Windows,レジストリ


結論、犯人はNetwork Connectivity Status Indicator (NCSI)。これで「あっ…(察し)」って人は、以下、見るだけ時間の無駄な記事内容でございます。

で、ずっと疑問でした。OS起動時に数百バイトほど、システムファイル(svchost.exe)が一体akamai鯖と何の通信をしているのだろうと。akamaiって何ぞって人は下記をご参照くださいませ。

 技術評論社
 第19回 世界の2割のトラフィックを捌くAkamai

国内でも海外でもまったく情報が見つからず、長いこと放置していたのですが、パケット解析ソフトのWiresharkを使って中身を覗いてみましたらこんな文字列が。

 www.msftncsi.com: type CNAME, class IN, cname www.msftncsi.com.edgesuite.net
 CNAME: a1961.dspg2.akamai.net

どうやら「www.msftncsi.com」と通信しようとしているようです。「www.msftncsi.com」について調べてみると「ネットワークに繋がっているかどうかの確認用鯖」だそうです。

OS起動⇒接続がちゃんと出来てるか調べてやんよ⇒www.msftncsi.com(akamai)と通信

大体こんな感じ。はい、謎が解けてスッキリしました。特に必要が無く、無効にしたい人は下記のレジストリを変更してどうぞ。

 HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\NlaSvc\Parameters\Internet
 EnableActiveProbing 1(有効) ⇒ 0(無効)

参考文献はWindowsVISTAの記事ですが、Windows7もこれでOS起動時にakamaiに接続しなくなりました。多分Vista以降、全部いけるんじゃないかと思います。

参考文献
付録K:WindowsServer2008のネットワーク接続状態インジケータとこれにより発生するインターネット通信
Appendix K: Network Connectivity Status Indicator and Resulting Internet Communication in Windows Vista

ウイルス,レジストリ


ウイルスやアドウェアの起動パターンのひとつとして、OS起動時に自動実行するものがございます。OS起動時に自動実行するソフトを簡単に確認するソフトがMSで配布されております。

Autoruns for Windows
https://technet.microsoft.com/ja-jp/sysinternals/bb963902.aspx

このソフトを起動して、Logonの項目を見れば自動実行しているソフトがズラーっと表示されます。上級者の方は直接レジストリ等を見ても良いのですが、このソフトだとワンポチで表示されるのがグッド。「なんじゃこのソフトは?」と思ったものがあれば、Google先生でレッツ検索。

ウイルスとは言わないまでも、いつの間にやら入り込んだ不要ソフトが無いか確認するも良し、買ったばかりのPCに何が入っているのかチェックするもよし。

Windowsメンテナンスのお供にいかがでしょうか。

<ウイルスやアドウェアを見つけるその他の方法>
【メンテ】 手動でウイルスやアドウェアを見つける方法 初級サービス編

Windows,レジストリ

前回からの続きです。


タスクバーよ、光あれ。


タスクバーよ、闇に包まれよ。

違いわかりますか。ちょっと色が違うのですが、そこは置いといてください。上の画像は白い斜線が入っています。下の画像は入っていません。はーい、白い斜線は閉まっちゃおうねぇ、という方は続きをどうぞ。

これは簡単に消せます、レジストリエディタを開きます。
HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\DWM
ここにある
ColorizationGlassReflectionIntensity
この数値を 50→0 に変えて再起動すれば完了です。

お疲れ様でした。