DirectX12,PCゲーム全般

Ashes of the Singularity(以下、Ashes)のDirectX11/DirectX12のベンチマークはちょいちょい出てきていましたが、がっつり比較したものがやっと出て参りました。ただ、MinFPSの表記はありません。AvgFPSのみになります。

注目する点はCPUボトルネック。DX11ではCPUによってFPSが変動していますが、DX12ではi3 4330~i7 5960Xまで同じFPSという結果が出ています。すごい。

DX11のCPUによる違いはAMD GPUで如実に表れていますが、NVIDIA GPUではあまり差が無く、DX11+AshesではAMD GPUはCPUボトルネックの影響を受けやすいようです。

以下、ベンチマークになります。

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(ソース:SteamOS gaming performs significantly worse than Windows)

その元凶となっているグラフが↑こちら。SHADOW OF MORDORをG3220/RAM8GB/GTX660のUltra設定でやるとSteamOSはAvg14.6FPS、Windows10は34.5FPS。

これだけを見ると大変残念なOSに見えてしまいます。他のゲームや環境ではどうなのかと申しますと、下記の記事をご参照くださいませ。

【ゲーム】 Linux vs Windows のゲームパフォーマンス対決
【ゲーム】 SteamOSとLinuxの逆襲、Windows超えをする場面も

「面倒くせぇ!」という人向けに一言で説明しますと、多くのゲームタイトルでWindowsが勝っていますがSteamOS(Linux)が稀に勝つこともあります。

万人にLinuxをオススメ出来ませんが、特定のゲームをやりこんでいて、そのゲームがLinux有利で1FPSでも多く稼ぎたい、という人には選択肢に入ってくるかもしれません。

しかし、多くのゲームタイトルでWindows有利なのは間違いなく、2015年時点ではまだまだWindowsさんのド安定っぷりは揺るがないでしょう。

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前回のドイツ産GPUベンチマークでは、GTX970or780TiのFHDでMin60FPSを保てていましたが、今回のロシア産ベンチマークではワンランク上がって、Min60FPSを保つにはGTX980が必要という結果が出ています。

これらの差は検証するゲーム場面(の負荷)の違いによるものなのか、プラットフォームの違い(前回は6700K@4.5GHz、今回は5960X@4.6GHz)によるものなのかはわかりません。どちらの可能性が高いかは記事下部に後述しております。

以下、各種ベンチマークになります。

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6700K@4.5GHz環境でのGPUベンチマークが公開されました。最初に結論だけ言いますと、この環境ではGTX970/GTX780TiのFHDでMin60FPSを保てているようです。CPUベンチマークはまだ見つかっておりませんので後ほど。

11/11追記
【ゲーム】 Fallout4の各種ベンチマーク ②を書きました。この記事のベンチマーク結果と若干異なりますので、合わせてご参照いただければと思います。

以下、GPUベンチマークになります。 (画像クリックで拡大)

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↑こうなります。

スコアは↓こんな感じ。


(ソース:Call of Duty Black Ops III видео обзор APU)

4770Kと比べるとAPUはぶっちぎっていますが、ぶっちぎると表現していいのかも躊躇われるくらいにきついっすね…。Min9-18FPS/Avg14-26FPSはさすがに罰ゲームレベル。

iGPUやAPUでこのスコアだと、ミドルやローレンジ帯のdGPUでも低画質設定ならそこそこ悪くないフレームレートが出そうな気がしたので軽く算数してみます。

7870KのFireStrikeのスコアが1574、GTX960が6452、ざっくりと約4倍。7870KのMin18FPSを4倍へと単純計算すれば低画質設定ならGTX960でもMin60FPS以上を保てそうですが…単純計算通りに行く保証はありまてん。

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Call of Duty: Black OpsIIIの各種ベンチマークが公開されました。最初に結論だけ言いますと、FHDの最高設定でMin60FPS以上をシングルカードで保つには980Tiが必要な模様。ヒュー…

CPUに関してはマルチコアの使い方がめちゃめちゃ上手いです。5960Xの16スレッドをほぼ均等に使っており、技術の高さが伺えます。が、逆に、i3ではエラーやブルースクリーンが環境によっては発生し、i5では酷くFPSが落ち込む場面があるそうです。これらの問題は現在修正作業中とのこと。

以下、各種ベンチマークになります。

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推奨環境
OS: Windows7/8.1/10 64bit
CPU: i7-3770 or AMD FX-8350
RAM: 8GB
GPU: GTX760(4G) or GTX970 or R9 280X
HDD: 50GB


さて、どうでしょう。「お、軽いじゃん」って思いましたか。ではUBIさんから絶望の一言をどうぞ。

UBI「The recommended system requirements will target 1080p and 30 FPS」
(訳:推奨システム要件は1080pの30FPSをターゲットにしています)

お分かりいただけただろうか…

しかし、これは8月の発言。あれから3ヶ月、もしかしたら軽くなっているのかもしれません。あるいはそのまま30FPSがターゲットなのかもしれません。同社のレインボーシックスがゲロ軽だったので期待したいところではありますが…はてさて…

11/19追記
PC版アサクリSの各種ベンチマークが公開されました。

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これは熱いシチュエーションですわ…

動画説明欄のロシア語をGoogle翻訳に掛けると「ハードコアストーリーマルチプレイヤーオンラインゲームでジャンルはFPSとTPSとRPGの交差点にあります」といったゲームのようです。日本語でおk。

公式サイトによると、2015年11月24日に詳細が発表される模様。

11/25追記
プレイムービーが公開されました。

Escape From Tarkov公式サイト
http://www.escapefromtarkov.com/

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2560x1600の最高設定だと、システムメモリが12GBでは足りず、使い切ったそうです。また、VRAMも6GB以上消費するため、980Tiでも足りないとか。ヒュー…

システムメモリ16GB+TITAN Xの環境で↓こんな感じ。 (各画像はクリックで拡大)

システムメモリ8GB+980Tiのプレイ環境では、10秒ほどで↓クラッシュするとか。


(ソース:Black Ops III: 12 GB RAM and GTX 980 Ti Not Enough)

さすがにこれは不具合を疑いたいところですがどうなんでしょうね…。いくらなんでも改善パッチが出るとは思いますが、システムメモリ16GB+TITAN X未満で高解像度最高画質プレイを考えている人は、しばらく静観した方が良いかもしれません。

追記

各種ベンチマークが公開されました。

PCゲーム全般

Deus Ex: Mankind Dividedがコンソール版では30FPSとのことで、ゲーム開発のディレクターとファンとの間で以下のようなやりとりがツイッター上でありました。以下、ザックリ意訳。


ファンA:このゲーム、30FPSで固定されるん?

ディレクター:はい、30FPSです。

ファンB:それってPC版も?こんなん買わないわ。
ファンC:失望した。頼むからPC版で30FPSなんてやめてくれ。頼む頼む頼む。
ファンD:はあ?頭おかしいんじゃないの?本気で言ってんの?

ディレクター:いやいやいやいや、30FPSはXboxOneとPS4だけだから!

ソース
https://twitter.com/Jeffachoo/status/660887012325638145
https://twitter.com/Jeffachoo/status/661392991685353472


PC版で(ましてやFPSで)30FPS固定などというイカれた仕様は無いようです。

PCゲーム全般


(ソース:Warner Bros. admits it can't fix Arkham Knight on PC, offers refunds)

WBいわく

「多くのユーザがまだBATMANのPC版に不満を持ち続けていることを非常に残念に思います。我々はゲームの問題を修正するために懸命に働きましたが、それでも問題が残っていることを理解しています。それらは解決することが出来ないかもしれません。あなたがどれだけBATMANをプレイされたかに関係なく、2015年の間は我々は全額返金に応じます

ですって。

期待していた人には大変残念な結果でしょうが、きちんと全額返金に応じる辺りはさすがといいますか、本来なら当たり前の対応。分野を問わず、不良品に対して返品・返金を求めてもゴネたり渋って応じない企業が多い中、今回のWBの判断は良対応と思えてしまいます。

PCゲーム全般,メモリ

OCメモリがどういうときにフレームレートに影響してくるのかは下記の記事をご参照くださいませ。

【ゲーム】 ゲームにおけるOCメモリの効果

んなもんいちいち見てらんねぇ!って人向けに一言で説明しますと、CPUボトルネック時に影響してきます。必要な前知識の説明おしまい。

ということでゲームにおけるDDR3L vs DDR4なんていう素晴らしい検証が海外で出て参りました。検証環境は6700K+Z170+980Tiになります。3Lと4でどれだけフレームレートに影響するのか、サクサクっと表をどうぞ。 (各画像はクリックで拡大)