Mini-ITXに好適な小型GeForce RTX 5060とRTX 5060 Ti。MSIから。R9 Nanoを彷彿させる小ささ
MSIは、Mini-ITX環境に好適な小型サイズのGeForce RTX 5060およびGeForce RTX 5060 Tiを発表しました。
MSI GeForce RTX 5060 8G CYCLONE OC
まずはCYCLONEシリーズから。こちら、GeForce RTX 5060 8GBモデルとGeForce RTX 5060 Ti 8GBモデルがあり、さらにOCモデルと定格モデルの計4機種があります。
▼GeForce RTX 5060 8GBモデル
『GeForce RTX 5060 8G CYCLONE OC』の主なスペックは3840CUDA、8GB GDDR7 28Gbps 128-bit、ブーストクロック2527MHz、MSI CenterのExtreme Performance有効時で最大2535MHz、消費電力145W。インターフェイスはDisplayPort 2.1b x3、HDMI 2.1b x1。補助電源は8ピン x1。本体サイズは161 x 125 x 42mm。2スロット仕様。
定格モデル(非OC)の『GeForce RTX 5060 8G CYCLONE』はブーストクロックが2497MHz、MSI CenterのExtreme Performance有効時で最大2512MHzとなります。他は同スペック。
▼GeForce RTX 5060 Ti 8GBモデル
『GeForce RTX 5060 Ti 8G CYCLONE OC』の主なスペックは4608CUDA、8GB GDDR7 28Gbps 128-bit、ブーストクロック2602MHz、MSI CenterのExtreme Performance有効時で最大2617MHz、消費電力180W。インターフェイスはDisplayPort 2.1b x3、HDMI 2.1b x1。補助電源は8ピン x1。本体サイズは161 x 125 x 42mm。2スロット仕様。
定格モデル(非OC)の『GeForce RTX 5060 Ti 8G CYCLONE』はブーストクロックが2572MHz、MSI CenterのExtreme Performance有効時で最大2587MHzとなります。他は同スペック。
MSI GeForce RTX 5060 8G INSPIRE ITX OC
最後にINSPIRE ITXシリーズ。こちらはGeForce RTX 5060 8GBモデルのみとなり、OCモデルと定格モデルの計2機種があります。
『GeForce RTX 5060 8G INSPIRE ITX OC』の主なスペックは3840CUDA、8GB GDDR7 28Gbps 128-bit、ブーストクロック2527MHz、MSI CenterのExtreme Performance有効時で最大2535MHz、消費電力145W。インターフェイスはDisplayPort 2.1b x3、HDMI 2.1b x1。補助電源は8ピン x1。
定格モデル(非OC)の『GeForce RTX 5060 8G INSPIRE ITX』はブーストクロックが2497MHz、MSI CenterのExtreme Performance有効時で最大2512MHzとなります。他は同スペック。
本体サイズは145 x 120 x 45mm。スロットサイズは記されていませんが見たところ、2スロットをわずかに上回る2.1スロットサイズのように見受けられます。
CYCLONEシリーズもINSPIRE ITXシリーズも小型なMini-ITX PCに好適なサイズとなっており、特にINSPIRE ITXシリーズはAMDのRadeon R9 Nanoを彷彿させるサイズ感となっています。
これら製品の発売日や販売価格はまだアナウンスされていません。