【SSD】 OCZ Trion 150シリーズとCFD MG1シリーズの比較

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前知識として、OCZは東芝に買収されており、「Trion 150」の中身は東芝産。CFDの「MG1」も東芝産。どちらも同じ東芝系ということで、どこが違うのか軽く比較。まずは中身から。



OCZ Trion 150シリーズ (TRN150-25SAT3-480G)

(画像クリックで拡大)

CFD MG1シリーズ (CSSD-S6T240NMG1Q)

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パッと見は完全に一致。コントローラもどちらも「TC58NC1000GSB-00」。違いはNANDフラッシュの型番とキャッシュ用DRAMのメーカー。

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OCZ
NAND: TH58TEG8THLTA20
DRAM: Micron製

CFD
NAND: TC58TEG7THLTA00
DRAM: NANYA製
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これらの違いでベンチマークにどう影響するのか、同じ480GBでのベンチ結果は

OCZ Trion 150シリーズ (TRN150-25SAT3-480G)

(ソース:http://ascii.jp/elem/000/001/144/1144271/index-2.html)

CFD MG1シリーズ (CSSD-S6T480NMG1Q)

(ソース:http://www.cfd.co.jp/product/ssd/cssd-s6t480nmg1q/)

大きな差はないといいますか、OCZがQ32T1でCFDがQ8T4のため参考程度に。CFDのQ32T1でのベンチ結果もありますが

CFD MG1シリーズ (CSSD-S6T240NMG1Q)

(ソース:http://www.gdm.or.jp/review/2016/0407/157751/3)

こちらは240GBモデルのため、やっぱり参考程度に。性能面では恐らく大きな差はないと思われます。

最後に保証期間ですが、こちらもどちらも3年。ただし、通販勢はCFDに注意が必要です。


(ソース:http://www.cfd.co.jp/support/faq/20140828-17/)

CFDの場合、修理依頼は販売店対応となり、通販で購入した場合、販売店が修理の受付に対応していないと割と日数が掛かる模様。

ahokusa
(ソース:http://bbs.kakaku.com/bbs/K0000634541/SortID=17977082/)

新品交換はありがたいものの、約1ヶ月は長いっすね…。そして、自分もCFDの東芝産SSD(通販購入)を使っていますが、この保証体制は知りませんでした/(^o^)\

修理の受付に対応していない販売店があることくらい知っていそうなものの、いちいちそんなところから説明しないといけないのがくっそ面倒っすね。保証体制を改善していただきたいところです。

2016/06/16追記&注意
Trion150とMG1はTLCにつき、上記のCrystalDiskMarkのベンチマーク結果の書き込み速度は参考にしないでください。その理由は下記の記事をご参照くださいませ。

【SSD】 大きなファイルの書き込み速度目当てでTLCのSSDを買うとき、CrystalDiskMarkのベンチマーク結果は参考にしない方が良い

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ソース
ASCII.jp
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エルミタージュ秋葉原
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CFD
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Posted by にっち