【GPU】 GeForce RTX 20世代はSLIの革命となるか?

GeForce

VideoCardzの予告どおり、2018年9月14日に各所にてTuringアーキテクチャの基本情報および詳細情報が解禁されました。詳細は下記のページを見ていただくとして、

そのなかでも 「おっ」 と思った部分を1点ピックアップしたいと思います。SLIに関する内容です。


 2枚のグラフィックスカードでマルチGPU構成とするSLIは,TU102コアのRTX 2080 TiとTU104コアのRTX 2080でのみサポートとなり,TU106コアのRTX 2070ではサポートされない。
 また,Turing世代のGPUにおけるSLIは,従来のSLIと互換性がない点も押さえておきたい。今世代で採用するSLIでは,GPUとGPUとを専用インタフェースで相互接続する「NVLink」ベースだ。

(中略)

 従来のSLIは,レンダリング結果として出力されたピクセルデータだけを共有するものだったが,NVLink時代のSLIでは,2基のGPUがまるであたかも1つのGPUのように振る舞って動作できるところに特徴がある。
 たとえばRTX 2080 Tiを2枚差ししたシステムでは,総CUDA Coreが8704基(=4352基×2)に上る1基のGPUとして動作させることができるのだ。なので,これまでのSLIのように「Alternate Frame Rendering」(AFR)や「Split-Frame Rendering」(SFR)のような特別なレンダリングモードでGPUを駆動する必要がない。

 またグラフィックスメモリも共有できるため,RTX 2080 TiのSLI構成であれば,グラフィックスメモリは22GB(=11GB×2)ということになる。それぞれのGPUに接続されているものが共有利用できるので11GB搭載のGeForce RTX 2080 Ti×2枚差しのシステムであれば単一の22GBとして利用できるのだ。

 なお,ここまで「2基のGPU」と書いてきたことから想像できると思うが,NVLinkベースの新世代SLIで対応するグラフィックスカードは2枚までだ。

(Source:4gamer)

これまでのSLIだと、例えばVRAM 8GBのカードを2枚積んでも、各カードのVRAMに同じデータを格納する必要があるため、実質的には1枚あたりの最大容量となる8GBまでしか利用できませんでした。それがついに倍として利用できるようになるとのことです。

その一方で残念な点は2-wayまでのサポート。Pascal世代でも公式には2-wayまでのサポートでしたが、非公式ながらやろうと思えば4-wayも可能でした。今回も非公式で4-wayが可能かどうかはわかりませんが、限界までぶっこみたいエンスージアスト勢にとっては少々寂しい流れとなっています。

2018/9/17追記
今回は物理的に2-wayまでしか無理のようです/(^o^)\