液晶モニタ


(ソース:https://www.asus.com/Monitors/MG248Q/)

ASUSからAdaptive-Sync対応の24インチFHD144Hzモニタ「MG248Q」が2016年4月中旬に発売されるようです。日本でのお取り扱いがあるかどうかは今のところわかりません。

Adaptive-SyncとFreeSyncの違い関しては過去の記事をご参照くださいませ。一言でいいますと「基本、同じ」になります。

使用される液晶パネルはIPSともTNとも書かれておらず、

レスポンスタイム1msを売りにしているところから、100%TNとみて間違いないでしょう。IPSだったらそこを売りに記載するでしょうしね。

追記
海外情報によるとTN確定の模様。
a
(ソース:http://www.techpowerup.com/221704/asus-announces-the-mg248q-mg28uq-and-mg24uq-gaming-monitors)

Adaptive-Syncの有効範囲は

40-144Hzと、かなり広い模様。これはGoodですね。気になるお値段はまだ不明となっております。

以下、スペック表になります。

その他の詳細はPDFマニュアルが公開されておりますので、興味ございましたらダウンロードしてどうぞ。

MG248 Series User Guide for Japanese Edition
http://dlcdnet.asus.com/pub/ASUS/LCD%20Monitors/MG248Q/MG248_Japanese.pdf

関連記事
【モニタ】 FHD24インチFreeSyncモニタ「ProLite GB2488HSU-2」

液晶モニタ


(ソース:http://www.lg.com/jp/monitor/lg-22MP68VQ-P)

サイズは21.5/23/27型の3種類で2016/4/25発売予定。解像度は全て1920x1080になります。

お値段は21.5型の「22MP68VQ-P」が税込19,980円前後、23型の「23MP68VQ-P」が税込23,220円前後、27型の「27MP68VQ-P」が税込33,480円前後とのこと。

2016/04/30追記
マニュアルが公開されたのでリフレッシュレートを見てみると

と記載されておりました。FreeSync時は確実に最大75Hz駆動するようです。FreeSyncを使わなくても75Hz設定はできるのかな?さすがにFreeSyncをオンにしていないと1920x1080@75Hzの設定はできない、なんてことはないですよね…

液晶モニタ

FHD24インチのFreeSyncモニタは海外ではいくつか販売されているものの、日本国内ではとなるFHD24インチFreeSyncモニタが発売されました。FHD27インチモデルの「GB2788HS」もあります。

使われている液晶パネルはTNで、ブルーライト低減機能やフリッカフリー等、他社製品でもよく目にする機能があるため、たぶんですが、BenQやAsusなどで使われているFHD24インチ144Hzモニタと同種のパネルかと思われます。

さて、144Hzと謳っておりますが、FreeSyncというと気になるのが有効範囲。24インチモデルのGB2488HSU-2は


(ソース:http://www.iiyama.co.jp/products/lcd/24/GB2488HSU-2/spec.html)

45-120Hzとなっており、27インチモデルのGB2788HSは


(ソース:http://www.iiyama.co.jp/products/lcd/27/GB2788HS/spec.html)

45-144Hzと、27インチの方が広くなっております。

肝心のお値段ですが…


5
(画像クリックでAmazonへ)

24インチモデル、安い…。G-Syncも見習って…

FHD24インチ144HzでFreeSync無しのBenQの現行モデル「XL2430T」が4万円近くするため、FreeSyncも付いてこのお値段はかなりお買い得感がありますね。

ちなみに旧モデルで最安値のXL2411Z(DP及びFreeSync無しFHD24インチ144Hz)でも31,800円とその差は約4千円。iiyamaがんばったなぁ…

ソース
iiyama
24型/27型液晶ディスプレイ 「ProLite GB2488HSU-2/GB2788HS」 発表

GeForce,液晶モニタ

しばらくG-Syncを使ってみて思ったのがゲームジャンルの向き不向き。全てのゲームに対して「G-Syncは素晴らしい」とは言えないことがわかりました。

マウスカーソルさばきが重要で、尚且つフレームレートが極端に下がることのあるゲーム、例えばRTSとかクリック操作でキャラやユニットを動かすゲームとか、こういうのには向きません。

フレームレートが高く保てていれば問題度は低いのですが、大規模戦や重いシーン等でフレームレートが極端に下がる場面では、マウス操作がすごくやり辛くなります。

どういうことかと申しますと、G-Syncはフックされているゲームに合わせてモニタのリフレッシュレートが可変するため、フレームレートが下がる場面ではマウスカーソルまでカクカクになります。

そりゃそうっすよね、マウスカーソルだけ最高リフレッシュレートに張り付くとかどんな超技術だよって話です。

そんなことちょっと考えたらわかるものの、今の今まで「マウスカーソルがカクつく」なんて現象に遭遇したことがなく、想像すら出来ていませんでした。管理人の想像力不足。

マウスカーソルを目で追うのが重要なゲームなら、G-Syncは使わない方が良いかもしれません。FreeSyncも同様の挙動のはず。そういうゲームしかやらない人で、勝つことを目的としているのであれば、ウンタラSyncは不要と言い切っても良いと思います。

最高リフレッシュレートに張り付ければまったく問題はないのですが、そしたらウンタラSyncの意味も無いよねっていう。

関連記事
【モニタ】 G-Syncが有効になる解像度とモニタ設定
【モニタ】 どうやってもG-Syncが効かなくなったときの対処方法

液晶モニタ

スペックから見るに、多くが既存の液晶パネルだと思われます。珍しいサイズと解像度はありません。同種の選択肢が増えるといったところでしょうか。

XG2703-GS ($1,217(!?)) 3月出荷開始
27インチ、IPS、2560x1440、165Hz、G-Sync。応答速度の記載は無し。基本的にPG279Qと同じですね。そしてお値段がヤバイことになっています。日本円にして代理店税も付加したらなんぼになるんやこれ…FS2735超えあるで…

XG2401 ($404) 1月下旬出荷開始
24インチ、1920x1080、144Hz、FreeSync。IPSという表記は無く、応答速度1msとのことなのでTNかと思われます。FreeSync範囲は不明。

XG2701 ($529) 1月下旬出荷開始
27インチ、1920x1080、144Hz、FreeSync。こちらもIPSという表記は無く、応答速度1msなのでたぶんTN。FreeSync範囲は不明。

XG2700-4K ($913) 1月下旬出荷開始
27インチ、IPS、3840x2160、60Hz、FreeSync。応答速度5msとのこと。FreeSync範囲は不明。

FHD24インチのFreeSyncモニタは「Nixeus NX-VUE24A」「AOC G2460PF」「Acer XF240H」などがありますが、何故かどれも日本未発売(並行輸入品除く)。XG2401が日本で発売されれば、国内初のFHD24インチFreeSyncモニタとなりそうです。

2016/01/18追記
iiyamaからFHD24インチのFreeSyncモニタが日本で発売されました。しかも安い。

にしても…ゲーミングなモニタのお値段ってどんどん上がっていっていますね。MG279Qが出た当初は「た、高ぇ…」なんて思いましたが、今となってはとても良心的なお値段に見えてくる不思議!

ソース
TECH POWER UP
ViewSonic Launches New Series of High Performance Gaming Monitors

RADEON,液晶モニタ

2016年第1四半期(1-3月)頃にFreeSyncをHDMIでもサポートするとAMDが発表したそうです。

そして、それよりも個人的に気になったのが対応ディスプレイの一覧表。

20-21.5インチFHDがある(歓喜)

DPでもDVI接続でもいいので、このサイズと解像度で120Hz以上出せるIPSノングレアモニタなら超絶欲しいです…

これらの型番で調べてもHITしなかったので、詳細の発表が待たれます。

ソース
ANAND TECH
AMD Discusses 2016 Radeon Visual Technologies Roadmap

液晶モニタ

ASUS MG279QとEIZO FS2735の表示部分の仕様が似ていたので、ちょっと比較してみることに。主に表示部分のカタログスペックでの比較になります。

 ASUS MG279QEIZO FS2735
サイズ27インチ27インチ
パネルIPSIPS
解像度2560x14402560x1440
応答速度4ms4ms
最大リフレッシュレート144Hz144Hz
FreeSync有効範囲35-90Hz35-90Hz(低) or 56-144Hz(高)
ブルーライト軽減機能対応対応
ピボット機能対応対応
フリッカーフリー対応対応
表面仕様ノングレアノングレア
インターフェイスDPx1 / MiniDPx1 / HDMIx2DPx1 / HDMIx2 / DVI-Dx1
内蔵スピーカー

個人的にFS2735でGoodだと思ったのがDVI-Dを残した部分。類似している部分が多く、同じ液晶パネルの可能性は高そうです。同じパネル(M270DAN02.3)でした。(MG279QでもFreeSync57-144Hzを使える方法が出てきました)

注意点は、公式サイトのPDFマニュアルでは

2560x1440のFreeSyncは「56-144Hz(高)」が利用不可能とガッカリする記載がされていますが、製品同梱の紙マニュアルでは


(ソース:http://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/gamef/1448416085/437)

2560x1440でも「56-144Hz(高)」対応にチェックが入っています。

また、TSUKUMOでの表記も↓こうなっております。


(ソース:https://twitter.com/TSUKUMO_DOSV/status/670913638350397441)

↑見えないと思いますのでクリックして拡大して見てくださいませ。この表記だと2560x1440で、FreeSync56-144Hz駆動が出来ると見て間違いないでしょう。これで2560x1440@FreeSync56-144Hzが出来なかったら、さすがに苦情・返品が来るでしょうし。

あと、もう1点、最大の注意点

お値段。 (画像クリックでAmazonへ)

あと5000円ほど高かったら「14万!?」ってカーリーがキレてる。いやこの値段でもキレてそう。

液晶モニタ,液晶モニタOC

右下のOSDに注目、本来対応していない数値が変動しております。MG279QのFreeSync範囲は35-90Hz、なのにこれはどういうことかと申しますと、MG279QでFreeSync範囲を57-144Hzに変更させる方法が海外勢によって発見されました。ぱねぇ!

普段から60FPSを下回らせないような設定でゲームをプレイされている方には、めちゃめちゃありがたい裏技ではないでしょうか。

で、これの具体的なやり方ですが、下記のサイトをご参照くださいませ。

Nils Schimmelmann's Blog
Extending the ASUS MG279Q FreeSync range

こちらのサイトはEnglishですが、割と綺麗にGoogle先生が翻訳してくれますので、Englishが苦手な方でも分かると思います。Google翻訳を通したリンクは↓へどうぞ。

Nils Schimmelmann's Blog (Google翻訳を通したリンク)
Extending the ASUS MG279Q FreeSync range

(※:上記ページにあるツールのどれかに 「このソフトもセットで如何ですか」 系のインストーラがある模様。拒否しましょう)

しかし、懸念もあります。何故、ASUSはデフォルトで出来ないようにしているのか。問題なく57-144Hzが使えるのであれば、その設定項目も用意しておいた方がマーケティングとしてはプラスのはず。つまり、57-144Hzという設定は、MG279Qで使用すると基板の発熱増加等、何かしらどこかに負荷が掛かるものと思われます。

無いとは思いますが、他に可能性があるとすれば、ASUSが面倒くさがったとか、ASUSもこの液晶パネルで57-144HzのFreeSyncが使えることを知らなかったとか……そんなまさか……ね……。

何にしても、OCや改造は自己責任です。壊れても泣かない覚悟が必要です。チャレンジの際はしっかり覚悟完了してからどうぞ。

備考
使用者様いわく、100FPSを超えた辺りからFreeSync効果が分かり辛く、45-120Hzの設定が良い感じだったそうです。また、ディスプレイ3枚構成だと、左右だけ144Hz固定になったそうです。

RADEON


ただしDirectX10以降のみ。現状、DirectX9以下ではCF+FreeSyncは使えないようです。
FreeSyncにやっとCFもサポートされるようになったドライバは下記よりダウンロードどうぞ。

AMD Catalyst 15.7 WHQL
http://support.amd.com/en-us/download/desktop?os=Windows+7+-+64

他にも色々機能が追加されているようですが、詳細は上記ページをご覧くださいませ。

液晶モニタ


PC Perspective
このモニタが144Hzディスプレイとして宣伝されるのは奇妙である。
たしかに144Hzでも駆動はするが、セールスポイントは最大90HzのFreeSyncだからだ。
(ソース:Gaming Impressions, Pricing, and Final Thoughts)


↑レビューを公開されたPC Perspectiveさんのページ。
素晴らしい表記です。こう書くべきですよね。

MG279Qの概要については以前にも触れておりますので↓をご参照くださいませ。
【モニタ】 FreeSync 35-90Hz IPSモニタMG279Q、6/19日本発売

で、レビューですが、個人的に気になった1点のみざっくり。

↓これくらいの残像が残るそうです。

他のモニタは↓こんな感じ。

ROG Swiftさんつよい。

ただ、そのROG Swiftさん、35x系ドライバのせいで以前からユーザの悲鳴が上がっていますが…詳しくはここでは書きませんが、気になりましたらGeForce35xドライバ不具合情報タグから過去の不具合情報を見てくださいませ。353.38で直っているのかどうかは不明です。

TSUKUMO
ASUS MG279Q IPS 27型ワイド(WQHD 2,560x1,440) ※別途追加料金でドット抜け交換保証対応

液晶モニタ

ご注意
この記事の情報は公式発表前の古い情報になります。現在、公式PDFマニュアルが公開されております。マニュアル等、詳細はこちらをご確認くださいませ。

以下、古い情報になります。


FHD解像度での24インチFreeSyncモニタの登場です。
144Hz駆動の液晶パネルが使用されていて、最大リフレッシュレートは144Hzとされています。

FreeSync対応ということで周波数有効範囲がどうなっているのかが気になると思います。
FreeSync有効時の範囲は…ちょっと判断に困るので原文も載せますね。


<原文 (PC Monitors)
The refresh rate range for FreeSync is very impressive indeed, as it ranges from 30-160Hz. That is not a typo - this comes straight from the horse’s mouth and is something which will make these models stand out for some users.

<1行翻訳>
FreeSyncの範囲は30-160Hzだよ。入力ミスじゃないよ。確かな筋の情報だよ。


つまりどういうことだってばよ…
どんな挙動になるのかは不明です。各種詳細はレビュー待ちです。

モデルは2種類で、24インチのG2460PFが350ドル、27インチのG2770PFが450ドルの予定。発売日は今のところ不明です。情報が錯綜しているのか、入力はDVI/DP/HDMIという説と、DVI/DP/D-Subという説があります。

なんにせよ「TNじゃなくてIPSだったら良かったのに」と思った人は少なくないはず…

液晶モニタ

4gamer
垂直144Hz+FreeSync対応のゲーマー向け27インチIPS液晶ディスプレイ「MG279Q」がASUSから発売
価格.com
ASUS、AMD FreeSync対応の144Hz高速駆動27型液晶「MG279Q」

正直、↑この書き方ってどうなの?って思います。
一応、4gamerの方には本文中に「※AMD FreeSync使用時は画面のリフレッシュレートが90Hzまでとなります」という記載はありますが、価格.comにはその記載すら無し。

これじゃあ、パッと見では「144HzでFreeSyncが使える!」って思いますよ。JARO。
このモニタはFreeSyncが有効な範囲は35-90Hzの間のみになります。FreeSyncを使わない場合は144Hzモニタとして使えます。

• Enable FreeSync™ in the MG279’s OSD setting, choose PC’s refresh rate timing between 35-90Hz (DP/miniDP only)
ASUS公式FAQより(https://www.asus.com/support/FAQ/1011625/)

とはいえ、FreeSyncは35-90Hzモニタとして、FreeSyncを使わない場合は144Hzモニタとして使える、ということをちゃんと理解している上で買うには悪くない製品だと思います。リフレッシュレートが低くても大丈夫なゲームはFreeSync有効で、FPSなどのフレームレートが欲しいアクションゲームはFreeSync無効で、といったように使い分ける中々マニアックな製品。

注意点としてはDVIが無いため、接続はDPかHDMIになります。FreeSync@90Hz出力及び2560x1440@144HzはDP/miniDPのみ使えます。あと、FreeSync有効時に34FPS以下になるとテアリングが発生するそうです。現物を見ていないので実際どんなもんかは不明。

いかにも「144HzでFreeSyncが使える!」と誤認してしまう書き方をしているライターはJARO。

ちなみに6/17現在のAmazon予約価格は85800円の模様。ヒューッ…

6/30追記
↓レビュー記事書きました。
【モニタ】 ASUSゲーミングモニタMG279Qのレビュー公開