AMD、AM5から次世代ソケットへの移行タイミングに言及。AM6はDDR6やPCIe 6.0がきっかけに

AMDは、現在のソケットAM5から、次世代のソケット(おそらくはソケットAM6と呼ばれる)への移行タイミングについて言及しました。
AMD VP兼GMであるDavid McAfee氏は、次世代ソケットについて以下のように述べています。
次世代のソケット・プラットフォームへの移行を検討するにあたって、考慮すべき要素は3つあります。 まず1つ目は、業界における転換点が何か、ということです。この先を見据えると、DDR6メモリやPCIe 6.0 (PCIe Gen6)が挙げられます。これらは「そろそろ何かを変える必要があるかもしれない」と判断するきっかけになりえます。 2つ目は、そうした新しい転換点がエンドユーザーにとって差別化された価値のある体験をもたらすかどうかという点です。例えばPCIe 4.0からPCIe 5.0への移行においては、基板のコストが大幅に増加しました。信号品質を保つために高価な誘電体材料や、基板上のすべてのスロットをPCIe 5.0に対応させるために再設計が必要になったからです。 それによってユーザー体験が向上した例もあります。しかし、初期の頃のPCIe 3.0とPCIe 4.0ストレージの比較を思い返すと、理論上のスループット仕様はたしかに素晴らしかったものの、実際にゲームのロード時間が速くなったか、システムの起動が速くなったかというと、そこまで顕著な違いはありませんでした。 つまり、次世代のメモリとPCIインターフェースを導入する際に重要なのは、新しいプラットフォームにそれらを実装するコストが「エンドユーザーが得られる体験向上に見合っているか」ということです。 そして最後の3つ目は、ゲーマーやエンスージアスト、自作PCユーザーのニーズが変化しているかどうかです。例えば、必要とされるNVMeドライブの数やPCIeスロットの数、高速I/Oインターフェースなどが変わってきているか、それによってソケットに求められる仕様や、プラットフォーム全体の設計を見直す必要があるのか、という点です。ソケットの電力供給要件も含まれます。 CPUの長期的なロードマップを策定する際、私たちは毎世代、こうした要素を総合的に検討しています。 新しいソケットへの移行を判断するのは非常に難しいものです。なぜなら、それを一度決めると、長期間にわたってその選択と付き合っていく必要がある重要な決断だからです。 ― AMD VP&GM, David McAfee |
AMDによると、次世代ソケットへの移行タイミングとしては、DDR6メモリやPCIe 6.0の登場がきっかけになるとのこと。しかし、実際に次世代ソケットへと移行するには、それらを実装するメリットがあり、ユーザーからのニーズがあることが重要だとされています。























