BF6オープンベータとVALORANTが競合する不具合。VALORANTのアンインストールを促すメッセージが表示される。が、アンインストールする必要はない

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BF6とVALORANTが競合する不具合

BF6こと『バトルフィールド6』(Battlefield 6)オープンベータにおいて、VALORANTのアンインストールを促すエラーメッセージが表示されると話題になっています。問題となっているスクリーンショットがこちら。

VALORANTのアンインストールを促すメッセージ
VALORANTのアンインストールを促すメッセージ

『Security Violation』と題したダイアログには、「ソフトウェアの互換性に問題があるため、アプリケーションを起動できませんでした。競合しているソフトウェアをアンインストールするか、その設定を調整してください。 (118): Valorant」といった旨の内容が書かれています。

いったいなぜこのようなエラーメッセージが表示されるのかと申しますと、このダイアログは『VALORANT』を起動させた状態で、『バトルフィールド6』も起動させようとすると表示されます。

『VALORANT』にはVanguard、『バトルフィールド6』にはJavalinというアンチチートが使用されており、これらのアンチチートを同時に実行すると、同じ手法でゲームのメモリ領域を保護しようとして競合が発生します。そのため、上記のようなエラーメッセージが表示されます。

しかし、このメッセージに書かれているように、『VALORANT』をアンインストールする必要はありません。

『バトルフィールド6』と『VALORANT』を同時に実行することはできませんが、『VALORANT』をインストールしたままで問題ありません。『VALORANT』をインストールしていても『バトルフィールド6』をプレイできます。『バトルフィールド6』をプレイするときは、『VALORANT』を起動しないでください。『VALORANT』を完全に終了させてください。

『バトルフィールド6』オープンベータのウィークエンド2(日本時間で8月14日PM17:00~8月18日PM17:00)に参加される方はお気をつけください。

上記エラーメッセージの内容は非常にわかりづらいため、Electronic Arts (EA)のアンチチートエンジニアリングディレクターであるAC Ward氏は、「もっとわかりやすく伝わるよう、エラーメッセージを修正いたします」とX (旧Twitter)で述べています。

Posted by にっち