CPU


(Source:Geekbench)

ZenベースAPU『Raven Ridge RYZEN 5 2500U』がGeekbenchのリザルトに登場しました。結果はシングル3561、マルチ9421。参考程度にIntel CPUの定格でのスコアもペタリ。

この『Raven Ridge RYZEN 5 2500U』がES版か製品版かはわかりませんが、ベースクロックはかなり低い2.00 GHzと表記されています。また、注意点として、Geekbenchは実行時のクロックが表示に反映されないため、実際に実行されたクロックは定かではありません。

現段階ではどれほどの性能かを論ずるにはデータ不足ですが、Raven Ridgeの中身はZenベースのため、RYZENシリーズから大きくかけ離れたIPCになることはないでしょう。

2018/2/13追記
デスクトップ版Raven Ridgeの各種ベンチマークが公開されました。詳細は下記の記事をご覧くださいませ。

CPU,RADEON


(Source:AMD Ryzen 5 2500U – Quad-core APU with Vega)

4C8TでVegaが搭載されたZenベースのAPU、Raven RidgeがAotSベンチマークに登場しました。↑このリザルトによるとネーミングは『Ryzen 5 2500U』と表示されており、Raven Ridgeは2000シリーズとなることを示唆しています。

以下、既報ですが、Raven Ridgeは

2018年に登場が予定されています。

追記
AMDが正式にRaven Ridgeを発表しました。詳細は下記の記事へどうぞ。
【CPU】 AMD、『Raven Ridge』こと『Ryzen Processor with Radeon Vega Graphics』を正式に発表

CPU,RADEON


(Source:AMD Mandolin Raven)

2018年に登場といわれているZenベースのAPU『Raven Ridge』のES版と思われる『2M3001C3T4MF2_33/30_N』がSandraベンチマークに掲載されました。

Sandraの情報を見たところ、このES版のCPU部分はベースクロック3.0GHzで動作し、GPU部分は

CPU


(Source:AMD "Pinnacle Ridge" ... / AMD Ryzen 5 will be available for sale...)

ZenベースのAPUとなる『Raven Ridge』ですが、PolarisではなくVegaベースとなることが判明しました。まだVegaの性能は未知数ですが、1SP辺りの性能はPolarisより向上していることが期待されます。

追記
AMDが正式にRaven Ridgeを発表しました。詳細は下記の記事へどうぞ。
【CPU】 AMD、『Raven Ridge』こと『Ryzen Processor with Radeon Vega Graphics』を正式に発表

お次に、6C12T / 4C8TのRYZEN 5シリーズですが、早いもので4月11日(米国日時)に発売とのこと。以下、公開されたRYZEN 5のスライドショーと2017年3月版RYZENプライスリストになります。

CPU


(画像クリックで拡大)
(ソース:http://www.pcgameshardware.de/CPU-Hardware-154106/Specials/Roadmap-CPUs-Prozessoren-Liste-AMD-Intel-1130335/)

こうやって表で見ると2017年以降のラインナップは結構わくわくしますね!注意点は、上記の表は確実なものではありません。予定やら噂やら予想やらを元に作成されているそうです。(例えば、Cannonlakeは2017年末、Raven Ridgeは2017年中と言われておりますが、この表では2018/Q1となっております)

まずはZen、Intelとどこまで戦えるのか。続いてSkylake-X、アーキテクチャがSkylake系になることでシングルコア性能がどれほど伸びるのか。

APUのド本命Raven Ridge、CPUはZenベースでGPUはPolaris世代でさらにHBM搭載と言われております。未知数な部分も多くどうなるかはサッパリですが、噂から単純計算をするとGTX750以上、750Ti以下のGPU性能がワンチップで期待できるかもしれません。

そしてCoffeelake、Intel CPUでメインストリーム初の6コアになると言われており、これを起点に6コア以上標準時代が到来するか!?メインストリームのため、シングルコア性能の高さも期待したいところですね!