Intel、ゲーム性能の向上に注力。ゲームの最適化に特化したSoCエンジニアを募集。AMDに対抗か

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Intelは、ゲーム性能の最適化に特化したSoCエンジニアの募集を行っています。

LinkedInには以下のIntelの求人が掲載されています。

Intelのエンジニア募集内容

Intelのエンジニア募集内容

 

IntelのSilicon Architecture, Power and Performance (SiA PTP)チームでは、クライアント向けデスクトップ製品におけるゲームの検証と最適化に特化した高度なスキルを持つSoC (System-on-Chip)パフォーマンスエンジニアを募集しています。

この職務では、最先端技術に携わる機会があり、特にdGFX (※Discrete Graphics、ディスクリートグラフィックス、つまりグラボ / dGPU)のゲーム性能に重点を置きながら、ハイエンドデスクトップSoCにおけるゲーム性能の最適化と検証を担当していただきます。

  • 主な業務内容
    • プレ/ポストシリコンの検証: ゲームワークロードを含むさまざまな使用シナリオにおけるSoCの消費電力と性能を評価
    • ゲームを重視: 複数のグラフィックス構成におけるゲーミング体験を検証し、ユーザーシナリオを反映した現実的なワークロードのテストを実施
    • デバッグ: ゲーム性能に関する問題のデバッグと解決を推進
― Intel

Intelの求人内容は明確にゲーム性能の最適化に重点を置いています。求人内容と主な業務内容から判断するに、さまざまなグラボ搭載環境におけるIntelハイエンドデスクトップCPUのゲームパフォーマンスの最適化を担う人材を募集している模様です。(端的に言えばCPUボトルネックの改善を担当)

現在のところ、ゲーム向けデスクトップCPUはAMDの独壇場となっています。3D V-Cacheを搭載したRyzen 9000X3Dシリーズのゲーム性能は圧倒的で、Intelはこれに遅れをとっています。

今回のIntelの求人からは、AMDのゲーム性能に対抗しようという姿勢が窺えます。

Posted by にっち