Intel、12P-CoreのBartlett Lake-Sをさりげなく発表!実在を確認!本当に発売される模様
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Intelは、最大12P-CoreのBartlett Lake-Sをさりげなく発表しました。
Bartlett Lake-Sについて軽く説明しておきますと、2025年1月にCES 2025で発表されたエッジ向け製品のCore 200Sシリーズプロセッサーです。(『Ultra』ではありません。対応ソケットもLGA1700です) このエッジ向け製品に関しては、Alder Lake / Raptor Lake系列の派生品のため、特筆すべき点はありません。
しかし、Bartlett Lake-Sには最大12P-Coreのコンシューマー向けデスクトップCPU製品が用意されていると以前から噂されていました。そしてその噂は本当のようです。
Intelが2025年第2四半期アップデートとして公開したスライドショーには以下のように記されています。
スライドの中にはBartlett Lake-S 12Pというコードネームが含まれています。この『12P』は12P-Coreを指していると見てまず間違いないでしょう。つまり、12P-CoreのBartlett Lake-Sが実際に発売されることを意味します。
ちなみに12P-CoreのBartlett Lake-SにE-Coreはありません。P-Coreのみとなり、「E-CoreよりもP-Coreがたくさん欲しい!」という人向けのCPUとなります。
対応プラットフォームについては、残念ながらこのスライドショーから読み取ることはできません。以前の噂ではソケットLGA1700マザーボード用といわれていました。しかし、今はLGA1851マザーボードが主流のため、もしかしたらLGA1851用CPUとして登場する可能性も無きにしも非ずです。
Core Ultra 9 285Kなどの8P-Core 16E-Core CPUと比べて、12P-Coreのみだとゲーム性能にどのような影響があるのか非常に気になるところです。
Posted by にっち
執筆者: にっち
筆者は自作PC歴20年以上の経験を持ち、Windows OSの細部にわたるカスタマイズや高度な設定、PCゲームの最適化、PCハードウェアとソフトウェアに関する専門知識をもとに、PC環境を快適にするための情報、不具合に遭わないようにするための情報、そして、ちょっとニッチよりなPCユーザー向け記事の執筆を2015年から10年にわたって行っています。
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