ASUSもAcerも「値上げせざるを得ない」との見解。PC価格、世界的な値上げが迫る
ASUSもAcerもPC価格を値上げせざるを得ないとの見解を示しました。台湾メディアの工商時報が報じました。
2025年12月15日、Acer CEOであるJason Chen氏と、ASUS共同CEOであるSamson Hu氏は、いずれも「高騰するメモリ価格は、PC価格に反映せざるを得ないという点で、各メーカーの認識は一致している」との見解を示した。 PCのコスト上昇と価格引き上げはすでに「進行中」であり、2026年上半期にこの傾向が和らぐ可能性は低い。 両社ともに値上げの通知をまだ正式には出していないものの、市場では2026年1月以降、消費者向け・企業向けを問わず、さまざまなメーカー各社がMSRPにコスト上昇分を反映させるとの見方が広まっている。 ― 工商時報 |
ASUSもAcerもPC価格を値上げせざるを得ないとの見解を示しています。そして、工商時報は、2026年1月以降に「さまざまなメーカー各社がMSRPにコスト上昇分を反映させる」、つまり、「PC価格が値上げされる」との見方がされていると報じています。
非常に残念ながら、この見方は正しいと言わざるを得ません。すでに日本国内ではマウスコンピューターが2026年1月より値上げを行うことをアナウンスしています。
ASUSに話を戻すと、例えば、ROG Xbox Ally Xは希望小売価格税込139,800円で、今も(あるいは、今は)その価格でAmazonにて販売されています。しかし、今後、この価格で買えなくなる可能性があります。
ROG Xbox Ally Xは携帯ゲーミングPCながらに1TB SSDと24GBものメモリを搭載しており、昨今のSSD / メモリ高騰の影響をモロに受けそうなスペックとなっています。
上記はあくまで一例です。ROG Xbox Ally Xだけに限らず、ASUS製PCやAcer製PCなど、購入を迷っていた方は、早いうちに決断した方が良いでしょう。
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