中国税関、過去最大級の『歩くCPU』を摘発。体中に306個ものCPU
中国の税関は、体中に306個ものCPUを貼り付けて密輸しようとした男性を摘発しました。海外メディアのTom’s Hardwareが報じました。
中国税関は、これまでに報告されてきた中で、過去最大級の個人でのCPUの密輸を試みた男性を摘発した。男性は腰と両足に合計306個ものCPUを巻きつけており、マカオから中国本土へと渡ろうとしたところ青茂港にて逮捕された。 人民日報によると、この男性は不自然な歩き方をしていたため、税関職員に呼び止められたという。CPU1個が約50g程度だとすると、306個で約15kgにもなる。歩き方がおかしくなっても不思議ではない。 マカオから中国本土にCPUを持ち込むことは違法ではないが、今回、逮捕された男性は、税関申告なしのゲート(Nothing To Declare)を通っていたため逮捕にいたった。 [Source: Tom’s Hardware] |
過去に中国税関総署は、体に160個のCPUを貼り付けて密輸しようとした男性を『歩くCPU』と呼んで事件を公表しました。今回は、それを大幅に超える306個ものCPUを密輸しようとした『歩くCPU』が摘発されました。人民日報によると、男性は税関密輸取締部門へと引き渡されたとのことです。