Noctua、PCケースとCPUクーラーのクリアランスを手作業で測定。より正確な互換性データベース公開。PCケースのメーカー仕様とは異なる事が案外ある

NoctuaはCPUクーラーとPCケースのクリアランスを手作業で測定し、より正確な互換性データベースを公開しました。
通常、PCケースに収まるCPUクーラーのサイズやクリアランスは、PCケースのマニュアルやメーカーサイトなどに記されています。しかし、Noctuaが実際にクリアランスを測定したところ、メーカー仕様とは異なっている場合がありました。
Noctuaは以下のように述べています。
多くの場合、PCケースのメーカー仕様は正確ですが、そうでないケースも少なからずありました。私たちが実際にPCケースのクリアランスを測定したところ、メーカー仕様の数字は実際の数字よりも小さいことがありました。 つまり、より大きなCPUクーラーを取り付けることができました。 例えば、NZXT H2 Flow PCケースですが、メーカーはCPUクーラーの高さを最大75mmまでとしています。私たちが測定したところ、実際には79mmの余裕がありました。この差は大きく、NZXTのメーカー仕様では、Noctua NH-L12Sx77 CPUクーラーが納まらないことになりますが、実際には収まります。 これこそが、実際に測定を行う極めて重要な理由です。メーカー仕様にだけ基づいて判断していたら、より小型の、性能の劣るCPUクーラーで妥協していたかもしれません。 一方で、実際のクリアランスがメーカー仕様よりもわずかに小さいというケースもありました。こちらは深刻な問題が生じる可能性があります。例えば、CPUクーラーがサイドパネルに接触してしまったり、そもそも搭載できない可能性があります。 私たちが測定したところ、ASUS Prime AP201 PCケースはCPUクーラーの高さを最大170mmまでとしていますが、実際には168.3mmの余裕しかありませんでした。 私たちはこの測定データを、ケース互換データベース(Case compatibility database)に実装しました。これまでに100種類以上のPCケースの測定を実際に行い、メーカー仕様から著しい乖離が見られたPCケースは56台に上りました。 今後も人気のPCケースの測定を継続し、皆様が最適なCPUクーラーをお選びいただけるようサポートしてまいります。 ― Noctua |
本来なら一回り大きなCPUクーラーを搭載して、より効率的に冷却できるのに、メーカー仕様を信じたばかりに小型のCPUクーラーを買ってしまったら少々悲しいですね。
また、メーカー仕様よりも実際のクリアランスが小さく、CPUクーラーがPCケースに収まらなかったりしたら目も当てられません。
NoctuaのCPUクーラーを購入予定の方は、是非、ケース互換データベースをご活用ください。データベースページは英語ですが、PCケースのメーカー名とPCケース名を選ぶだけなので簡単に調べることができます。
Noctua側で実際に測定したデータがあるPCケースには、以下の画像のように『?』アイコンがあり、
Noctuaが測定したデータに基づいたCPUクーラーとの互換性リストであることが記されています。























