WindowsUpdateにWin10アプグレ関連のKB2952664(Win7用)とKB2976978(Win8.1用)が来ております。Windows10にする気のない人は非表示にしてどうぞ。

以下、既報ですが、KB2952664(Win7用)は何回アンインストールしても消えない場合があります。この症状に陥ってしまった場合、数回から多くて数十回、繰り返しアンインストールしないと消えません。アンインストールするには

アンインストール ⇒ 再起動せずにリストを確認 ⇒ あったらまたアンインストール、無くなるまでやる、無くなったら再起動

この手順でお試しくださいませ。あるいはBATファイルで処理するのも手です。

KB2976978(Win8.1用)はアンインストールをしても最終的に残る場合があります。これはMSのサイトで公開されている『最初からKB2976978入りのWindows8.1 ISO』を使ってWindows8.1をインストールした場合に起こります。

関連記事
【Win10】 Windows10搭載マシンは2.7億台を突破!
【アプデ】 KB3035583、2016/03/24襲来
【Win】 WindowsUpdateで入れなくても良いKBリスト

Windows,WindowsUpdate


(ソース:http://www.sankeibiz.jp/business/news/160331/bsj1603311025004-n1.htm)

はい、「○億台になった!」と発表しましたね。うん、知ってた。あほくさ。

未対策勢が勝手にWin10になる現象ですが、発生から10日間くらいは「Win10」「Windows10」でツイッター検索すれば、いつ見てもWin10になった報告を目にすることができました。

逆に言えば、ここまでやっても2億7千万台。これは多いと見るべきか、少ないと見るべきか。

>無料提供の期間を1年間に限定したことが、普及を後押ししているとみられる。

PCにあまり詳しくない人に拒否させにくくして、とりあえずぶっこむゴミ仕様が普及を後押ししているとみられる。

これが正しいような気がする。

2chの反応を見ていたら、Microsoftが失ったものは大きいと感じました。

Windows,WindowsUpdate

KB3035583等、同一番号で何度も復活する不要なKBを、毎回リストと照合して非表示送りにするのがお手間な方に朗報です。スクリプトで非表示処理する方法を教えていただきましたのでご紹介。

[WSH] WSUSなしでWindows 10の広告をWindows Updateから非表示にする
http://www.330k.info/essay/disable_specific_windows_update_without_wsus

こちらのお方が書かれたjsファイルをお使いくださいませ。おしまい。

えーっと、自分、プログラマーでも何でもなく、どこにでもいるただのGeekなので、どういう挙動になるのか詳しくはわかりません…すんません…

おそらくですが、WindowsUpdateでパッチの確認後に、このスクリプトを実行したらコードに記載されたKBを自動的に非表示送りにしてくれるスクリプトだと思われます。あと、拡張子を「.jse」に変更すると、ダボォクリックでも実行ができるようになるはずです。

新種の不要なKBが出てきたら

上記に追記すると対応できるようになるはずです。

いっちょやってみっか!って人はお試しくださいませ。

(私信:教えていただきありがとうございます)

<注意点>
コード内のKB番号、2974978が間違っています。正しくは2976978になります。Win8.1勢は書き換え必須。
(作者様が修正されました。修正お疲れ様です)

関連記事
【Win】 WindowsUpdateで入れなくても良いKBリスト

Windows,WindowsUpdate

2016/03/24、WindowsUpdateにKB3035583(Win10アプグレ関連、GWX)が再々々々…度来ております。Windows10にする気のない人は非表示にしてどうぞ。

いつぶりかと思い、このBlogでKB3035583を検索したら、前回の配信は2/26でした。月刊KB3035583。今ならもれなく勝手にWindows10になる特典付き。い、いらない…

とある動画のとある一コマ。

最近MSのやり方がどこぞのテレビ局と重なって見える。

関連記事
【Win】 WindowsUpdateで入れなくても良いKBリスト

CPU,WindowsUpdate


(ソース:http://cloud.watch.impress.co.jp/docs/news/20160322_749325.html)

「緊急」のセキュリティアップデートは本来の賞味期限まで配信されるようです。そこで気になるのが「重要」なセキュリティアップデート。ソース元の言葉通りに捕らえるなら、例えば

マイクロソフトセキュリティ情報 MS16-034 - 重要
攻撃者がコンピュータにログオンし、特別な細工がされたアプリケーションを実行した場合、特権が昇格される可能性の修正。

MS16-034は「重要」にあたるため、このセキュリティパッチは降ってこないということになります。何とも中途半端な配信になりますね…

もう一点、気になるのがどこでSkylakeと判別して切り分けるのか。WindowsUpdateクライアントで判別するんだったら、個別にパッチを落としてくるなり、古いクライアントを使うなり、サードパーティ製のWindowsUpdateクライアントを使えば「重要」パッチも適用できるかも?

パッチ自体にお使いのシステムを調べて、Skylakeだったら弾く処理が施されていたらお手上げ?バトルプログラマーなら書き換えて無理矢理適用も可能?無理矢理適用したら不具合が発生する可能性も?

2018年7月になってみないことにはわかりませんが、何にしても面倒くさいことには変わりないっすね。

「重要なセキュリティパッチも当てたいって?Windows10ならできますよ(ニッコリ」

汚いなさすがナデラきたない。

Windows,WindowsUpdate

Office2010にブービートラップがあったとのメッセージをいただきましたので紹介いたします。Office2010をインストール後に、最初に起動したOfficeソフトでアップデートに関して

① 推奨設定を使用する
② 更新プログラムのみをインストールする
③ 変更しない(セキュリティの脅威の可能性が云々~

の3択が出るそうです。

ここで①か②を選択すると、WindowsUpdateの設定を手動にしていた人のWUクラは自動設定に戻るそうです。手動設定勢はお気をつけくださいませ。

たまーに「WindowsUpdateの設定がいつの間にか自動になっていた」という報告を目にすることがあるのですが、もしかしてこれが原因すかね…

Office2010だけに限らず、Office2013やその他のMS製品にも同様の設定が出てくるなら、同じ挙動になる可能性は高いものと思われます。

(私信:情報提供ありがとうございます)

CPU,Windows


(ソース:http://news.mynavi.jp/news/2016/03/20/028/)

上記の日本語はとても難しく、日本人でも何が書いてあるのか中々理解しがたいと思います。つまりどういうことなのか、噛み砕いた意訳を下記に掲載しておきます。


ザックリ意訳
「この土地は高速道路を作ることになったさかい、2017年に出てってもらえまっか?」
「ま、待ってください、契約は2020年までで前払いしているんですよ!?」
「知るかボケェ!さっさとかたして出ていかんかいワレェ!」

(数ヵ月後)

「あんちゃんにも生活があるもんな?わしも大人げなかったわ。2018年まででええさかい、お互いこれで妥協しようや、な?」


完全に893の手口。

Windows,WindowsUpdate

2016/03/16にWin7/8.1にオプションが来ております。Win7に4件、Win8.1に23件。オプションのため、セキュリティ関連ではないので、入れなくてもセキュリティ上の支障はありません。が、バグの修正が多数あるため、もしかしたらお悩みだった問題が解決するかもしれませんので、目は通しておいた方が良いかもしれません。

一般勢に関係ありそうなパッチを2つ挙げますと、Win8.1のKB3136019がMpeg4再生時のクラッシュ問題の修正、同じくWin8.1のKB1338602がエクスプローラで検索したらPCがフリーズする問題の修正、といったものがあります。

現時点では情報が公開されていないパッチがいくつかあります。情報が公開されたり、不具合情報等があればこの記事は随時更新いたします。

更新履歴

① KB3139923の説明文を修正。
② KB3133977に備考を追記。このパッチが原因かもしれない不具合有。
③ KB3133977のWin7でSecure Bootに関する問題を削除。Win7はSecure Bootに対応しておりません。今回のパッチを当てて、もし、OSが起動せず、UEFIのSecure Bootが有効になっている場合は、Secure Bootを無効にしてお試しくださいませ。
④ Win8.1用パッチのKB3115224の情報を記載。VM関連の不具合修正のようです。
⑤ KB3100473の情報を記載。DHCPサーバの不具合の修正のようです。3/21現在、情報が公開されていないパッチはKB3103709だけとなりました。
⑥ KB3103709の非公式情報を記載。海外情報によるとおそらくMicrosoft Active Directory関連であろうとのことですが、本当かどうかはわかりません。心配な人は保留を推奨いたします。
⑦ KB3103709に追記を記載。リストから消えたそうです。
⑧ ③のSucure Bootに関する問題を再掲載
⑨ KB3103709の情報を掲載
⑩ KB3139923のチェックが外れたそうです
⑪ KB3139923に追記。これ、テレメトリ入りっすわ…

以下、ざっくりまとめになります。ピンとキた単語がありましたら、KBのリンク先で詳細を確認してどうぞ。

<Windows7>

KB3133977 (※注意)
BitLockerでドライブを暗号化できない問題の修正。

UEFIの設定でSecure Bootが有効だと

こんな感じにSecure Boot Violationと表示されて、このパッチと競合してOSが起動しなくなります。これはパッチの問題というよりも、本来、Win7はSecure Bootに対応していないため、UEFIでSecure Bootが有効になっていることが誤りです。何らかの理由でSecure Bootの設定を無効にしたくない場合は、このパッチの適用は見送りましょう。このパッチはセキュリティパッチではないため、スルー可です。

2016/04/22追記
WindowsUpdateクライアント上からこのパッチのチェックが外れたそうです。
(私信:教えていただきありがとうございます)

※備考
一件だけツイッター上で

KB3133977入れたら指紋認証が効かなくなったので戻そうとしたらBitLockerが変になった
(ソース:https://twitter.com/thorzen2/status/709981077968982016)

という報告がありました。指紋認証をお使いの人は注意した方が良いかもしれません。

KB3137061
Windows Azureの仮想PCでネットワーク障害から回復しない問題の修正。

KB3138901
プロキシ設定をしてインターネットに繋がらない問題の修正。

KB3139923 (※注意:テレメトリ入りです)
MSIの修復が機能しない問題の修正。インストーラ関連(拡張子が.msiのファイル)の不具合の修正のようです。ただしテレメトリ入り。詳細はこちらへどうぞ。

<Windows8.1>

KB3100473
DHCPサーバの不具合修正。

KB3103709
2016/04/20更新
Windows Server 2012向け、ドメインコントローラの不具合(CPU使用率が100%になるなど)の修正。2016/04/20に再度来ております。2016/04/20配信分のその他のパッチはこちらをご参照くださいませ。

KB3105115
低解像度でリモートデスクトップが使えない問題の修正。

KB3109976
Texas Instruments xHCI USBコントローラを使って大量のデータを転送したとき、デバイスが停止する問題の修正。

KB3115224 (Update:2016/03/19)
バーチャルマシンでレジストリ関連の問題が発生したときに回復できくなる不具合と、.NETアプリが起動に失敗する不具合の修正。

KB3133681
System Center 2012 R2 Virtual Machine Manager(SCVMM)が応答しない問題の修正。

KB3133690
AzureのバーチャルマシンにDiscrete Device Assignment(DDA)機能の追加。

KB3134785
RPCSSサービスとDcomLaunchサービスでメモリリークが発生する問題の修正。

KB3136019
Mpeg4のファイルを再生するとExplorer.exeがクラッシュする問題の修正。

KB3137061
Windows Azureのバーチャルマシンがネットワーク障害から回復せず、データが破損する問題の修正。

KB3137725
PowerShellで「Get-StorageReliabilityCounter」を実行した際、正しい温度が取得できない問題の修正。

KB3137728
VSS ResyncLuns APIを使用した際、失敗する可能性がある問題の修正。

KB3138602
エクスプローラの検索で「ファイルコンテンツ」が有効になっていると、コンピュータがフリーズする可能性の修正。

KB3139165
VPNを使っているとCPU使用率が高くなる問題の修正。

KB3139219
シャットダウン、もしくは再起動時に0x1Eストップエラーが発生する問題の修正。ミラーRAIDで発生する模様。

KB3139923 (※注意:テレメトリ入りです)
MSIの修復が機能しない問題の修正。インストーラ関連(拡張子が.msiのファイル)の不具合の修正のようです。ただしテレメトリ入り。詳細はこちらへどうぞ。

KB3140185 (※蛇足有。気にしすぎの可能性大)
Windows Anytime Upgrade(WAU)から特定のエントリポイントを削除(Windowsanytimeupgradeui.exeの置き換え)。

そしてここから先は蛇足です。WAUとは、HomeからProにアップグレードしたいとき、別売のアップグレードキーを使用してProにしたりできます。Win7ではこのサービス(というかアプグレキーの販売)は既に終了しております。たぶん、Win8.1も終了したのでアップグレードできない項目は削除しますよー、ってことだと思います。たぶん。責任は持てません。間違っていたらごめんちゃい。

つまるところ、残しておいても害は無いと思います。また、現時点での公式サイトの説明には「削除」としか書かれていませんが、新たにWin10へのアップグレード項目を追加していない、とは一言も言っていない。(追加しているとも書かれていません)

Win10無償アプグレ期間終了後、有償アプグレ項目が増えても不思議ではありません。増えるくらいなら別に良いとは思いますが、ほら、最近のMSさん、アレなので…。何するかわからないんで…

気にしすぎかもしれませんが、後からサイト内の記述が変わることもあるので「今すぐWAUの表示を最新のものに変えたい!!!」って人や「もしWAUにWin10が来たらアプグレするかも」って人以外は様子見or非表示で良いかもしれません。万が一、ポンポンとポップアップが表示されるようになったら鬱陶しいですしね。

そもそも、Win10への有償アップグレードキーの販売自体、行われるかどうか知りません。現時点でのMSの記述を信じるならこのパッチは「削除」だけです。気にしすぎの可能性大です。あくまで今のMSならやりかねない最悪の事態の想定です。鵜呑みにしないでください。

KB3140219
WindowsServer2012R2用修正パッチKB3061460をインストールした後、0x00000133の停止エラーが出る問題の修正。

KB3140222
デスクトップ上の競合ファイルのショートカットが、作業フォルダにリダイレクトされる問題の修正。

KB3140234
VPNクライアントのPCがシャットダウンしたとき、0x0000009Fエラーが出る問題の修正。

KB3140250
MinDiffAreaFileSizeのレジストリが有効にならない問題の修正。

KB3140786
Windows Server BackupでターゲットPCの空き容量が十分でも障害が発生する問題の修正。

KB3141074
HYPER-Vで共有された仮想HDD(.vhdx)にアクセスした際、0x00000001Stop Errorが出る問題の修正。

WindowsUpdate,ウイルス

前回のあらすじ。「す」。

どうやら「アップグレードを取り消す」自体が無いバージョンもあるようです。

これは酷い。

それぞれを見比べてみると、タイトルが「Windows10を入手する」と「Windows Update」で違っています。文章も微妙に違いますね。このウイルス、色々と亜種があるようです。

もしかしたらタイトルが「Windows Update」の方は、スケジュール日付の中にでも「取り消し」があるのかと思い調べてみましたが

無いようです。

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