BF6『バトルフィールド6』の各種ベンチマーク結果。ネイティブ画質でも軽く、DLSS有効だと超高fpsに!
BF6こと製品版『バトルフィールド6』(Battlefield 6)の各種ベンチマークが公開されました。ベンチマークの測定シーンは以下になります。
上記シーンをネイティブ画質の1920 x 1080最高設定でMin 60 fpsを保つには、GeForce RTX 4060 Ti 16GB(Min 69 fps) / Radeon RX 9060 XT 16GB(Min 67 fps)以上で可能となっています。
以下、最高設定でのベンチマーク結果になります。
画質設定・備考
画質設定: TAAネイティブ
画質設定: DLSS / FSR有効
ベンチマークと備考
ベンチマークは以下の2パターンで測定しています。
- DLSSやFSRは無効のTAAでのネイティブ最高画質設定
- DLSS Super Resolution、Frame Generation、FSRを使用していません。アンチエイリアシングはTAAでのネイティブ画質です
- DLSSおよびFSRを有効にした最高画質設定
- GeForce RTX 5000シリーズ
- アンチエイリアシング: DLSS クオリティ
- NVIDIAマルチフレーム生成: 4 (4倍)
- GeForce RTX 4000シリーズ
- アンチエイリアシング: DLSS クオリティ
- NVIDIAフレーム生成: オン (2倍)
- GeForce RTX 3000シリーズ
- アンチエイリアシング: DLSS クオリティ
- AMD FSRフレーム生成: オン (2倍)
- AMD Radeon RXシリーズ
- アンチエイリアシング: FSR クオリティ
- AMD FSRフレーム生成: オン (2倍)
- GeForce RTX 5000シリーズ
1つはTAAでのネイティブ画質設定。もう1つはDLSS / FSRアップスケーリングとフレーム生成・マルチフレーム生成(DLSS / FSR Frame Generation、DLSS Multi Frame Generation)を併用した設定です。基本的な画質設定はいずれも最高設定です。
ベンチマーク結果に8GB以下のグラボは含みません。すべてのグラボをテストすることは非現実的なことと、2025年において、PCゲーマーが重量級の最新ゲームを高画質で快適にプレイするには12GB以上のVRAM容量が望ましいとの判断の上、主に12GB以上のグラボに焦点を当てています。
グラボのベンチマークには最も高フレームレートが出たCPU、Ryzen 7 9800X3Dを使用しています。CPUベンチマークにはGeForce RTX 5090を使用しています。
1920 x 1080
TAAネイティブ画質
DLSS&FSR アップスケーリング・フレーム生成有効
2560 x 1440
TAAネイティブ画質
DLSS&FSR アップスケーリング・フレーム生成有効
3840 x 2160
TAAネイティブ画質
DLSS&FSR アップスケーリング・フレーム生成有効
VRAM使用率
TAAネイティブ画質
DLSS&FSR アップスケーリング・フレーム生成有効
CPUベンチマーク
TAAネイティブ画質
(Source:Battlefield 6)
まとめ
解像度 TAA | RTX 5060 Ti 16GB | RTX 5070 | RTX 5070 Ti | RTX 5080 | RTX 5090 |
1080p | Min 84 Avg 111 | Min 110 Avg 144 | Min 132 Avg 174 | Min 150 Avg 198 | Min 197 Avg 254 |
1440p | Min 58 Avg 73 | Min 76 Avg 96 | Min 94 Avg 119 | Min 107 Avg 136 | Min 152 Avg 196 |
4K | Min 30 Avg 38 | Min 41 Avg 51 | Min 52 Avg 66 | Min 60 Avg 77 | Min 96 Avg 120 |
解像度 DLSS:オン MFGx4:オン | RTX 5060 Ti 16GB | RTX 5070 | RTX 5070 Ti | RTX 5080 | RTX 5090 |
1080p | Min 288 Avg 333 | Min 374 Avg 433 | Min 451 Avg 522 | Min 514 Avg 595 | Min 679 Avg 773 |
1440p | Min 228 Avg 233 | Min 301 Avg 306 | Min 371 Avg 378 | Min 423 Avg 431 | Min 538 Avg 593 |
4K | Min 120 Avg 140 | Min 165 Avg 192 | Min 211 Avg 246 | Min 245 Avg 285 | Min 382 Avg 421 |
TAAネイティブ画質1080p最高設定でのMin 60 fpsターゲットだと、現行製品ではGeForce RTX 5060 Ti 16GB以上で快適にプレイができます。GeForce RTX 5070以上があれば1440pでも良好なフレームレートでお楽しみいただけるでしょう。ネイティブ画質でも高フレームレートが出ており、昨今のAAAタイトルとして軽い部類と言えます。
お次はDLSSを有効にした場合。
本タイトルはDLSSに対応しており、アップスケーリングをDLSSのクオリティ、マルチフレーム生成を4倍にすると、とんでもないフレームレートが出ます。GeForce RTX 5060 Ti 16GB以上があれば1080p ~ 4K解像度でもMin 120 fps以上という高フレームレートでお楽しみいただけます。
GeForce RTX 5080やGeForce RTX 5090といったハイエンドグラボになると、1080p解像度でMin 500 fps以上も出せます。500Hz以上のゲーミングモニターをお持ちの方であれば、超絶にヌルヌルのゲームエクスペリエンスを得られます。
しかも、これは最高画質設定です。画質を落とせば、GeForce RTX 5070 Ti以下でも、Min 500 fps超えを狙えるでしょう。