非対応PCのWindows11 24H2をWindows11 25H2へとアップデートする方法。イネーブルメントパッケージで簡単

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非対応PCのWindows11 24H2をWindows11 25H2へとアップデートする方法

Windows11のシステム要件を満たしていない非対応PCでWindows11 24H2を使用していると、Windows Updateに大型アップデート、今回で言うところのWindows11 25H2が降ってくることはありません。本来であれば、Windows Updateに降ってくるのを待ちたいところですが、非対応PCには降ってきませんので手動でアップデートするしかありません。

本記事では、非対応PCのWindows11 24H2を、Windows11 25H2へとアップデートする方法をご紹介いたします。

最初に

本記事の内容はWindows11 24H2からWindows11 25H2へとアップデートする方法です。Windows11 23H2からWindows11 25H2へとアップデートする方法は以下の記事をご覧ください。

  • 非対応PCのWindows11 23H2をWindows11 25H2へとアップデートする方法
    (※鋭意執筆中です。10/4には公開予定です。公開まで今しばらくお待ちください)

Windows11 25H2をクリーンインストールしたい場合は以下の記事をご覧ください。初版は2021年ですが、今でもこの方法でクリーンインストールができます。

非対応PCのWindows11 24H2を25H2へとアップデートする方法

非対応PCでWindows11 24H2からWindows11 25H2へとアップデートを行う方法は簡単です。Windows11 24H2とWindows11 25H2は内部構造が共通しており、イネーブルメントパッケージ(Enablement Package / eKB)と呼ばれる更新プログラムを適用するだけですぐにアップデートが完了します。

(備考: イネーブルメントパッケージはWindows11 24H2専用です。Windows11 23H2は、24H2 / 25H2と内部構造が違うためイネーブルメントパッケージを利用できません)

どういう仕組みかと申しますと、イネーブルメントパッケージとは「前もってダウンロードしていた大型アップデート(25H2)を有効にする」だけの更新プログラムです。毎月のWindows Update / 更新プログラムをインストールしていれば、無効化された大型アップデート(25H2)がいつのまにか組み込まれます。イネーブルメントパッケージはそれを有効にするだけです。

もし、久しくWindows Updateを実行していない方は、まずはWindows Updateを実行して最新の更新プログラムをインストールしてください。その後、以下のイネーブルメントパッケージをダウンロードして、実行・手動インストールすると、あっという間にWindows11 25H2へとアップデートが完了します。

▼イネーブルメントパッケージ

前者がIntelやAMDのCPU用、後者がSnapdragon等ARM64 CPU用のイネーブルメントパッケージです。

上記ファイルを実行すると、『Windows Update スタンドアロン インストーラー』が起動しますので『はい』を選択してください。

KB5054156のインストール: 『はい』を選択
KB5054156のインストール
『はい』を選択

すると、『更新プログラムのダウンロードとインストール』という以下のウィンドウが表示されてKB5054156のインストールが始まります。

KB5054156のインストールが始まる
KB5054156のインストールが始まる

このインストールはあっという間に終わります。

インストール終了後、PCを再起動するとWindows11 25H2へとアップデートが完了します。

Windows11非対応PCでも24H2 → 25H2に
Windows11非対応PCでも24H2 → 25H2に

自分のPCがちゃんとWindows11 25H2になっているかは、『設定』 → 『システム』 → 一番下にある『バージョン情報』で確認できます。

これでWindows11 25H2へのアップデートは終わりです。