作成したWord文書がOneDriveに自動保存されるように。デフォルトで有効。勝手に保存されたくない人は要注意
Microsoftは、Wordで新しく作成した文書は、自動的にOneDriveに保存されるようになったことを発表しました。
Microsoftの発表内容は以下。
2025年10月9日より、Windows用WordのInsider版において、新しく作成した文書(ドキュメント)は、自動的にOneDriveに保存されるようになりました。これにより、作業内容は保護され、リアルタイムでの共同編集が可能になります。
― Microsoft |
Microsoftによると、このOneDriveへの自動保存は、現時点ではInsider版Wordにのみ適用されているとのこと。いずれ通常版のWordにも適用される日が来るでしょう。(備考: おそらくはInsider版Wordのことだと思うのですが、原文は「Word desktop on Windows (Insiders)」と書かれており、もしかしたら、Windows11 Insider Preview上でのWordのことを指している可能性も無きにしも非ずです。たぶんInsider版Word (Microsoft 365 Insider)を指していると思うのですが……)
また、この仕様はデフォルトで有効になっています。(手順まではアナウンスされていませんが、無効に設定することもできるはずです)
これを「便利な仕様変更」と捉えるか、それとも「たまったもんじゃない」と思うかは、Wordを使用する人や企業・組織によって異なってくるでしょう。企業や組織では機密保持等の理由によりクラウド上への保存を禁止しているところもあるでしょう。
今回のMicrosofの発表では、通常版のWordにいつ適用されるのかまではアナウンスされていません。クラウドへの自動保存に問題がある方は、個人・企業・組織問わず、お気をつけください。
OneDriveが不要であれば、いっそアンインストールしてしまうのも手です。OneDriveのアンインストール方法・手順は以下の記事をご覧ください。