メモリ


(Source:G.SKILL)

G.SKILLは空冷でのデュアルチャネルDDR4メモリ速度が、DDR4-5000に達したことを発表しました。

マザーボードにMSI Z370I GAMING PRO CARBON AC、CPUにi7-8700Kという構成で、Samsung B-dieを使用したDDR4-4700のTrident Z RGBを300MHzオーバークロックしてこのクロックを達成したとのことです。

まだDDR4-5000として製品を販売する準備は整っていませんが、 「この仕様をコンシューマ市場に持ち込み、世界中のユーザが最高のパフォーマンスを体験できるよう努力していきます」 とG.SKILLのCVP、Tequila Huang氏は述べています。

メモリ

gh
(Source:G.SKILL Creates World's Fastest DDR4 32GB)

G.SKILLはDDR4-4400 CL19-19-19-39で動作する32GB(8GB x4)メモリキットを発表しました。ストレステストを行ったところ、下記スクリーンショットのCPU・メモリクロックで動作したとのことで優れた安定性を謳っています。

発売日や販売価格はまだ明らかになっていませんが、2017年8月に発売された同社のDDR4-4400 CL19-19-19-39 16GB(8GB x2)キット『F4-4400C19D-16GTZKK』が実売価格46,900円となっているため、10万円近い販売価格になることが予想されます。

メモリ



(Source:G.SKILL)

G.SKILLはDDR4-3800 32GB(8GB x4)のSO-DIMMキットを発表しました。2017年12月発売予定で、お値段はまだアナウンスされていません。

高クロックのSO-DIMMでしかも4枚組み、これはもう明らかに『X299E-ITX/ac』向けですね! G.SKILLが公開しているスクリーンショットでも

バッチリ『X299E-ITX/ac』が使われていました。

CPU,メモリ

RYZEN 7 / 5 / 3シリーズではメモリの4枚挿しよりも2枚挿しの方が、より高速なメモリスピードを設定できました。では、THREADRIPPERではどうなのか。速度重視であれば8枚挿しよりも4枚挿しの方が良いのか。答えはYesです。

THREADRIPPERのレビュアーガイドにはこう書き記されています。


(Source:The AMD Ryzen Threadripper 1950X and 1920X Review)

オーバークロックを前提としない場合、4枚挿しでDDR4-2667、8枚挿しでDDR4-2133がサポートされる最大値となっています。速度を重視したい人は、シングルランクDDR4メモリの4枚挿しでやりくりした方が良いでしょう。

マザーボード,メモリ


(Source:Patriot Announces Memory Compatibility with AMD Ryzen and AM4 Platforms)

Patriot MemoryはRYZEN / AM4プラットフォーム向けのDDR4メモリ互換リストを公開しました。リストには4~64GB、DDR4-2133~3400のDDR4メモリが掲載されており、Patriot Memoryによると 「リストのメモリは最大速度で動作します」 とのこと。

互換リストのダウンロードは下記のリンクからどうぞ。

 Patriot Memory
 RYZEN / AM4プラットフォーム向けDDR4メモリ互換リスト

CPU,メモリ


(Source:http://hwbot.org/submission/3588222)

オーストラリアのオーバークロッカーnewlife氏は、RYZEN環境でDDR4メモリを4079.2MHz(2039.6MHz x2)にまでオーバークロックすることに成功しました。しかし、CPUクロックは

800MHzまで下げられており、このメモリクロックに達することがいかに厳しいかを物語っています。

RYZENの発売当初はメモリ周りが最適化されておらず、メモリクロックが伸びませんでした。実用性はともかく、ここまで伸びるようになったのは、6月に配信されたBIOSアップデート『AGESA v1.0.0.6』の効果が大きく出ているようです。

なお、2chによると、CPUをダウンクロックしたりせずに安定動作するメモリクロックはDDR4-3466~3600あたりが限界のようです。

マザーボード,メモリ

AMDはRYZENシリーズ / AM4マザーボード向けDDR4メモリキットの互換性リストを更新しました。リストには2133MHz~3200MHzの信頼性の高いメモリが含まれています。

リストのダウンロードは下記のアドレスからどうぞ。

 RYZEN / AM4マザーボード用DDR4メモリキット互換リスト
 https://www.amd.com/system/files/2017-06/am4-motherboard-memory-support-list-en.pdf

なお、このリストはBIOSアップデートでAGESA v1.0.0.6が適用されていることを前提に作られています。

メモリ

KingstonはDDR4メモリHyperX Predatorシリーズ4,000MHz動作の16GB(8GB x2)キット『HX440C19PB3K2/16』と、3,000MHz動作の128GB(16GB x8)キットHX430C15PB3K8/128』をラインナップに加えました。

速度、あるいは容量で、最強を目指したい人にもご満足いただけそうですね。

CPU,メモリ


(Source:AMD Ryzen Memory Analysis: 20 Apps & 17 Games, up to 4K)

RYZEN環境でメモリクロックによってゲームパフォーマンスにどれほどの差が出るのか、計17タイトルのベンチマークが公開されました。

環境はGA-AX370-Gaming 5、1800X定格、GTX 1080になります。サクッと結果をどうぞ!

メモリ


(Source:JEDEC DDR5 & NVDIMM-P Standards Under Development)

<ザックリ意訳>
我々(JEDEC)はDDR5(Double Data Rate 5)のデザインスタンダードが急速に進んでいることを発表します。DDR5の策定は2018年を予定しています。

DDR5はDDR4よりも帯域幅と密度が2倍になり、チャネル効率が向上し、より優れた電力効率で改善された性能を提供します。


上記内容がJEDECから発表されました。さらなる詳細は2017年6月19日(現地時間)にカリフォルニア州で開催されるJEDECのServer Forumイベントと、2017年後半にJEDECのサイト上で公開予定とのこと。

CPU,PCゲーム全般


(Source:Tips for Building a Better AMD Ryzen System)

Windows10 + RYZENでのゲームパフォーマンス向上テクニックがAMDのブログに投稿されました。検証環境はRYZEN 7 1800X / DDR4 16GB (8GB x 2) / RX 480 / CROSSHAIR VI HERO (BIOS 5704)とのこと。

注目点は左から3つ目。電源オプションを『高パフォーマンス』に変更するだけと、誰でも簡単にできるチューニングとなっています。まだの方は試してみる価値はあるでしょう。

4つ目以降はメモリクロックをOCしたり、コアクロックをOCしたりと割とゴリ押し気味。他には、コア数が多いとパフォーマンスが出ないゲームもあります。詳細は↓をご参照くださいませ。

 【ゲーム】 多コアCPUユーザがPCゲームで遭遇するかもしれない問題

注意点があるとすれば、上記の図はあくまで『F1 2016』での効果のため、他のゲームだとどれほどの効果が表れるかはわかりません。『F1 2016』より効果があるかもしれませんし、ないかもしれません。

あと、RYZENが正式にサポートしているメモリクロックは

↑ですが、AMDが社内でテストしたところ、Samsung製の『B-die』というメモリチップを使ったDDR4メモリでは2933~3500MT/sで動作したとのこと。この速度を達成できるポテンシャルを持っているメモリは

 ・Geil EVO X - GEX416GB3200C16DC [16-16-16-36 @ 1.35v]
 ・G.Skill Trident Z - F4-3200C16D-16GTZR [16-18-18-36 @ 1.35v]
 ・Corsair CMK16GX4M2B3200C16 VERSION 5.39 [16-18-18-36 @ 1.35v]

上記の3製品だとAMDは案内しています。これから組もうと思っている人は参考になりそうですね。

雑記

・ゲーマー向けSO-DIMM登場

(ソース:http://www.4gamer.net/games/999/G999902/20160518094/)

iGPUやAPUはメモリ速度によってフレームレートに違いが生じてまいります。近年だとdGPU搭載ノートも珍しくないですね。dGPUでもメモリ速度によってフレームレートに違いが生じてまいりますが、詳細は下記の記事を参考にどうぞ。

【ゲーム】 ゲームにおけるOCメモリの効果

・AMD Zenの性能は…

ザックリ翻訳
AMDのJohn Taylor氏はこう述べています。「AMD Zenは、価格、性能、消費電力、および仕様の面でインテルのCoreシステムと競合します」


ただし具体的な型番に言及は無し。ここでハッキリと「6700Kと競合します」くらい言ってもらえたなら「おお!」となるのですが…