【Windows8.1】 WindowsUpdate 2020年4月度 注意事項と各KBメモと直リンク

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2020年4月15日に公開・配信されたWindows8.1用KBのザックリまとめです。この記事は足りないKBや不具合等が見つかった場合に随時更新いたします。

以下、2020年4月15日公開・配信分のザックリ説明&ファイルの直リンクになります。(OfficeやSkype等のMS製品類は割愛しています)

更新履歴
初版

Microsoft Updateカタログ公開分 セキュリティのみの品質更新プログラム』/IE11/.NET

KB4550970 (Windows8.1系用) ファイル直リンク:64bit / 32bit / 8.1系その他のエディション
(※:このパッチに不具合有)
Win8.1系用『セキュリティのみの品質更新プログラム』です。「余計なものは一切不要。当月分のOSのセキュリティアップデートだけでいい」という方はこのパッチを手動DLしてご利用くださいませ。このパッチをインストールすれば『セキュリティマンスリー品質ロールアップ』はインストール不要です。

このパッチには既知の不具合があります。

[ 既知の不具合 ]

  • クラスタ共有ボリューム(CSV)上のファイルやフォルダの名前を変更した場合、[STATUS_BAD_IMPERSONATION_LEVEL (0xC00000A5)]エラーが発生して失敗する場合があります。これは管理者権限がないプロセスからCSV所有者ノードで操作を実行したときに発生します。この不具合は、管理者権限を持つプロセスから操作を行うか、CSV所有者ではないノードから操作を実行することで回避できます。
備考: 上記更新プログラムを適用前に、2020年3月11日公開の最新のサービススタックアップデート(SSU)のKB4540725を適用することをMicrosoftは強く推奨しています。SSUを適用することで更新プログラムのインストール時に発生する可能性のある問題が緩和されるとのことです。

 

KB4550905 (Windows 8.1系用) ファイル直リンク:64bit / 32bit / 8.1系その他のエディション
Win8.1系用『Internet Explorer 11の累積的なセキュリティ更新プログラム』です。

 

WindowsUpdateクライアントに配信分

KB4550961 (Windows8.1系用)
(※1:このパッチにテレメトリ関連有)
(※2:『セキュリティのみの品質更新プログラム』をインストールしている場合、このパッチはインストール不要)
(※3:このパッチに不具合有)
このパッチは『セキュリティマンスリー品質ロールアップ』と呼ばれるパッチで、WindowsおよびIEのセキュリティアップデートと、非セキュリティアップデートが抱き合わせされたパッチです。

セキュリティマンスリー品質ロールアップ』は過去のパッチが累積されているため、過去に混入したテレメトリが入っています。テレメトリを避けてセキュリティアップデートを適用したい人は、このパッチは非表示にしてMicrosoft Updateカタログ産の『セキュリティのみの品質更新プログラム』を適用してください。

このパッチは『テレメトリ関連等を含むセキュリティマンスリー品質ロールアップリスト(備考3参照)』入りとします。

このパッチには既知の不具合があります。

[ 既知の不具合 ]

  • クラスタ共有ボリューム(CSV)上のファイルやフォルダの名前を変更した場合、『STATUS_BAD_IMPERSONATION_LEVEL (0xC00000A5)』エラーが発生して失敗する場合があります。これは管理者権限がないプロセスからCSV所有者ノードで操作を実行したときに発生します。この不具合は、管理者権限を持つプロセスから操作を行うか、CSV所有者ではないノードから操作を実行することで回避できます。
  • ドメイン上のデバイスは、グループポリシーオブジェクト(GPO)を使用して公開されたアプリケーションをインストールできない場合があります。この問題は、『.msi』ファイルを使用するアプリケーションのインストールにのみ影響します。Microsoft Storeなどの他のインストール方法には影響しません。この問題を軽減するには、デバイスにアプリケーションを手動でインストールします。
備考: 上記更新プログラムを適用前に、2020年3月11日公開の最新のサービススタックアップデート(SSU)のKB4540725を適用することをMicrosoftは強く推奨しています。SSUを適用することで更新プログラムのインストール時に発生する可能性のある問題が緩和されるとのことです。

なお、WindowsUpdateクライアント経由の場合は、まず月例等の更新プログラムが降ってきて、WindowsUpdateの確認2回目以降に(正確には適用する更新プログラムが最新SSU以外に何もなくなったら)最新SSUが降ってくる挙動になっています。

 

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