KB5003173が0x800f0922エラーで失敗する不具合。対処方法あり

WindowsUpdate

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2021年5月12日に公開・配信されたWindows10 バージョン20H2 / 2004用セキュリティ更新プログラムKB5003173が0x800f0922エラーで正常にインストールできないという不具合報告が複数件出ています。

KB5003173が0x800f0922エラーで失敗

ユーザーによる不具合報告

  • KB5003173のインストールはできましたが、再起動後、0x800f0922エラーでインストール前に戻されました。
  • 私も同じことが起こっています。
  • 同じく0x800f0922エラーが発生します。このエラーを回避するにはどうすればいいでしょうか?
  • 私も同じエラーになりましたが、ビジネス向けEdgeをインストールすると、正常にアップデートできるようになりました。
  • ↑ビジネス向けEdgeをインストールしたら、アップデートを適用できました。報告に感謝いたします。
  • Edgeを再インストールしたら問題なくKB5003173がインストールできました。
  • 私の場合は普通のEdgeを再インストールして、コマンドプロンプト(管理者)から以下のコマンドを実行するとKB5003173がインストールできました。 (※以下のコマンドを実行しなくてもEdgeを再インストールするだけでKB5003173がインストールできます。もし、上手くいかなかった場合に限り、以下のコマンドをお試しください)
    sfc /scannow
    DISM /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth
  • KB5003173はEdgeがインストールされていないマシンで失敗するようです。

上記報告はRedditやMicrosoftフォーラムに寄せられており、一部環境にて、KB5003173が0x800f0922エラーで正常にインストールできない場合があります。

この不具合はMicrosoft Edge ChromiumがインストールされていないWindows10環境(Edge Chromiumを強制アンインストールしていたり、旧EdgeのままでEdge Chromiumに移行していない環境)で発生します。

回避策は簡単で、Edge Chromiumを再インストールすることでKB5003173のインストールが正常に行えるようになります。同様の不具合にお困りの方はEdgeの再インストールをお試しください。ビジネス向けEdge普通のEdge、どちらでも大丈夫です。

このほか、どうしてもEdge Chromiumをインストールしたくない場合は、『C:\Program Files (x86)\Microsoft』フォルダ内にある『Edge』フォルダを削除することでもKB5003173のインストールが行えるとの報告が出ています。Edge Chromiumの再インストールしたくない場合はお試しください。 (注: すでにEdge Chromiumがインストール済みの場合は絶対に削除しないでください)