KB5066835インストール後、サウンド/オーディオに不具合。音が出ない、エラーを吐くなど。Windows11 25H2 / 24H2にて

WindowsUpdate

Windows Sound / Audio Issue

日本時間で2025年10月15日にWindows Updateに配信されたWindows11 25H2およびWindows11 24H2用更新プログラムKB5066835をインストールしたPC環境において、オーディオが機能しなくなったり(音が出なくなったり)、エラーを吐くようになったなどの不具合報告が出ています。

KB5066835のインストール後にサウンド / オーディオに不具合発生

ユーザーによる不具合報告

  • KB5066835をインストール後、私のノートPCのサウンド / オーディオが完全に機能しなくなりました。KB5066835をアンインストールすると問題は解決しました
  • Windows11 25H2環境にKB5066835をインストールしたところ、AMD Audio CoProcessorドライバ(バージョン6.0.2.114)が「Windows stopped this device due to reported problems. (Code 43)」というエラーを吐くようになりました。KB5066835をアンインストールするとこの不具合は発生しなくなりました
  • JDS LabsのElement III MK2というDACを使用しているのですが、この更新プログラムをインストールしてから動作しなくなりました
  • アップデート後、ヘッドセットがサウンドEQアプリに接続できなくなりました

上記報告はRedditに寄せられており、KB5066835をインストールすると、オーディオ / サウンド関連に不具合が発生するようになったと一部のユーザーが訴えています。

なお、この不具合はあくまでも一部環境でのみ発生しているものであり、すべての環境で発生するものではありません。報告数は少なく、環境依存の可能性が高いものと思われます。

対処方法・回避策

ユーザー報告によると、KB5066835をアンインストールすることでオーディオ機能が直ったと報告されています。もし、同様に、KB5066835のインストール後からオーディオに何らかの異常が発生している場合、KB5066835をアンインストールして直るかどうかお試しください。

アンインストール手順は以下。

▼更新プログラムのアンインストール方法

1.)
『スタートボタン』 → 『設定』 → 『Windows Update』 → 『更新の履歴』 → 一番下にある『更新プログラムをアンインストールする』を選択。

2.)
当該更新プログラムの『アンインストール』を選択すればアンインストールされます。

WindowsUpdate更新プログラムのアンインストール方法

3.)
アンインストール後は、更新プログラムが再び入ってこないように更新プログラムを一時停止しておきましょう。『更新の一時停止』から停止する期間を選択してください。また、『利用可能になったらすぐに最新の更新プログラムを入手する』を『オン』にしている場合は『オフ』にしてください。

Windows11 - WindowsUpdateを一時停止

なお、KB5066835はセキュリティアップデートのため、アンインストールすると脆弱性が未修正のままになることには注意が必要です。