【Win】 2015/12/2 Windows Update オプションにKB3112343配信

Windows,WindowsUpdate

KB3112343
Windows Update Client for Windows 7 and Windows Server 2008 R2: December 2015

<このアップデートについて>
このアップデートではWindows8.1
(!?) からWindows10への追加のアップグレードシナリオのサポートと、スムーズなアップグレードが出来るようになります。このアップデートはアップグレードエクスペリエンスの品質を監視するマイクロソフトの能力も高めます。

<修正された問題>
ソフトウェアアップデートエージェント、またはSystem Center Configuration Manager 2007 R2(SCCM)を使っている場合、定期的なPCのスキャンが失敗して「Not Required」が生成されたり「8007000E」エラーが出る問題の修正。 (この不具合は
KB3050265(2015/6月配信のWUクライアント)をインストール後に発生します)


12/2にWindows7向けにKB3112343が配信されました。このアップデートはWindowsUpdateクライアント(以下、WUクライアント)のアップデートになります。Windows7用パッチなのにWindows8.1から云々とはこれ如何に。書き間違いとは思いますがガバガバやんけ!

「Windows10への追加のアップグレードシナリオのサポート」が何を指すのかはわかりませんが、Win10にしろしろ攻撃の追加だと思われます。

SCCMですが、これに関しては以前にも書きましたのでこちらをご参照ください。一般ぴーぽーにはあまり関係ありません。

「ソフトウェアアップデートエージェント」が何を指しているのかがよくわかりませんが、WUクライアントのアップデートなので、たぶん、WUクライアントのことだと思います。WUクライアントの自動更新が上手く行かない人向けでしょうか。

説明がガバガバなので、本当に正しいのかはわかりませんが、正しければ

・Win10へのアップグレード関連
・KB3050265で発生したSCCMや自動設定でWindowsUpdate時にエラーが発生する人向けのFix (※KB3050265だけなのか、それ以降もなのかは不明ですが、今更KB3050265のWUクライアントだけを対象にしているとも思えないので、たぶん以降かと思われます)

の2点かと思われます。

あと、気になるのが「このアップデートはアップグレードエクスペリエンスの品質を監視するマイクロソフトの能力も高めます」この一文。テレメトリ関連も含まれているってことっすかね。わからん。

何にしても、Win10にする気が無く、WindowsUpdateは手動更新をしていて、現在ご使用中のWindowsUpdateクライアントで不具合が発生していなければ入れる必要はありません。

このパッチは「入れなくても良いとほぼ言い切れる暫定追加リスト」入りとします。

【Win】 WindowsUpdateで入れなくても良いKBリスト

近々Win10にする予定があったり、SCCMや自動更新でWindowsUpdateを運用していてエラーが発生する人はご自由にどうぞ。

Win8.1向けのKB3112336に関してはこちらをご参照くださいませ。