海外メディアのVideoCardzにより、Threadripper 3000シリーズの各スケジュールがリークされました。それがこちら。
【CPU】 Threadripper 3960XがAotSベンチマークに掲載
ツイッターユーザーによりAotSベンチマークでAMD Ryzen Threadripper 3960Xと称するCPUが発見されました。それがこちら。
(Source:@TUM_APISAK)
Threadripper 3960Xのスペックは24コアとなっており、それ以上の詳細なスペックは明らかになっていません。第3世代Threadripperシリーズは2019年11月に発売が予定されているため、より詳細なスペックはそう遠くないうちに明らかになるでしょう。
なお、AotSベンチマークはハードウェア情報を偽装しやすいため、このスクリーンショットが本当にThreadripperかどうかは断定できないことには注意が必要です。もしかしたら、3960XなんてCPUはない、なんてこともあるかもしれませんので、噂ということで一つ。
追記
3960X、ある模様です。詳細は以下の記事をご覧くださいませ。
【CPU】 RYZEN 9 3950X@定格/4.3GHz/4.4GHzのCinebench R15スコアが早くも明らかに!Skylake-Xと肩を並べるとんでもスコア!
Gigabyteが『X570 Overclocing Guide』という文字通りにX570でのオーバークロックのやり方について説明したPDFを公開しました。なんとPDFには、早くも16C32TのRYZEN 9 3950XのCinebench R15スコアが掲載されていました。 Gigabyteによると、3950Xの定格スコアは3932cbとのこと。
Gigabyteは4.3GHz / 4.4GHzにオーバークロック時のスコアも掲載しており、結果は以下になります。
【CPU】 RYZEN 9 3950Xと第3世代THREADRIPPERは2019年11月発売
2019年9月20日付けにて、AMDはRYZEN 9 3950Xおよび第3世代THREADRIPPERを2019年11月に発売することを発表しました。当初、AMDはRYZEN 9 3950Xを2019年9月発売と発表していましたが、遅れが生じている模様です。
< RYZEN 3000シリーズ仕様 >
モデル | コア/ スレッド | TDP (Watts) | ベース/ ブースト クロック (GHz) | キャッシュ (MB) | PCIe4.0 レーン (Processor+ AMD X570) | 希望小売価格 USD | 発売日 |
RYZEN 9 3950X | 16/32 | 105W | 3.5/4.7 | 72 | 40 | $749 | 2019年 9月 ↓ 11月 |
RYZEN 9 3900X | 12/24 | 105W | 3.8/4.6 | 70 | 40 | $499 | 2019年 7月7日 |
RYZEN 7 3800X | 8/16 | 105W | 3.9/4.5 | 36 | 40 | $399 | 2019年 7月7日 |
RYZEN 7 3700X | 8/16 | 65W | 3.6/4.4 | 36 | 40 | $329 | 2019年 7月7日 |
RYZEN 5 3600X | 6/12 | 95W | 3.8/4.4 | 35 | 40 | $249 | 2019年 7月7日 |
RYZEN 5 3600 | 6/12 | 65W | 3.6/4.2 | 35 | 40 | $199 | 2019年 7月7日 |
【CPU】 TSMC、7nmプロセスの製造リードタイムを3倍に延長か
情報筋によると、TSMCは7nmプロセスの製造リードタイムを2か月としていたが、これを6か月へと変更したという。延長の背景には7nmプロセスの強い需要がある。 (Source:DigiTimes) |
上記内容が台湾メディアのDigiTimesにて報じられました。7nmプロセスの予想を超える需要に、製造が追いついていない模様です。
現在のところは目に見えた影響は何もありませんが、遠くないうちにAMDの7nmプロセス製品に品薄や遅延などの影響を及ぼすのではないかと、一部メディアでは懸念されています。
【CPU/GPU】 2022年までのAMDのロードマップ
上記は2018年1月に発表されたAMDのロードマップです。AMDは以下のようにロードマップを更新しました。
【CPU/マザボ】 RYZEN 3000シリーズでブーストクロックが伸びない問題、AMDが修正を発表
先日、話題になったRYZEN 3000シリーズでブーストクロックが伸びない問題について、AMDが続報を公開しました。AMDによると、同社はこの問題を修正したBIOS『AGESA 1.0.0.3 ABBA』をマザーボードパートナーにリリースしており、マザーボードパートナー側でのテストを経て、約2~3週間ほどで利用可能になる見込みとのことです。
この問題にお悩みの方は、お使いのマザーボードのWebページを要チェックですね。
【CPU】 RYZEN 9 3950Xは2019年9月30日発売か
【CPU/マザボ】 THREADRIPPER 3000シリーズには2種類のプラットフォームがある?
海外メディアのGamersNexusがTHREADRIPPER 3000シリーズの一部仕様をリークしました。それがこちら。
sTRX4 HEDT | sWRX8 Workstation | |
Compute | TBD cores/threads | TBD cores/threads |
512KB L2 Cache per core | 512KB L2 Cache per core | |
TBD L3 Cache | TBD L3 Cache | |
Memory | 4-channel DDR4, ECC 3200MT/s | 8-channel DDR4, ECC 3200MT/s |
UDIMM | UDIMM, RDIMM, LRDIMM | |
2 DIMMs/channel | 1 DIMM/channel | |
256GB/channel capacity | 256GB/channel capacity | |
OC support | No OC support | |
Integrated IO | 64 lanes of PCI Express Gen4 16 switchable lanes with SATA | 96-128 lanes PCIe 4 32 switchable to SATA |
UART, USB, eSPI, SPI, LPC, I2C | UART, USB, eSPI, SPI, LPC, I2C |
上記内容は業界の情報筋より受け取ったTHREADRIPPER 3000シリーズ用マザーボードのヒートシンク設計に関する文書に掲載されていたとのこと。この内容が本当だとすれば、Zen 2世代のTHREADRIPPERシリーズはHEDT、Workstationの2種類のプラットフォームが用意されるようです。
【CPU】 RYZEN 3000シリーズでブーストクロックが伸びない問題。AMDがBIOSアップデートを発表
RYZEN 3000シリーズにて、環境によってはブーストクロックが最大値まで到達しない問題が発生しています。この問題を調査したオーバークロッカーのder8auer氏によると、以下のようなリザルトになりました。
【CPU】 Zen 2世代のTHREADRIPPERか?32C64T『Sharkstooth』プロセッサがGeekbenchに掲載
(Source:Geekbench / TECH POWER UP)
GeekbenchにZen 2世代のTHREADRIPPERらしきベンチマークが掲載されました。それがこちら。
【CPU】 AMD、RYZEN 3000シリーズ向けチップセットドライバアップデートを公開。『Destiny 2』が正常動作しない不具合を修正
AMDは、RYZEN 3000シリーズ環境にて、ゲームの『Destiny 2』が正常に動作しない不具合を修正したChipset Driver 1.07.29をリリースしました。
この不具合はCPUのエラッタに起因するもので、『Destiny 2』だけに限らず、一部のLinuxディストリビューションも正常に動作しないとの報告が出ています。そのため、今回はWindowsのドライバ側での修正が行われていますが、将来的にはBIOS側での修正を予定しているとのこと。
他にも、今回のアップデートでは、Windows10の電源管理を『Ryzen Balanced』にした場合にCPUの電圧が高くなるといった不具合の修正も含まれています。
また、上記不具合の修正を確認できるように、より確度の高い値が得られるようになったRyzen Master 2.0.1.1233も同時にリリースしました。
RYZEN 3000シリーズをお使いの方はアップデートされてみてはいかがでしょうか。ダウンロードは以下のリンクよりどうぞ!