RADEON

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380、390X、370、とやってきたので、せっかくなのでR9 390も。
3xxベンチマークシリーズ最終回でございます。

R9 390はGTX970への対抗製品で、米尼最安値はR9 390が329.99ドル、970が296.99ドル。390はVRAM8GBということもあって、お値段的にもNVIDIAに対抗出来ています。

7/11現在、TSUKUMOでの税込最安値がR9 390が50738円GTX970が41351円と差額9千円ちょい、VRAMを考慮すれば日本価格でも納得出来る範囲ではないでしょうか。

肝心のベンチマークはと申しますと、先に結論を挙げれば970に勝ったり負けたり。VRAMが多く必要なら390、VRAMが多く必要ないなら970、と住み分けが出来ていると思います。

ただ、ゲームタイトルや解像度によって、390のMinFPSが極端に低かったりします。これがドライバの最適化不足かゲーム側の問題か、はたまたベンチマークを取った人の問題かは不明。

ということで以下ベンチマーク画像です。

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あまり情報が見つからなかったのですが、ちょっと気になったのでピックアップ。

先に結論だけ挙げておきますと、GTX960 > R7 370 >GTX750Tiといった感じの性能のようです。拾ってきたFireStrike画像ではGTX750Tiより上の性能を出しています。


(ソース:http://www.overclock3d.net/reviews/gpu_displays/msi_gtx750ti_gaming_review/6)

370と750Tiを含めた比較が見つからなかったため、ソースが別なところなのはご容赦。

米尼価格だとMSI Gaming OCモデルの370 2GBが159.99ドル、同じくMSI Gaming OCモデルのGTX750Tiが154.99ドルと、しっかりNVIDIAに張り合えています。
750Tiより性能も良く、お値段も同等、ローレンジの中でも魅力ある製品だと思います。
安い・速い・電力食い、昔のAMDを彷彿させるAMDらしい製品ではないでしょうか。

ええ、ここまで持ち上げれば察しの良い方ならもう分かると思いますが、日本価格が糞でございます。日本だと限りなく960に近い価格。メーカによっては960の方が安い場合も。370 2GBと960、どっちを買うかとなったら、どうあがいても960を買った方が正解です。

Amazonとドスパラで調べた6/21現在の税込最安値は、GTX960が23963円、R7 370 2GBが22658円、GTX750Tiが14826円、戦いにもなっておりません。日本では960と同価格になることで、高い・遅い・電力食い、になる不思議。

AMDは日本でのシェアを獲得したいと思っているのなら、糞価格にしている根源をなんとかした方がいいんじゃないですかね。日本で売る気が無いということでしたらこのままでも良いでしょう。

ということでベンチマーク画像の続きをどうぞ。 残念ながら750Tiはグラフに含まれておりませんので、960に蹂躙されるだけの画像になります。

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使用しているGPUはMSI R9 390X OCモデル(1100MHz)での比較画像になります。
最初に結論を挙げておきますと、Witcher3ではGTX970以下、しかしそれ以外はリファレンスのGTX980に勝ったり負けたり(3勝4敗2分)と悪くない勝負をしています。

以下ベンチマーク画像です。(画像をクリックで拡大)

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GTX960に勝ったり負けたりといった感じの性能のようです。
以下ベンチマーク画像です。(画像をクリックで拡大)