GeForce 536.40 ドライバ 不具合情報 [Update 1: 多くの環境でブラックスクリーンが発生]

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GeForce 536.40ドライバの不具合情報です。NVIDIA公式の既知の不具合と、海外のGeForceフォーラムで目に付いたユーザー報告を意訳しています。ユーザー報告は全ての環境で発生するものとは限らず、環境依存の可能性もあります。同様の不具合にお悩みの方の参考になりましたら幸いです。

更新履歴 [記事初公開日: 2023/7/1]
① ユーザー報告の不具合を1件加筆。 [2023/7/20] [New]

NVIDIA公式: 既知の不具合 (リリースノート + フォーラム)

・このドライバは、メモリ使用量が多いときにアプリケーションが不安定になる不具合の修正を含んでいます。しかし、この修正により、Stable DiffusionおよびDaVinci Resolveのパフォーマンスの低下が確認されています。この不具合は、今後のドライバで修正を予定しています [New]
Chromiumベースのアプリケーションにおいて、市松模様のようなものがランダムに表示される場合があります
GeForce ExperienceのFreestyleフィルターを適用するとゲームがクラッシュします
DPCレイテンシーが増加(悪化)します。LatencyMonにて確認 (※NVIDIAスタッフのManuel氏によると、スタッター(カクつき)や音飛びなどは今のところ確認されていないとのこと。わずかに悪化しており、現在調査中とのことです)
・OCCTのVRAMテストでメモリ使用量がフルになって終了すると、イベントビューアーのログに『nvlddmkm』のエラーが記録されます
・530番台以降のドライバ環境において、Display Stream Compressionモードを使用すると、一部のモニターでランダムに黒い画面が点滅する場合があります
・Control (DX12)において、カットシーンやムービーでテアリングや部分的なジッターが発生します
・535.98以降、Dead Space (2023年版)のプレイ中にゲームがクラッシュする場合があります
・GeForce RTX 3080 Tiを搭載したDell Alienware x17 R2ノートPC環境において、535.98ドライバ以降にアップデートすると、DirectXのゲームを起動時に画面に何も表示されなくなる場合があります

ユーザー報告の不具合

このドライバをインストールしてからしばらくすると画面がブラックスクリーンになります。直すにはPCを再起動するしかありません。(※多数報告あり) [2023/7/20追加分]

・GTX 980でHalo Infiniteをプレイするとフレームレートが大幅に低下する不具合はまだ修正されていません。古いドライバでは50 fps出るところ、新しいドライバでは5 fpsしか出ません。
NVIDIA: ↑今回のドライバで修正できなかったのは残念です。私たちは単なる回避策ではなく、より良い解決策を見つけたかったのですが、今回のドライバでは間に合いませんでした。現在、修正を検証しているところです。新たな問題が発生しなければ次のドライバで修正を予定しています。

・このドライバにしてから、モニターの垂直ラインが数ピクセル欠如するようになりました。
垂直ラインが数ピクセル欠如

モニターはAcer XB271HU、グラボはRTX 4070 Tiを使用しています。G-SYNC 165Hzにするとこの問題は発生しません。

・ControlでDLSSのトグルがグレーアウトします。532.03ではこの不具合は発生しません。

・536.40にしてからG-SYNCを有効にするとモニターが点滅するようになりました。モニターはCorsair XENEON 27QHD240 OLEDを使用しています。

・PhotoshopやAudition、PremiereなどのAdobe 2023アプリケーションの画面がちらつくようになりました。トリプルモニター構成で、メインはSamsung Odyssey G9 Neo 240Hzを使用しており、このモニターでちらつきが発生します。そのほかの2台のモニターでは問題ありません。Javaエンジンを使用しているほかのアプリケーションでもちらつくようになりました。

・マルチモニターでちらつきやG-SYNCに問題がある場合は、NVIDIAコントロールパネルを開いて、『デスクトップのサイズと位置の調整』 → スケーリングモードを『スケーリングなし』にしてスケーリングを実行するデバイスを『GPU』にしてみてください。私の環境ではこれでちらつきがなくなりました。


 

VRAMの使用量が多いとアプリが不安定になる不具合が修正されたものの、その副作用としてStable DiffusionやDaVinci Resolveのパフォーマンスが低下するという既知の不具合が追加されました。どれほど低下するのかはわかりませんが、気になる場合はドライバのロールバックをご検討ください。以前のドライバはNVIDIAのサイトよりダウンロードができます。

2023/7/20追記
536.40をインストールしてからランダムにブラックスクリーンが表示されて、直すには電源を入れなおすしかないという不具合が発生しています。報告数は数十件あり、ドライバをロールバックして直ったという人もいれば、ロールバックしても直らなかったという人もいます。ロールバックしても直らないというのは物理的損傷が疑われるため、本ドライバのインストールは避けた方が良さそうです。