MicrosoftがCopilotキーを改善!別のものに割り当てられるように!しかし……
Microsoftは、Copilotキーをカスタマイズできるように改善しました。
2024年1月、MicrosoftはWindows11対応ノートPCに順次Copilotキーを実装することを発表しました。しかし、正直言って、このキー、必要でしょうか。もちろん、「必要! あると便利」と思う方もいらっしゃるでしょう。その逆に「いらない、別のキーに割り当てたい」と思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
後者の方に朗報です。Windows11 Insider Preview Betaチャネル Build 22635.4225 (KB5043186)にて、Copilot以外にも割り当てられるようになりました。
割り当ての変更は『設定』 → 『個人用設定』 → 『テキスト入力』 → 『Copilotキーのカスタマイズ』(のような名称。まだ日本語化されておらず原文は『Customize Copilot key on keyboard』)から変更できます。
Copilotキーをカスタマイズ可能
Copilotキー未搭載だと設定しても何も起こらない
メニューには『検索』(Search)、『変更なし』(None selected、Copiltのまま)、『カスタム』(Custom)の3つがあります。
『カスタム』を選択すれば、以下のように任意の割り当てができます。
「やった! これで任意のキーやアプリを割り当てられる!」と思ったのなら、半分ぬか喜びです。ここがMicrosoftの融通の利かないところで、割り当てができるのはMSIXアプリのみです。
つまり、MSIXアプリ以外のアプリや、特定のキーを割り当てたりはできません。
Copilot専用だったころよりは断然マシですが、なんとも「もにょる」改善です。もう少し融通を利かせられなかったのでしょうか。
この改善は現時点ではInsider Preview版のみの実装ですが、特に問題等が発生しなければ通常版のWindows11にも実装が期待できるでしょう。