MS、Copilotの宣伝を盛大にミスる。間違った回答をした動画をアップ。ユーザーからの突っ込みも

MicrosoftがCopilotの宣伝を盛大にミスりました。
MicrosoftがX (旧Twitter)にて「テクノロジーをもっとシンプルに。Windows11のCopilotが、プロのように文字サイズを調整する手助けをします」との謳い文句で公開したCopilotの宣伝動画がこちら。
動画では男性がCopilotに対してWindows11の設定で文字サイズを大きくする方法を尋ねています。男性が「画面の文字をもっと大きくしたいのですが、どうすればいいですか?」と質問したところ、Copilotは『設定』 → 『システム』 → 『ディスプレイ』から『拡大/縮小』を『150% (推奨)』に設定するよう案内しました。(21秒あたりから)
しかし、男性が使っているPCは最初から『150% (推奨)』でした。
男性は何事もなかったかのように『150% (推奨)』から『200%』へと変更して(36秒あたり)、最後に「これでアイコンも文字も大きくなって見やすくなりました」と述べ、Copilotの間違いをソッとカバーしました。
Copilotの間違いはこれだけではありません。男性の最初の質問は「文字を大きくしたい」とのことでしたが、Copilotは文字だけでなくアプリやその他の項目まで大きくしてしまう画面全体を拡大する案内をしています。
そのため、Microsoftのこの宣伝ポストには『閲覧したユーザーがこの動画に背景情報を追加しました』という項目が付け加えられ、以下のように記されています。
ユーザーは文字サイズを大きくする方法を尋ねましたが、Copilotは誤って『設定』 → 『システム』 → 『ディスプレイ』の『拡大/縮小』オプションを変更するようにアドバイスしました。これで文字は大きくなりますが、UIやアプリ、その他の要素も一緒に拡大されてしまいます。 文字サイズだけを変更したい場合は、『設定』 → 『アクセシビリティ』 → 『テキストのサイズ』から設定を行ってください。 |
お気づきになられたでしょうか。男性はCopilotが誤って『150% (推奨)』と案内したことをカバーしただけでなく、当初は文字サイズを大きくするだけの質問だったのに、最後に「これで"アイコンも"文字も大きくなって見やすくなりました」と言うことで、上記のミスもカバーしています。
このCopilotの宣伝動画は2025年11月13日に公開されました。2025年11月16日時点でもまだXに公開されたままになっています。
宣伝どころか、Copilotの失敗動画になっているため、いつ削除されても不思議ではありません。




























