台湾メディアのDigiTimesは、AMD 600シリーズチップセットの登場時期について以下の内容を報じました。
AMD、CES 2020でZen 3を発表か。台湾の新聞社が報じる
台湾の新聞社は、2020年1月7日より開催されるCES 2020にて、AMDがZen 3について発表するかもしれないと報じました。
AMD Ryzen 4000シリーズは2020年末に登場か
中国語圏メディアのMyDrivers.com(快科技)は、AMD Ryzen 4000シリーズの登場時期について、以下の内容を報じました。
【CPU】 Zen 3でさらにIPCが向上か
AMDシニア・バイス・プレジデントのForrest Norrod氏が、海外メディアのTheStreetのインタビューでZen 3について以下の発言をしました。
Forrest Norrod: Zen 2では大幅なIPCの向上があった。Zen 3はまったく新しいアーキテクチャになる。そしてZen 3では、新しいアーキテクチャに対して期待されるようなパフォーマンスの向上が見られるだろう。 |
AMDによるとZenからZen 2へは15%のIPC向上があったとされています。Forrest Norrod氏の発言に具体的な数値は出ていませんが、Zen 3では、この15%を超えてくることを期待させます。
Zen 3のRyzenがいつ頃の登場になるかはまだ定かではありませんが、TweakTownによるとZen 3のEPYCは2020年Q3(7-9月)頃から生産が開始されると言われています。
2020/10/9追記
Zen 3 / Ryzen 5000シリーズが発表されました。詳細は以下の記事をご覧くださいませ。
【CPU】 TSMC、7nmプロセスの製造リードタイムを3倍に延長か
情報筋によると、TSMCは7nmプロセスの製造リードタイムを2か月としていたが、これを6か月へと変更したという。延長の背景には7nmプロセスの強い需要がある。 (Source:DigiTimes) |
上記内容が台湾メディアのDigiTimesにて報じられました。7nmプロセスの予想を超える需要に、製造が追いついていない模様です。
現在のところは目に見えた影響は何もありませんが、遠くないうちにAMDの7nmプロセス製品に品薄や遅延などの影響を及ぼすのではないかと、一部メディアでは懸念されています。
【CPU/GPU】 2022年までのAMDのロードマップ
上記は2018年1月に発表されたAMDのロードマップです。AMDは以下のようにロードマップを更新しました。
【CPU】 2020年までのAMDのロードマップがリーク [Update 1: スライドショーを追加]
スペイン語圏メディアのInformática Ceroにて、2020年までのAMDのロードマップがリークされました。2019年までのネーミングは既出ですが、新たに2020年のZen 3世代が浮上しました。デスクトップCPUは『Vermeer』、APUは『Renoir』とネーミングされています。
注意点として、このスライドショーが本物かはわかりません。一見本物っぽいですが、同じくスペイン語圏メディアのChapuzas Informáticoリークのスライドショーが胡散臭かったため、スペイン語圏で出回っているスライドショーに少し疑問を覚えます。そのため、噂ということでひとつ。