Intel Fishhawk Falls Xeon W5-3433がSandraに掲載。ES版で低クロックながら良好なパフォーマンス。AMD Threadripperの競合となるか

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SiSoftware Sandraのデータベースに、Intelの次期ワークステーション向けCPUとなるXeon W5-3433が掲載されました。海外メディアのWCCF TECHが報じました。

Intelの次世代ワークステーション向けCPU、Sapphire Rapids Xeon-WシリーズとなるW5-3433がSiSoftware Sandraのデータベースに掲載された。

Xeon W5-3433 - Sandraベンチマークスコア456.00GOP
Xeon W5-3433 - Sandraベンチマークスコア456.00GOP

Xeon W5-3433のコア数は16コア32スレッド、45MBのL3キャッシュと32MBのL2キャッシュを搭載する。このプロセッサーはサーバー向けではなく、コンシューマーを対象とした『Fishhawk Falls』HEDTプラットフォーム向けXeon Wファミリーの一部だ。

クロックは2.0GHz (1.99GHz)で動作していることから、初期のエンジニアリングサンプルであることが窺える。Sandraでのベンチマークスコアは456.00GOPSとなっており、AMD Ryzen Threadripper PRO 3955WX (16コア32スレッド)の490.41GOPSを下回る。しかし、スコアの低さは低クロックに起因するものだ。

Sapphire RapidsのコアはGolden Coveアーキテクチャが採用されているため、AMD Ryzen Threadripper PRO 5000シリーズとも戦える性能が期待される。

各CPUのSandraベンチマークスコア

各CPUのSandraベンチマークスコア
各CPUのSandraベンチマークスコア

Fishhawk Falls HEDT Xeonファミリーは、最大56コアのエキスパートパーツと、最大24コアのメインストリームパーツの2種類のSapphire Rapidsチップの投入が見込まれている。

[Source: WCCF TECH

スコア自体は低いですが、2.0GHzという低クロックでこのスコアなら、より高クロックとなる製品版ではかなり高いパフォーマンスが期待できそうです。

Posted by にっち