Radeon RX 7000の消費電力は前世代よりも高くなる。AMDが発言

RADEON

AMD Radeon GPU

AMD Radeon RX 7000シリーズの消費電力が、前世代のRadeon RX 6000シリーズよりも高くなることが確定しました。海外メディアのVideoCardzが報じました。

RDNA 3は、RDNA 2よりも50%以上電力効率に優れるという

AMD Radeon RX 7000シリーズ(RDNA3)の消費電力がこれまで以上に増加することが確定した。

RDNA 3は、RDNA 2よりも50%以上も電力効率が上がるとされているが、競合他社が消費電力を増やして性能を上げればAMDもそれに追随せざるを得ない。Tom’s Hardwareのインタビューにおいて、AMDのSam Naffziger氏(SVP)は以下のように述べている。

どれだけ当社の設計が電力効率に優れていても、性能こそが重要視される。競合他社が電力レベルを上げて性能を得るならば私たちもそうするだろう。ただ、競合他社は私たちよりもはるかに高い電力レベルを要求するだろう。

— Sam Naffziger, AMD’s Senior Vice President

Sam Naffziger氏は、競合他社が消費電力を上げるなら、AMDもそうすることになると述べている。NVIDIAは以前からAda / GeForce RTX 4000シリーズで消費電力を大幅に引き上げると噂されている。つまり、AMDのRDNA 3 / Radeon RX 7000シリーズも消費電力が増加することになる。

[Source: VideoCardz

かねてより、Radeon RX 7000シリーズは前世代より消費電力が高くなることがされていましたが、今回のAMDの発言は、この噂を裏付けるものとなりました。

Radeon RX 6900 XTの消費電力(TBP)は300W、RX 6950 XTは335Wですが、Radeon RX 7900 XTではこれらを超える375~450W付近になることが噂されています。

RDNA3

Posted by にっち