世界中のNVIDIA H100 GPUを合算すると一国の消費電力量以上に

NVIDIAのAI向けGPUとなるH100は、2024年には350万台に達する見込みだ。これらすべての消費電力を合計すると、国全体の消費電力に相当するという。マーケットアナリストであるStock Talkは以下のように述べている。

世界中にあるNVIDIA H100 GPUを合算すると、グアテマラやリトアニアなどの国の年間消費電力に匹敵する電力を使用すると予想されている。これは中々に衝撃的だ。

NVIDIAは来年、150万から200万台という途方もない台数を販売する計画だ。人工知能の急速な発展と需要の増加により、AIアクセラレーターの導入量は増加の一途をたどっている。今後数年間で、NVIDIAや競合他社の先進的なAIアクセタレーターを搭載したスーパーコンピューターがいくつも稼動するようになり、AI産業やデータセンターなどの消費電力量は増加し続けると予想される。