Intel Arcグラフィックスドライバ 32.0.101.8132 WHQL公開
『SILENT HILL f』(サイレントヒルf)をサポートしたIntel Arcグラフィックスドライバ 32.0.101.8132 WHQLが公開されました。
最初に
これまで、Arcグラフィックスドライバには、Intel第11世代、第12世代、第13世代、第14世代Coreプロセッサー用のiGPUドライバも含まれていましたが、2025年9月19日をもって分離されました。今回からArcグラフィックスドライバにIntel第11~14世代CPU用iGPUドライバは含まれません。
詳細は以下の記事をご覧ください。
新たにサポートされたゲームタイトル
Intel Arcグラフィックスドライバ 32.0.101.8132 WHQLでは、新たに以下のゲームタイトルがサポートされています。
▼Arc Bシリーズ / Arc Aシリーズ / Core Ultraシリーズ
- SILENT HILL f (サイレントヒルf)
Intel Arcグラフィックスドライバ 32.0.101.8132 WHQL対応製品
Intel Arcグラフィックスドライバ 32.0.101.8132 WHQLは、以下の製品をサポートします。
- Intel Arc Bシリーズ
- Intel Arc Aシリーズ
- Core Ultraシリーズ
Intel Arcグラフィックスドライバ 32.0.101.8132 WHQLで修正された不具合
Intel Arcグラフィックスドライバ 32.0.101.8132 WHQLでは、以下の不具合が修正されています。
▼Intel Core Ultra Series 2 (Arc iGPU)
- 『NBA 2K26』(DX12)をプレイ中にゲームがクラッシュする不具合を修正
- 『Adobe Premiere Pro』において、オーディオ拡張機能(Audio Enhancement)を使用中にアプリケーションがクラッシュする不具合を修正
- 『PugetBench for Photoshop』において、ベンチマーク実行中にアプリケーションがクラッシュする不具合を修正
- 『PugetBench for Lightroom』において、ベンチマーク実行中にアプリケーションがクラッシュする不具合を修正
- 『Blender』において、レンダリングのために特定のシーンをロードするとアプリケーションがハングする不具合を修正
▼Intel Graphics Software
- Intelグラフィックスを搭載した一部環境において、『ディスプレイ』ページで『拡張省電力』(Enhanced Power Savings)オプションを使用できない場合がある不具合を修正
既知の不具合
Intel Arcグラフィックスドライバ 32.0.101.8132 WHQLには、以下の既知の不具合があります。
▼Intel Arc Bシリーズ製品
- 複数のアプリケーションを同時に実行する特定のシナリオにおいて、表示が乱れる場合があります
- 『Satisfactory』をVulkanで起動すると、起動時にゲームがクラッシュする場合があります。一時的な対処方法として、DX12 (DirectX 12) APIで起動することでクラッシュを回避できます
- 『World of Warcraft: Dragonflight』において、グラフィックAPIをDX11 (DirectX 11)に切り替えると、ゲームがクラッシュする場合があります
- 『PugetBench for Davinci Resolve Studio』において、ベンチマーク実行中にアプリケーションがクラッシュが発生する場合があります。この不具合が発生する場合、一時的な対処方法として、PugetBenchのベンチマーク設定でタイムアウトスライダーを1500秒以上に変更し、各テストが完了するまでお待ちください
▼Intel Arc Aシリーズ製品
- 『Satisfactory』をVulkanで起動すると、起動時にゲームがクラッシュする場合があります。一時的な対処方法として、DX12 (DirectX 12) APIで起動することでクラッシュを回避できます
- 『Marvel’s Spider-Man 2』(DX12)において、レイトレーシングとXeSSを有効にしているとゲームがクラッシュする場合があります
- 『World of Warcraft: Dragonflight』において、グラフィックAPIをDX11 (DirectX 11)に切り替えると、ゲームがクラッシュする場合があります
- 『PugetBench for Davinci Resolve Studio』において、ベンチマーク実行中にアプリケーションがクラッシュが発生する場合があります。この不具合が発生する場合、一時的な対処方法として、PugetBenchのベンチマーク設定でタイムアウトスライダーを1500秒以上に変更し、各テストが完了するまでお待ちください
▼Intel Core Ultra Series 1 (Arc iGPU)
- 『World of Warcraft: Dragonflight』において、グラフィックAPIをDX11 (DirectX 11)に切り替えると、ゲームがクラッシュする場合があります
▼Intel Core Ultra Series 2 (Arc iGPU)
- 『World of Warcraft: Dragonflight』において、グラフィックAPIをDX11 (DirectX 11)に切り替えると、ゲームがクラッシュする場合があります
- 『Topaz Video AI』において、特定のAIモデルを使用する際、アーティファクトが発生する場合があります
▼Intel Graphics Software
- Windows10環境において、設定(Settings)や環境設定(Preferences)のすべての設定のリセットオプションを使用すると、アプリケーションがクラッシュする場合があります。個々のページからは問題なく設定をリセットできます
- メトリックの選択(select metrics)ウィンドウで最初にメトリックを並べ替えたときに、アプリケーションがクラッシュすることがあります。その後、このクラッシュは発生しません
- Intelグラフィックス搭載した一部環境において、『ディスプレイ』ページでモニターソースをワイヤレスモニターに切り替えると、Intel Graphics Softwareがクラッシュする場合があります
▼Intel Graphics Software Performance Tuning (BETA)
- 本機能はベータ版のため、予期せぬ動作をする可能性があります
- Performance Tuningを使用可能なデバイスが2つあるマルチGPU環境において、Performance Tuningのページでは各GPUごとの個別ではなく、一度に複数のデバイスに変更を適用する場合があります
Intel Arcグラフィックスドライバ 32.0.101.8132 WHQL ダウンロードリンク
ドライバのダウンロードは以下のリンクからどうぞ。