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(Source:AMD to hold a Computex 2017 ... / AMD to hold a press conference ...)

AMDは、プレス関係者に送信したメールの中で、COMPUTEX 2017開催期間中の2017年5月31AM10:00~11:00(現地時間)にプレスカンファレンスを行うことを発表しました。現在のところその内容については明らかにされていません。

他にもAMD公式発表の場は2017年5月16日(現地時間)に開催される『Financial Analyst Day』がありますが、どちらが本命となるのでしょうね。

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(Source:A Dual-GPU liquid cooled Vega card may be on the way)

先日、AMDはLinux用のドライバをリリースしました。その中に含まれている『vega10_powertune.c』というファイル内で下記のコードが見つかりました。

table->TedgeLimit = cpu_to_le16(tdp_table->usTemperatureLimitTedge);
table->ThotspotLimit = cpu_to_le16(tdp_table->usTemperatureLimitHotspot);
table->ThbmLimit = cpu_to_le16(tdp_table->usTemperatureLimitHBM);
table->Tvr_socLimit = cpu_to_le16(tdp_table->usTemperatureLimitVrVddc);
table->Tvr_memLimit = cpu_to_le16(tdp_table->usTemperatureLimitVrMvdd);
table->Tliquid1Limit = cpu_to_le16(tdp_table->usTemperatureLimitLiquid1);
table->Tliquid2Limit = cpu_to_le16(tdp_table->usTemperatureLimitLiquid2);
table->TplxLimit = cpu_to_le16(tdp_table->usTemperatureLimitPlx);

このコードから、水冷でのデュアルVega GPUが計画されているのではないかと海外勢は推測しています。

実際に登場するかどうかはわかりませんが、これまでデュアルFijiやデュアルPolarisのカードを出してきたAMDであれば可能性としては十分にありえそうです。

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(Source:AMD Mandolin Raven)

2018年に登場といわれているZenベースのAPU『Raven Ridge』のES版と思われる『2M3001C3T4MF2_33/30_N』がSandraベンチマークに掲載されました。

Sandraの情報を見たところ、このES版のCPU部分はベースクロック3.0GHzで動作し、GPU部分は

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(Source:AMD Radeon RX Vega: less than 20,000 available at launch)

TweakTownは 「RADEON RX Vegaはローンチから数ヶ月間、16,000枚以下の出荷数になるだろう」 と報じました。曰く、HBM2の供給量が少ないことが起因しているとのこと。

ただ、この16,000枚という数字が一体どこから出てきたのかは定かではありません。噂ということで一つ。仮に本当だとすれば、Fury Xのときみたいに最初の販売数は少なくなるかもしれませんね。

関連記事
【GPU】 SK hynixのHBM2は2017年Q1(1-3月)に登場か?

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(Source:AMD Taking The Covers Off Vega, Navi & Zen+ On May 16th)

<ザックリ意訳>

AMDに近い情報筋によると、AMDは10日以内に2017年以降のGPUとCPUのロードマップについて発表をするという。Vega、Navi、Zen+が話題の中心となるだろうが、Vegaのローンチの場ではない。


上記内容が海外メディアのWCCF TECHにて報じられました。

RX Vegaは予定に変更がなければ5~6月中には出荷とのことで発売時期が迫っています。上記内容が本当だとすれば、これまでVegaの性能に関してはほとんど触れられることがなかったため、そろそろ詳細の発表を期待したいところです。

<Update 1>
AMDは2017年5月16日(現地時間)に


(Source:http://ir.amd.com/phoenix.zhtml?c=74093&p=irol-analystday)

『Financial Analyst Day』を開催する模様。WCCF TECHはおそらくこれのことを言っているのでしょう。Web配信も予定されているようで、日本時間だと2017年5月17日AM06:00開始となります。

2017/05/17追記
『Financial Analyst Day』の内容をザックリまとめました。

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【GPU】 AMD VegaのOpenCLベンチマーク結果

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(Source:The Huge DRM Driver ... / AMD Radeon RX Vega ...)

AMDが公開したLinux用ドライバの中にVega 10に関する記述が見つかりました。新たに判明したのはShader Engines、ROPs、TMUs等で、記述に基づくと下記のカタログスペックになります。

 RX Vega
RX 480
GPUVega 10 XTPolaris 10 XT
SP40962304
Shader Engines44
ROPs6432
TMUs256144
Hasdware Threads84
Memory Interface2048-bit256-bit
Memory8 GB HBM28 GB GDDR5

 

ドライバ内記述
case CHIP_VEGA10:
adev->gfx.config.max_shader_engines = 4;
adev->gfx.config.max_tile_pipes = 8; //??
adev->gfx.config.max_cu_per_sh = 16;
adev->gfx.config.max_sh_per_se = 1;
adev->gfx.config.max_backends_per_se = 4;
adev->gfx.config.max_texture_channel_caches = 16;
adev->gfx.config.max_gprs = 256;
adev->gfx.config.max_gs_threads = 32;
adev->gfx.config.max_hw_contexts = 8;

その他、定格クロックなどはまだ明らかになっていません。

<Update 1>

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tt
(Source:Possible Radeon RX Vega 3DMark Time Spy Benchmark Result)

ES版RADEON RX VegaのTime Spyベンチマークリザルトが3DMarkに掲載されました。↑結果はGraphics Score 5721になります。これがどれくらいのスコアかと申しますと、

RADEON

2017年4月半ばに行われたRYZEN AMAの場で、RADEON Vegaについて下記の質問と回答が出ました。

Q.VegaはNVIDIAのGTX 1080 TiやTITAN Xpとどう違いますか?

A.VegaのパフォーマンスはGTX 1080 TiやTITAN Xpの良い競合になるよ。

(Source:AMD Ryzen AMA)

この回答をしたのはAMDデスクトッププロセッサマーケティングマネージャのDon Woligroski氏で、Vegaに対してかなりの自信があるようで強気なニュアンスで述べています。

2017年3月に出てきたVega ES版のOpenCLベンチマークはGTX 1080以上、GTX 1080 Ti以下といったところでしたが、この発言が真であるなら製品版ではさらなるパフォーマンス向上を果たしているのかもしれません。

肝心の発売日はまだハッキリとはしませんが、AMDが決算報告で語った言葉はVegaは2017年第2四半期(4~6月)予定とのことなので、予定どおりにいけばあと約2ヶ月以内にはその姿を見ることができるでしょう。

2017/7/31追記
残念ながら↑の発言は半分正しく、半分大ボラであることが判明しました。VegaはVegaでも、Vega FE特定のベンチマークではTITAN Xpとも戦えていますが、RX Vegaのゲーム性能はせいぜいGTX 1080程度です。

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(Source:全球首个Vega限量版视频?不玩性能,玩包装和手册(滑稽)

2017年3月に出てきたVegaのティザームービーのスクリーンショットですが、どういった内容か中国語圏の掲示板で動画が公開されました。

文字通りにティザー(焦らしている)な情報小出し動画で、スペックに関する情報は一切ありませんが、興味ございましたら↓へどうぞ。

 http://video.weibo.com/player/1034:49c56d17739c7e9473b5daaa4962ba83/v.swf

「Good Bye FLASH!」 している方は↓Youtubeへどうぞ。

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(Source:AMD Radeon RX VEGA 公版外观,全球首曝!!!)

↑の画像は2017年3月16日に北京で行われた『AMD Technology Summit 2017』でプレス向けに公開されたRADEON RX Vegaのティザームービーだそうです。そう遠くないうちにネット上でも公開されるでしょう。

また、この画像の投稿者はRX Vegaの発売日に関して 「5~6月になる」 と語っています。AMDは決算報告でVegaは2017年Q2(4-6月)に出荷予定と発表していたので矛盾はありませんが、4月という線は無いようです。

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(Source:AMD "Pinnacle Ridge" ... / AMD Ryzen 5 will be available for sale...)

ZenベースのAPUとなる『Raven Ridge』ですが、PolarisではなくVegaベースとなることが判明しました。まだVegaの性能は未知数ですが、1SP辺りの性能はPolarisより向上していることが期待されます。

追記
AMDが正式にRaven Ridgeを発表しました。詳細は下記の記事へどうぞ。
【CPU】 AMD、『Raven Ridge』こと『Ryzen Processor with Radeon Vega Graphics』を正式に発表

お次に、6C12T / 4C8TのRYZEN 5シリーズですが、早いもので4月11日(米国日時)に発売とのこと。以下、公開されたRYZEN 5のスライドショーと2017年3月版RYZENプライスリストになります。

RADEON


(Source:CompuBench AMD 687F:C1)

AMD VegaのOpenCLのベンチマーク結果が上がってきました。Vegaとは表記されていませんが『AMD 687F:C1』と表記されていて、これは2016年12月にVegaのデモが公開されたときに見せたデバイスIDと一致します。

それではサクッと結果をどうぞ!