GeForce 526.98 ドライバ 不具合情報。RTX 3060 Ti環境にインストール後、NVIDIAコントロールパネルが開かなくなったりOSが重くなるなど ［Update 1: 既知の不具合1件追加］

2022年11月19日GeForce

GeForce 526.98ドライバの不具合情報です。NVIDIA公式の既知の不具合と、海外のGeForceフォーラムで目に付いたユーザー報告を意訳しています。ユーザー報告は全ての環境で発生するものとは限らず、環境依存の可能性もあります。同様の不具合にお悩みの方の参考になりましたら幸いです。

NVIDIA公式: 既知の不具合 (リリースノート + フォーラム)

既知の不具合

・GeForce RTX 3060 Ti環境において、526.98ドライバのインストールに失敗する場合があります。失敗後、NVIDIAコントロールパネルが消えたり、開けなくなったり、マルチモニターを使用できなくなったり、OSが重くなる場合があります。この不具合が発生した場合は、526.86以前のドライバにロールバックしてください ［New］
・Minecraft Java Editionのバージョンが古いと、表示がおかしくなる場合があります ［New］
・Windowsのディスプレイ設定でHDRを有効にしていると、ShadowPlayでDirectX 12ゲームを録画した際、映像が白飛びする場合があります
・MSI Afterburnerにおいて電力制限の優先度を温度に設定できません (522.25以前に戻すと直るとの報告あり)
・非ネイティブ解像度を使用している環境において、ゲーム内でHDRのオン/オフを切り替えると、ゲームが不安定になります
・GeForce RTX 4000シリーズ環境において、Metro Exodus Enhanced Editionのプレイ中、ランダムに点滅したり表示がおかしくなる場合があります
・GeForce RTX 4090環境において、Watch Dogs 2のプレイ中に空を見ると画面がちらつく場合があります
・DSR / DLDSRが有効な環境において、モニターがスリープから復帰後に、表示が一時的にちらつく場合があります

追加された既知の不具合 ［2022/12/2追加分］

・GeForce GTX 1060を搭載したMicrosoft Surface Book 2において、ディスプレイドライバのインストールに失敗します ［New］

ユーザー報告の不具合

・GeForce GTX 1050環境にこのドライバにしたところ、Forza Horizon 4が数分でクラッシュするようになりました。522.25に戻すと直りました。

・GeForce RTX 3090を使用しています。526.98ドライバをインストールしてからウィンドウの端っこが黒、または白の細い線が表示されるようになりました。

・このアップデートをインストールしてから、モニターのひとつが1024x768解像度しか選択できなくなりました。 ［GeForce RTX 3070］

・522.25以降のドライバは、モニターがスリープ状態になると、セカンドモニターが正常に起動しません。黒い画面のままです。この状況を解決する唯一の方法はPCを再起動することです。

・ここ最近のドライバは輝度調整ができず、常に輝度が最大になります。最後に輝度調整が機能したバージョンは522.25です。［Dell G15 5515 Ryzen Edition 5800H / GeForce RTX 3060 Mobile GPU］

・526.47以降のドライバはBlueStacksで問題が発生します。10以上のインスタンスを開こうとするとエラーが出ます。522.25では問題ありません。

・『デスクトップ ウィンドウ マネージャー』(dwm.exe)のGPU使用率が高くなる不具合はGeForce RTX 4090環境でまだ発生します

・526.98にしてからAdobe After Effectsでmp4ファイルを開くと、すべて緑色になります

・GeForce RTX 3060 Ti環境にインストールしたところ、正常に動作しなくなりました。
・GeForce RTX 3060 Tiが認識されなくなりました。
(※GeForce RTX 3060 Tiユーザーから多数の不具合報告あり)

GeForce RTX 3060 Ti環境にインストールすると、NVIDIAコントロールパネルが動作しなくなったり、OSが重くなるという既知の不具合が出ています。GeForce RTX 3060 Tiをお使いの方はインストールしないようお気をつけください。