MS、KB5121003の不具合を修正。ゲームクラッシュなどの原因はinpoutx64と結論。ドライバのブロックを展開

Microsoftは、KB5121003インストール後に特定のゲームがクラッシュするなどの不具合を修正・解決したことを発表しました。
日本時間で2026年8月12日にWindows Updateに配信されたWindows11 25H2およびWindows11 24H2用セキュリティ更新プログラム(セキュリティパッチ)、KB5121003をインストールすると、『ARC Raiders』『MARVEL Tōkon: Fighting Souls』『THE FINALS』をプレイ中にゲームがクラッシュしたり、ブラックスクリーンエラー(BSoD)が発生してシステムが再起動するなどの不具合が発生しています。
Microsoftは、この不具合の原因はKB5121003ではなく、inpoutx64ドライバ(inpoutx.sys)にあると結論付けました。inpoutx64ドライバはRGBライティング機能のある周辺機器やZenTimings、ファンコントロールアプリ、RazerノートPC用ツールなどに同梱されています。
Microsoftはこの不具合の解決策として、inpoutx64ドライバが有効かつ『ARC Raiders』がインストールされているPCを対象に、inpoutx64ドライバをブロック・無効化する措置を講じました。inpoutx64ドライバが無効化されると、その旨を知らせるメッセージウィンドウが表示されます。その後、通常どおりにゲームが起動するようになります。
現在、Microsoftは『MARVEL Tōkon: Fighting Souls』がインストールされているPCにもこの措置を拡大する作業を進めています。『THE FINALS』に関してはゲーム開発元のEmbark Studiosによって解決されたとのことです。
このinpoutx64ドライバのブロック・無効化は、IT部門等に管理されていない一般的なPC環境には自動的に展開されます。ロールアウト完了まで最大24時間かかる場合があります。また、適用にはPCの再起動が必要とされています。
IT部門等によって管理されているPCの場合は、レジストリエディター([Windows] + [R]キーを押して『regedit』と入力してエンター)を起動して、以下のレジストリの値のデータを4に設定してPCを再起動することで本不具合の発生を防げると案内しています。
| 【キー】HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\inpoutx64 【DWORD】Start 【値のデータ】4 (※元に戻したくなった際に備えて変更前の値のデータをメモしておいてください) |
inpoutx64ドライバのブロック・無効化は2026年9月のセキュリティ更新プログラムおよびそれ以降の更新プログラムにも含まれる予定とされています。























