ハードウェア全般

Oculusは期間限定でOculus Rift + Touchを5万円で販売開始しました。Oculus Riftは当初送料込みで94,600円でしたが、そのときから比べると大分安くなりましたね。

期間限定と表記されていますが、具体的にいつまでかは不明となっています。詳細は下記のOculus公式ページへどうぞ!

 Oculus Rift
 https://www.oculus.com/rift/

メモリ

EE Timesによると、Micronは2017年7月1日に台湾にある製造工場『Fab 2』の稼動を停止しました。窒素ガス分離装置の事故により、ウェハや装置を汚染していたことが原因とのこと。

EE TimesがMicronに問い合わせたところ 「2017年7月1日の事故後すぐに復旧したため、当社のDRAM事業に大きな影響はありません。窒素が漏れることもなく、社員や環境にも影響はありません」 との回答を得ました。

しかし、DRAMやNANDを専門に扱うDRAMeXchangeによると、完全な復旧には時間が掛かり、DRAM世界生産量は5.5%減少が予想され、それに伴ってDRAM価格の上昇を懸念しています。

ハードウェア全般


(Source:IBM Research Alliance Builds New Transistor ... / It's Official; IBM Launches ...)

<ザックリ意訳>
IBMは業界初の5nmチップの開発に成功したことを発表しました。10nmテクノロジーと比較すると、最大40%の性能向上と75%の省電力を実現し、スマートフォンなどのバッテリーを2~3倍長く使用することができます。


上記内容が海外メディア各所で報じられました。実際に5nm製品が市場に出回るのがいつになるかまでは言及されておらず、普及するのはまだまだ先になるでしょうが、バッテリーの長持ちは非常にありがたいですね!

GPU,ハードウェア全般


(Source:TSMC set to move 7nm to volume production in 2018)

<ザックリ意訳>
TSMCは2018年に7nmプロセスの大量生産を予定しており、2019年にはEUVを利用した7nmプロセスの改良版が量産可能になることを発表した。また、2019年にはモバイルやHPC製品をターゲットにした5nmプロセスのリスク生産も予定していると共同CEOのC.C. Wei氏は述べた。


上記内容がDigiTimesで報じられました。早いものでもう7nmの影が見えてまいりました。

TSMCは2016年1月から 「2017年に7nmの試作、2018年に7nmの生産、2020年には5nmも可能だろう」 と言っていましたが、今回の発表をみるに今のところ順調な感じでしょうか。

ハードウェア全般,メモリ


(Source:TrendForce Estimates Average Contract Price...)

<ザックリ意訳>
TrendForceの一部門であるDRAMeXchangeは、4GB DDR4モジュールの平均契約価格が第1四半期(1~3月)と比較して12.5%上昇し、$24から$27に上昇すると予測している。

MicronとSamsungが20nm以下での生産への移行に障害が発生したため、供給状況は第2四半期(4~6月)も厳しいままであり、PC DRAMの価格は今後3ヶ月間にわたって上昇し続けるだろう。


上記内容がTrendForceのプレスリリースで報じられました。なんでも、Micronは17nm、Samsungは18nmで製造しているものの歩留まりが悪く、不良率が高いそうです。

ハードウェア全般,雑記


(Source:Mad Catz Makes Voluntary Assignment in Bankruptcy under the Bankruptcy and Insolvency Act (Canada))

<ザックリ意訳>
Mad Catz Interactiveは破産法の規定に従って、2017年3月30日付けで破産した。また、取締役および役員全員が同日に辞任を発表した。


上記内容がGlobe Newswireにて報じられました。Mad Catzというと

変形したりミニキーボードを取り付けられたりする変態コントローラなどが印象的でした。

同社からは2017年3月10日にRAT 8などの新製品を国内でも販売開始しましたが、操業はすでに停止していて、今後のサポートがどうなるかについては明らかになっていません。

< Update 1: 国内サポートは継続 >

(Source:https://twitter.com/Attasa/status/848163029145460736)

製品の国内サポートは輸入元の株式会社アタッサが継続するとのこと。

CPU,ハードウェア全般


(Source:http://www.gdm.or.jp/pressrelease/2017/0403/201976)

エクストリームすぎィ! 消費電力は最大230Wとのこと。興味ございましたらメーカー公式ページへどうぞ。日本への発送が可能かどうかはわかりませんが下記サイトで販売もしています。

 Koolance
 VLX-450 Inline 450W Chiller Subassembly

なお、同社からは800Wもの熱量に対応した『EXC-800』というバケモノも販売されています。

消費電力は室温25度で最大450W、室温35度で最大650Wとなり、使用状況によっては毎月の電気代の請求額もエクストリームなことになるかもしれません。

注意点として、どちらの製品も、購入直後や設置場所を移動して揺れが生じた際は、コンプレッサーにオイルを行き渡らせるために丸一日ユニットを直立保管しておく必要があるとのこと。

メモリ


(Source:JEDEC DDR5 & NVDIMM-P Standards Under Development)

<ザックリ意訳>
我々(JEDEC)はDDR5(Double Data Rate 5)のデザインスタンダードが急速に進んでいることを発表します。DDR5の策定は2018年を予定しています。

DDR5はDDR4よりも帯域幅と密度が2倍になり、チャネル効率が向上し、より優れた電力効率で改善された性能を提供します。


上記内容がJEDECから発表されました。さらなる詳細は2017年6月19日(現地時間)にカリフォルニア州で開催されるJEDECのServer Forumイベントと、2017年後半にJEDECのサイト上で公開予定とのこと。

ハードウェア全般



(Source:Rig of the Day - RUSH 1ofONE Coke Esports / Rig of the Day - Fantasea)

好きでもなきゃこんなの作れませんよね! 逆にこれで 「いやー、コーラ(ファンタ)はちょっと苦手っすわー」 なんて言っていたら、なぜ作ったのかと小一時間問い詰めます。

コーラPCは6950XにGTX1080SLI、ファンタPCは6700にGTX970とのこと。コーラPCさん、ガチ構成だった。以下、上記2PCの画像数点になります。

ハードウェア全般



(Source:Asus Tinker Board is designed to trump the Raspberry Pi 3)

ASUSはRaspberry Piチックな1ボードPC『Tinker Board』を発表しました。『Raspberry Pi 3 Model B』よりも高性能であることをアピールしており、スペックの比較表を公開しています。サクッと見てまいりましょう。

雑記

・海外でRadeon Pro Duoが約半額に

(Source:Dual Fiji GPUs and 4 GB HBM Per GPU Now Selling For $799 US)

2016年4月にMSRP $1,499で登場したデュアルFijiのRadeon Pro Duoですが、海外では1年を経たずして$799まで値下がりしているようです。Vegaの話も出てきていますし、仕方ないのかもしれませんがガッツリ下がりましたね。

・立ったまま踏むことも考慮したフットペダルスイッチ『RI-FP1DXG』が販売中

商品説明
●キーボードやマウスに加え、ゲームパッド、マルチメディアキーの一部をペダルに割り当てることができます。
●確かなクリック音が感じられるメカニカルスイッチを採用。
●安定性が高く耐久性のある幅広筐体で、立ったままペダルを踏むのにも適しています。
●設定はフットペダル本体に記憶され、使用時にソフトを起動させたり、常駐させたりする必要はありません。
●装置はパソコンから普通のUSBキーボードのように認識されるため、ドライバのインストール作業は必要ありません。(つまり一度機能を設定したフットペダルは、別のパソコンに接続するだけで使用することが出来ます。)
●本装置を2~3台同時に接続して、違う操作を割り当て使うことも出来ます。

(Source:メカニカル 高機能USBフットペダルスイッチ ゲームパッド・マルチメディア入力対応 [RI-FP1DXG])

よくあるフットペダルスイッチではありますが、メーカー曰く立ったまま踏むことにも適しているとのこと。また、オンボードメモリ内蔵のため、一度付属の割り当てソフトで設定すれば、ソフト不要で他PCでも動作するのが売りとなっております。

CPU,ハードウェア全般


(Source:Taiwan's TSMC to build $16bn advanced chip facility)

<ザックリ意訳>
TSMCは約157億ドルを投じて新工場の建設予定を発表しました。この工場は2022年に稼動を予定しており、5nm / 3nm世代の製造を想定しています。


以前から「2017年に7nmの試作、2018年に7nmの生産、2020年には5nmも可能だろう」と述べているTSMCですが、今回、3nmという数字が登場しました。5nm辺りが限界といわれておりますが、3nmが成功するのかどうか気になりますね!