Intelさん、Appleをディスり始める。公式サイトで大々的にネガキャン

CPU

Intel and Apple

Intelは、Appleのネガティブキャンペーンを開始しました。

Intelが同社公式サイト上に公開したページでは、

Appleの呪縛を解き放つIntelのPC

『Appleの呪縛を解き放つIntelのPC』と、直球な売り文句で、IntelのWindows PCとMacとを比較して以下の点をアピールしています。

【 IntelのWindows PCの利点 】
・最新のAAAゲームをプレイできる
・最新のグラフィックスカードを使用できる
・高リフレッシュレートモニターを使用できる
・クリエィティブな作業もゲームも1台でまかなえる
・PCIe 4.0やKiller Wi-Fi 6E、Thunderbolt 4などに対応
・Intel vProによりビジネスにも最適
・自由なカスタマイズ性
・etc.

ツイッターでも同様に「元MacユーザーはなぜPCに変更しましたか?」「カスタマイズ性ですか?」「行き詰まりを感じて何かを変えられるノートPCが欲しいと思いましたか?」「57,000本のゲームが魅力的だったからですか?」「全ての機能を備えたデバイスで、よりシンプルな生活をしたいと思ったからですか? IntelのページでPCの性能をその目で確かめてください」など、Macと比較してIntelのWindows PCの優位性を訴えています。

Intelのツイート - IntelのWindows PCの優位性を訴えている
Intelのツイート - IntelのWindows PCの優位性を訴えている

しかしながら、これらのIntelのツイートに対して賛同する声は少なく、そのほとんどがIntelへの皮肉や、こんなキャンペーンを行っていることへの失望の声で溢れています。

▼ツイッターでの反応

・勘弁してくれよIntel、これは恥ずかしいぞ。

・頼むからやめてくれ。正直気分が悪い。

MacBookを売ってhpのノートPCを買いました。Macに戻ることはもうないね。

私はIntelからM1にしました。二度とIntelには戻りません。

・こんなくだらないキャンペーンをしていないで、良い製品を良い価格で出すことに注力してください。

現在、6台のIntel Macが販売されていますが、つまり、Intel Macを買うのもやめろということですか?

・Appleのラインナップの半分はおたくのCPUを搭載していますよ。

・私がWindows PCにした理由はAMDです。IntelのMacからRyzen 7 3800XTに変えて、二度とIntelのMacを買わないでおこうと決めました。

・不思議なことにもっとも遅いMacにはIntelのチップが使われています。このキャンペーンは削除した方がいいですよ。見苦しい。

これは、元彼女が、彼氏に捨てられたとわめいているだけです。

・Intelが言っていることはRyzen 9 5900Xが実現してくれました。

このような陳腐なネガティブキャンペーンではなく、もっと良いチップを作る努力をするべきではないでしょうか。

Windowsが好きな人はWindowsマシンを選べばいいし、Macが好きな人はMacを選べばいい。

人を呪わば穴二つ、Intelのネガティブキャンペーンは見事に失敗し、多くのユーザーに悪い印象しか与えませんでした。そして確かなことは、こうやって目の敵にするほどに、MacがIntelにとって無視できない競合となっているようです。

Posted by にっち