グラボを超冷やすPCケース内ポジションが見つかる。配置変更だけで温度が19℃も低下

グラボをめちゃくちゃ冷やすPCケース内ポジションが見つかりました。
グラボを超冷やすポジション
まずは普通のグラボ配置をご覧ください。
ごくごく一般的な縦置きPCケースで、グラボ(GeForce RTX 3080)はマザーボードの1スロット目に水平に配置されています。
簡易水冷CPUクーラーのラジエーターのファンは排気、右側のPCケースファンは吸気、ファンはすべて固定回転数に設定。この状態で3DMark Time Spyと7-Zipベンチマークで10分間の負荷をかけたところ、各温度はCPUが65.2℃、GPUコアが70.9℃、GPUホットスポットが87.1℃、VRAMが95.4℃、マザーボードVRMが62.0℃になりました。
YouTubeチャンネルのTrashBenchはグラボの配置を変えるだけで、温度を下げることができないか、さまざまな配置を試しました。
PCケースの吸気ファンの裏にグラボを配置したり、
グラボをPCケース底面に直置きしたり、
グラボを垂直置きにしたり。
そして、最も効果のあった配置がこちら。
ライザーケーブルを使用して、グラボを吸気ファンの前に縦置きで置くことです。
この状態にして負荷をかけたところ、グラボやCPUは以下の温度になりました。
CPU温度は65.2℃から66.3℃になり、1.1℃上昇しました。しかし、グラボ温度はGPUが54.2℃で16.7℃低下、ホットスポットが67.8℃で19.3℃も低下しました。
そのほかのコンポーネントも同様に、VRAMが81.4℃で14℃低下、マザーボードVRMが54.2℃で7.8℃も低下しました。
一般的ではない(どちらかというと変態的な)グラボの配置ですが、吸気ファンの前に縦置き配置するだけでこれほどまでの温度低下があるのは中々に衝撃的です。
もしかしたら今後こういった配置でグラボを設置できるようなPCケースが登場する未来もあるかもしれませんね。……いやどうなんでしょう……かなり変態配置ですよねこれ……
なお、すべてのPCケースや構成でこのような結果が出るとは限らないことはご留意ください。PCケースや各パーツ、そしてファン配置などが変われば結果も変わってきます。
余談: ラジエーターのファンを排気から吸気に変えるとCPU温度も下がる。けど
簡易水冷CPUクーラーのラジエーターのファンを排気から吸気へと変更することで、CPU温度も下げることができました。
CPU温度は65.2℃から61.9℃になり、3.3℃低下しました。グラボの温度も低下していますが、排気のときよりは上がっています。
GPUが60.4℃で10.5℃低下、ホットスポットが73.1℃で14℃低下、VRAMが87.6℃で7.8℃低下、マザーボードVRMが58.9℃で3.1℃低下となっています。
一見、吸気の方がバランスが取れているように見えなくもありませんが、排気のときはGPU温度が16.7度低下、ホットスポット温度が19.3℃低下、VRAM温度が14℃低下、マザーボードVRM温度が7.8℃低下していたことを考えると、CPU以外の冷却効率はかなり悪くなっています。
ラジエーターのファンを排気から吸気への変更は、どうしてもCPUを数度でも下げたい場合にのみした方がよさそうです。

































